自分の経験が誰かの力に!先生じゃなくても始められる教育ビジネス


さくちょ
「自分の知識や経験をコンテンツにして販売してみたい!」
そう思ってはいるものの⋯
- 「でも、人に教えられるほどの専門知識なんてないし…」
- 「私なんかが先生だなんて、おこがましい…」
と、一歩を踏み出せずにいる方は少なくないはずです。
「コンテンツ販売は教育ビジネスだ」と聞くと、よけいにハードルが高く感じられますよね。
まるで大学教授のような、博士号レベルの知識がなければいけないような気がしてしまいます。
ですが、もしその「思い込み」が、あなたの可能性にフタをしてしまっているとしたら…?
今回の記事では、コンテンツ販売における「教育」の本当の意味を解き明かし、なぜあなたが今すぐ「先生」になれるのか、その理由を具体的にお伝えしていきます。
この記事を読めば、「教えること」への罪悪感や不安が消え、自信を持ってコンテンツ作りに取り組めるようになるはずです。
コンテンツ販売は「教育」だが、学校とは全くの別物

まず、大前提として頭を切り替えてほしいことがあります。
僕らがこれからやろうとしているコンテンツビジネスにおける「教育」は、あなたが経験してきた小学校や中学校、あるいは大学のような義務教育や学校教育とは全くの別物だということです。
僕らが抱く「教育」の堅苦しいイメージ
「教育」と聞くと、どうしても教壇に立つ先生や、白衣を着た研究者のような、揺るぎない権威を持つ人物をイメージしてしまいますよね。
- 専門分野を極めている
- どんな質問にも完璧に答えられる
- 生徒よりも圧倒的に知識が上
こうしたイメージが、「自分には教える資格なんてない⋯」という考えに繋がってしまいます。
確かに、学校の先生になるには教員免許が必要ですし、大学教授になるには博士号が求められます。
しかし、僕らが目指すのはそこではありません。
ビジネスにおける「教育」とは、もっとシンプルで、もっと身近なものなんです。
なぜ「博士レベルの知識」は必要ないのか?

「とはいえ、やっぱり完璧にインプットしてからじゃないと不安…」
そう思うあなたの気持ちは、痛いほどよく分かります。
ですが、断言します。
完璧なインプットを目指した瞬間、あなたのコンテンツは永遠に完成しません。
これは脅しでも何でもなく、構造的な事実なんです。
どんな専門書も「引用」でできている
例えば一度、あなたの本棚にある専門書やビジネス書の巻末を見てみてください。
そこには必ず「参考文献」や「引用文献」のリストがあるはずです。
これは何を意味しているかというと、どんなに著名な著者が書いた本でさえ、ゼロから生み出された完全なオリジナルではない、ということです。
みんな、過去の偉人や研究者が残した知識を引用し、そこに「自分フィルター」を通して得た解釈や経験談を加えてアウトプットしているに過ぎないんですね。
その本が引用した本も、さらに過去の本を引用している…。
この連鎖を辿っていくと、永遠にインプットが終わらないことは、すぐに理解できると思います。
アインシュタインを目指すと何も始まらない
もし「完璧な知識」を追い求めるなら、極論、アインシュタインが相対性理論を構築したようなレベルに到達しないと、何も発信できないことになってしまいます。
そんなことをしていたら、一生かかってもコンテンツなんて作れませんよね。
僕らが目指すべきは、誰も到達したことのない真理の発見ではなく、すでにある知識を、必要としている人に分かりやすく届けることなんです。
あなたの価値は、知識の量そのものではなく、あなたという「自分フィルター」を通すことで生まれる独自の切り口や言い回しに宿ります。
あなたが「先生」になるべき、たった一人の相手

では、一体「誰に」教えればいいのでしょうか?
博士になる必要がないのなら、ターゲットは誰なのか。
答えはシンプルです。
あなたが探すべきなのは、「ほんの少し前のあなた=過去の自分」です。
探すべきは「一歩後ろ」にいる人
僕らがやるべきコンテンツビジネスとは、「自分より知識の浅い人を探して、出会っていくビジネス」だと考えてみてください。
なにも、何十歩も何百歩も後ろにいる人を見つける必要はありません。
たった一歩、二歩うしろにいる人でいいんです。
例えば、あなたが1年かけてブログで月1万円を稼げるようになったとします。
その経験は、まだブログを開設したばかりで右も左も分からない人にとっては、喉から手が出るほど欲しい情報ですよね。
あなたが「こんなの当たり前だよ」と感じている知識や、乗り越えてきた小さな失敗談の一つひとつが、一歩後ろにいる人にとっては、道筋を照らす貴重な光になるんです。
あなたの経験は、誰かの「近道」になる
特に、会社員経験が長かったり、人生経験が豊富だったりする方ほど、このビジネスにおけるポテンシャルは計り知れません。
- 専門知識のないお客様に、難しい内容を分かりやすく説明した経験
- 後輩を指導して、一人前に育て上げた経験
こうした経験の中で、あなたは無意識に「具体と抽象」の世界を行き来し、相手のレベルに合わせて情報を伝えるトレーニングを積んできたはずです。
あなたがこれまで深く関わってきた仕事、趣味、人生の悩み。
そのすべてが、後から同じ道を歩もうとしている人たちへの「道しるべ」となり、彼らの時間をショートカットさせる価値を提供できます。
これは決して「上から目線」のビジネスではなく、むしろあなたが歩んできた道のりを共有することで、後進を助ける社会貢献活動に近いと、僕は考えています。
まとめ

今回は、コンテンツ販売で多くの人がつまずく「教えることへの抵抗感」について、その正体と乗り越え方をお話ししました。
- コンテンツ販売の「教育」は学校教育とは全くの別物
- 完璧なインプットは不可能。どんな専門家も過去の知見を「自分フィルター」で伝えている
- 教える相手は、博士ではなく「一歩後ろにいる人」でいい
- あなたの経験そのものが、誰かの道を照らす価値あるコンテンツになる
「私なんかが教えるなんて…」という考えは、もう今日で終わりにしましょう。
あなたには、あなたの経験を必要としている人が必ずいます。
まずは、あなたがこれまでどんなことに時間を使い、どんな壁を乗り越えてきたのか、一度じっくりと棚卸ししてみてください。
そこに、あなたの最初のコンテンツの種が眠っているはずです。