【分身AIでも70点止まり】+30点の人間力がコンテンツの価値を決める時代へ

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さくちょ

さくちょ

分身AIを使ってブログ記事やSNS投稿を作ってみたものの、「うーん、なんだか惜しい…」「思っていたようなクオリティに到達しない…」と感じるかもしれません。

Cursorのような優秀なAIツールが登場し、コンテンツ制作のハードルは劇的に下がりました。

胸をワクワクさせながら分身AIに指示を出したのに、出てきたものを見て少しガッカリしてしまう⋯。

もしあなたがそんな経験をしているなら、それはAIに対する期待値が、ほんの少しだけズレてしまっているのかもしれません。

この記事を読めば、分身AIとの正しい付き合い方が分かり、あなたのコンテンツの質を飛躍的に向上させるヒントが得られます。

分身AIを「単なるツール」から「最高の相棒」へと進化させるための、とても重要な心構えについてお話しします。

AIに"丸投げ"がもたらす深刻な品質低下

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分身AIにコンテンツ作りを任せれば、あとは全自動で質の高いものが出来上がる…!と大いに期待してしまいますよね。

でも、残念ながら現実はそう甘くはありません。

分身AIとは言え、すべてを丸投げしてしまうと、むしろコンテンツの質はどんどん下がっていくという⋯恐ろしいワナがあるんです。

70点の壁を越えられない⋯分身AIの成果物

まず大前提として、僕らが理解しておくべきことがあります。

それは分身AIが100点満点のコンテンツを作ることはない」ということです。

どんなに優れた分身AIでも、あなたの思考や価値観、読者に対する細やかな配慮まで100%汲み取ってくれるわけではありません。

僕の感覚では、分身AIが生成するコンテンツは「よくて70点」。

これが現実的なラインです。

「70点でも十分じゃないか」と思うかもしれませんが、ここに大きな落とし穴があります。

70点 × 70点 = 49点?品質が劣化していくワナ

ビジネスやコンテンツ制作には、いくつかの工程(フェーズ)がありますよね。

例えば、商品を売るなら、

  1. 企画(どんなコンセプトの商品を作るか)
  2. 制作(実際に商品を作る)
  3. 販売(セールスレターやSNSで告知する)

といった流れになります。

もし、この各工程をすべてAIに丸投げしたとしましょう。

分身AIは各工程で「70点の仕事」をするんでしたよね。

  • 企画フェーズで70点の企画書が完成
  • その70点の企画書を元に、制作フェーズで分身AIが仕事をするので、70点 × 70点 = 49点の商品ができあがる
  • 最後に49点のクオリティの商品を売るために、分身AIが70点のセールスレターを書く⋯

すると、49点 × 70点 = 34.3点…。

最終的に、読者の元に届くのはたった34点の商品になってしまうんです。

これだと、まったく意味がありませんよね…。

要するに、分身AIに丸投げすればするほど、品質は雪だるま式に劣化していくということです。

分身AI時代に求められる「人間ならでは」の価値

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では、どうすれば分身AIを使いこなし、質の高いコンテンツを生み出せるのでしょうか。

その答えは、分身AIが作った「70点」に、僕ら人間が「+30点」の価値を加えることにあります。

僕らが目指すのは「分身AI + 30点」の協働モデル

分身AIが出してくれた70点の成果物。

それをそのまま使うのではなく、僕ら自身の手で修正や追記を行い、100点満点の状態に磨き上げてから次の工程に進める。

この心構えが、ものすごく大事になってきます。

  • 分身AIが作った70点の企画書を、自分の目でチェックし、100点にしてから制作へ
  • 分身AIが作った70点の制作物を、コンセプトと照らし合わせ、100点にしてから販売へ
  • 分身AIが作った70点のセールスレターを、読者の心に響く言葉に直し、100点にしてから公開する

こうすることで、理想論ですが、全工程で100点の品質を保つことができます。

この「+30点」の部分こそ、分身AIにはできない「人間ならではの価値」なんです。

鍵を握る「具体と抽象」の往復運動

この「+30点」を加える作業は、まさに僕がいつもお伝えしている「具体と抽象の往復運動」そのものです。

分身AIが生成した記事(具体)を眺めながら、

  • 「この表現は、ブログ全体のコンセプト(抽象)に合っているか?」
  • 「ターゲット読者(抽象)の心に、この言葉は本当に響くだろうか?」

と常に全体像を意識しながら手を入れていく。

分身AIという便利なツールが作ってくれたパーツ(具体)を、僕ら人間が持つ全体設計図(抽象)に沿って正しく組み立て、磨き上げていく。

この視点が欠かせません。

分身AIを最高の相棒にするための心構え

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最後に、分身AIと共に質の高いコンテンツを生み出していくための具体的な心構えを2つお伝えします。

分身AIは「素材」を作るパートナーと捉える

分身AIが作ってくれるものは、あくまで素晴らしい「素材」です。分身

この素材を、読者に本当に「選ばれる」コンテンツにするためには、もう一手間、僕ら自身の手を加えることが重要になります。

分身AIを「全自動の完成品メーカー」ではなく、「優秀な素材を提供してくれるパートナー」と捉えましょう。

この意識だけで、分身AIとの付き合い方は劇的に変わるはずです。

各工程で必ず「人間の判断」を入れる

企画、制作、販売…どんな工程であれ、分身AIに任せっきりにしないこと。

必ず自分の目で成果物を確認し、「これで本当に価値を提供できるか?」と判断するプロセスを挟んでください。

分身AIを使って効率的に土台をつくれる今だからこそ、僕らはコンテンツをさらに魅力的なものにする「人間ならではの視点」や「読者に響く工夫」に、もっと時間を注ぐべきなんです。

まとめ

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今回は、分身AIとの正しい付き合い方と、コンテンツの質を落とさないための重要な心構えについてお話ししました。

  • 分身AIが作るのは「よくて70点」の成果物であると理解する
  • AIに丸投げすると、70点×70点…と品質はどんどん劣化してしまう
  • AIが作った70点に、人間が「+30点」を加えて100点に磨き上げる意識を持つ
  • その「+30点」こそが、AI時代における人間ならではの価値になる

分身AIに丸投げせず、共に作る。

このスタンスを忘れず、分身AIをあなたの「最高の相棒」として、これからも価値あるコンテンツを生み出していきましょう。

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