XもnoteもWordPressも全て資産にする方法!非エンジニアでもできるコンテンツ保存術

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さくちょ

さくちょ

あなたがこれまで時間と情熱を注いで作り上げてきたブログ記事やSNSの投稿。

それらが各プラットフォームに散らばったままになっていませんか?

  • 「昔の投稿をバックアップしたいけど、ぜんぶコピペするのは多すぎてムリ…」
  • 「もしサービスが終了したら、僕のコンテンツはどうなっちゃうんだろう…」

そんな不安を感じたことがあるかもしれませんね。

実は僕も、自分のコンテンツがプラットフォームに依存している状態に、ずっとモヤモヤを抱えていました。

デジタルコンテンツを作る上で、これではいけないと。

でも、大丈夫。プログラミングの専門知識がなくても、AIの力を借りて、散らばったコンテンツを自分の手元に「資産」として取り戻す方法があるんです。

この記事では、僕が実践しているプラットフォーム横断的なデータ取得フローを、具体的な4つのステップに分けて解説します。

少し技術的な話も出てきますが、心配はいりません。

「こういう考え方で進めればいいんだな」という全体像を掴んでもらうことを目指しているので、ぜひリラックスして読み進めてみてください。

なぜ今、コンテンツのデータ化が必要なのか?

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本題に入る前に、少しだけ「なぜ、わざわざデータを手元に置く必要があるのか?」という話をさせてください。

答えはシンプルで、プラットフォームへの完全な依存から抜け出すためです。

僕たちは普段、noteやWordPress、X(旧Twitter)といった素晴らしいプラットフォームの上でコンテンツを作っています。

しかし、それはあくまで「土地を借りて家を建てている」ような状態

プラットフォームの仕様変更や、最悪の場合サービス終了といった事態が起これば、僕らが積み上げてきた大切なコンテンツ(=家)は、一瞬で失われるリスクをはらんでいます。

だからこそ、自分のコンテンツは自分で管理できる「資産」として、手元にデータで持っておくことが重要なんです。

知識ゼロでもOK!データ取得4ステップフロー

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「理屈はわかったけど、技術的に難しそうなんですけど…」

そう感じたあなたにこそ、この4ステップのフローを知ってほしいと思います。

この手順なら、プログラミングの知識がなくても、AIをうまく活用して目的を達成できます。

  1. エクスポート機能の確認
  2. コード生成用プロンプトの作成
  3. コードの実行
  4. 結果の確認と修正

一つずつ、見ていきましょう。

ステップ1:エクスポート機能があるか確認する

まずは、あなたが使っているプラットフォームに、投稿データを一括で書き出す「エクスポート機能」があるかを確認します。

「そんな機能、どこにあるの?」と迷ったら、手っ取り早いのはChatGPTのようなAIに質問することです。

  • 「noteの全記事をエクスポートする方法はありますか?」
  • 「WordPressから記事データを一括で書き出す手順を教えてください」

こんなふうに聞けば、大抵の場合は手順や機能の有無を教えてくれます。

主要なSNSやブログサービスなら、ほとんどの場合、何らかのエクスポート機能が用意されているはず。

もはや「調べるよりAIに聞いた方が、圧倒的に早くて正確な情報を教えてくれる」ので、そのプロセスは実際に自分でやってみてください。

ステップ2:AIに「仕様書」を作ってもらう【最重要】

ここが今回のフローで最も重要なポイントです。

エクスポートしたデータは、そのままでは使いにくいデータ形式(JSONなど)になっていることがほとんど。

これを扱いやすいマークダウン形式に変換したいのですが、ここで直接CursorなどAIに「このデータをマークダウンにして!」とお願いするのは、実はあまり良い手ではありません。

そこでおすすめなのが、AIに「変換コードを生成するための仕様書」を先に作ってもらうという、ワンクッションを挟む手法です。

つまり、僕らがやるのは、変換作業そのものをAIに丸投げするのではなく「僕がやりたいことを実現するために、プログラミングができるAIへの的確を仕様書を作って!」とお願いすることなんです。

この一手間をかけるだけで、成功確率が驚くほど高まります。

なぜなら、僕らの曖昧な言葉を、AIが理解しやすい専門的な指示に翻訳してくれるからです。

ふわっと「適当にこんなものを作っておいて!」と雑に指示するより、ちゃんと設計図を作り「こんな機能が実装されるツールを、こういう手順で作ろう!」と認識するほうが、理想に近いものが作れるのは当然ですよね。

ステップ3&4:コードを実行し、結果を修正する

ステップ2で手に入れた「仕様書(プロンプト)」を、CursorやClaude Codeといった実際にコードを生成・実行できるAIに貼り付けて、実行してもらいます。

このプロセスこそ「バイブコーディング」と呼んでいるもので、必ずしも一度でうまくいくとは限りません。

正直なところ、ガチャを引くような運の要素もあります。

一度で理想的な結果が出ることもあれば、何度もエラーが出て止まってしまうことも⋯。

それでもエラーが出たら、そのエラーメッセージをそのままAIに伝えて「こんなエラーでたよ!どうすれば解決できる?」と対話を繰り返しながら、二人三脚で少しずつゴールを目指していく。

このような試行錯誤を繰り返すことで、例えばWordPressからブログ記事をマークダウン形式のデータで一括入手できたり⋯

膨大な数があるTwitterXの投稿でも、一発でマークダウン形式のデータを入手できるツールを作れるようになります。

試行錯誤して自作したツールから得られるデータの喜びこそ、バイブコーディングの醍醐味ですね。

失敗は怖くない!うまくいかない時の対処法

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「対話を繰り返しても、なんだか収拾がつかなくなってきた…」

AIとのやり取りでは、そういう場面も少なくありません。

僕も最初はエラーの連続で、頭を抱えることがよくありました。

もし、ステップ3と4のやり取りが泥沼化してしまったら、迷わずステップ2に立ち戻りましょう。

根本的な原因は、AIへの「指示書」が適切でなかった可能性が高く、1からやり直せばあっという間にゴールにたどり着くことも珍しくありません。

やりたいことを整理し、あらためて別の角度からAIに指示書を作ってもらうことで、あっさり解決することがよくあるのです。

恐れずに、ステップ2と3・4を行ったり来たりしながら、少しずつゴールに近づいていきましょう。

まとめ

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今回は、プログラミング知識ゼロからでも、AIを活用して各種プラットフォームから自分のコンテンツをデータとして取得するための、体系的な4ステップのフローをご紹介しました。

  1. エクスポート機能の確認
  2. AIに「指示書(プロンプト)」を作ってもらう
  3. コードを実行してもらう
  4. 結果を確認し、対話しながら修正する

この流れを理解しておけば、どんなプラットフォームが相手でも、応用が効きます。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、これはプラットフォームへの依存から一歩抜け出し、あなたの貴重なコンテンツを「消えない資産」として管理するための、とても重要なスキルです。

この記事が、あなたが自分のコンテンツと向き合い、その価値を再発見するきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

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