コンテンツの発信テーマが決まらない?「好き・得意・価値観」で見つける方法

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さくちょ

さくちょ

「さあ、コンテンツを作ろう!」と思っても、

  • 「…で、結局、何を発信すればいいんだろう?」
  • 「自分には人に語れるような特別な経験なんてないし…」

と、手が止まってしまうことはありませんか?

多くの人がこの「テーマ決め」の段階でつまずいてしまいます。

そして、とりあえず「稼げそうだから」という理由だけでジャンルを選んでしまい、後々苦しくなってしまうケースを、僕はたくさん見てきました。

コンテンツ作りは、短期的なお小遣い稼ぎではありません。

あなたの貴重な時間と情熱を注ぎ込む、長期的な資産構築です。

だからこそ、最初に決めるテーマはめちゃくちゃ重要。

もしあなたが今、発信するテーマに迷い、もやもやしているのであれば、この記事はきっと役に立つはずです。

今回は、目先の収益に惑わされず、あなたが心から情熱を注げる「自分だけのテーマ」を見つけるための、3つの視点についてお話しします。

コンテンツテーマを決めるたった3つの視点

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結論から言うと、あなたが本当に情熱を持って長く続けられるテーマは、次の3つの円が重なる領域に存在します。

  • 好き
  • 得意
  • 価値観

「なんだ、よくある自己分析か…」と思ったかもしれませんね。

でも、多くの人がこれらの言葉の本当の意味を誤解したままテーマを選び、結果として「なんか違う…」という壁にぶつかってしまうんです。

重要なのは、この3つが「重なる領域」を見つけること。

どれか一つでも欠けていると、コンテンツ作りは途端に苦しいものになります。

お金のためだけに続けても、やがてやる気は失われ、売上も細くなっていく…。それでは、一度きりしかない人生、あまりにもったいないですよね。

この記事では、それぞれの視点を深掘りし、なぜ多くの人がテーマ選びで失敗してしまうのか、その具体的な落とし穴と対策を解説していきます。

なぜ多くの人はテーマ選びで失敗するのか?

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多くの人が陥りがちな失敗パターンは、主に3つあります。

あなたも、もしかしたら無意識にこの罠にハマっているかもしれません。

表面的な「好き」の落とし穴

まず一つ目の落とし穴は、表面的な「好き」だけでテーマを選んでしまうことです。

例えば、「バイクが好き」「旅行が好き」といったレベルの「好き」。

これ自体は素晴らしいことですが、コンテンツのテーマにするには少し弱いかもしれません。

なぜなら、その程度の「好き」は、ある程度コンテンツを作り続けると飽きてしまう可能性が高いからです。

これは本当に多くの人が陥りがちなんですね。

ここで言う「好き」とは、あなたが時間を忘れるほど没頭できる、「情熱を持てるほど好きなこと」を指します。

困難があっても、それを乗り越えることすら楽しめる。そんなレベルの「好き」を見つけることが大切です。

後天的スキルへの依存が招く袋小路

二つ目の失敗は、「得意なこと」を「後天的に身につけたスキル」と勘違いしてしまうことです。

例えば、「動画編集ができる」「英語が話せる」といったスキルをテーマの軸にしてしまうケース。

もちろんスキルは強力な武器になりますが、それだけに依存すると、「英語」や「動画編集」というジャンルに縛られ、選択肢が極端にせまくなってしまいます。

その結果、発想が広がらず、思考錯誤の過程ですごく苦労してしまうんですね。

僕がここで言う「得意」とは、後から学んだスキルではなく、「生まれながらもつ才能」のことです。

例えば、「人の気持ちを考えるのが得意」「物事を体系的に整理するのが得意」といった、あなたが自然とできてしまうこと。

これは、僕がよく話す「具体と抽象の往復運動」にも似ています。

スキルという「具体」にばかり目を向けていると、あなた自身の才能という「抽象」的な強みを見失い、結果的に視野が狭くなってしまうんです。

「稼げるから」という動機の限界

そして最後の、最も多くの人がハマる落とし穴が、「お金のため」だけでテーマを選んでしまうことです。

  • 「家族を養うために⋯」
  • 「会社を辞めたいから⋯」

その気持ちは痛いほど分かりますが、お金だけを目的にコンテンツを作っていると、最初は良くても、だんだんともやもやして「何かが違う…」と感じるようになります。

僕はこれまで、そうやって心を病んでしまう人を本当に多く見てきました。

それは、あなた自身の価値観が置き去りにされているからです。結果的にやる気がなくなって続かなくなり、貴重な時間を失ってしまう。一度きりしかない人生で、これはかなりのタイムロスです。

「あなただけ」のテーマを見つける方法

では、どうすれば失敗を避け、「あなただけのテーマ」を見つけられるのでしょうか。先ほど紹介した3つの視点を、もう一度深く見つめ直してみましょう。

ここからは、具体的なアクションに落とし込んで解説しますね。

① 「好き」を「情熱」レベルまで深掘りする

まずは、あなたの「好き」をリストアップしてみてください。そして、その一つひとつに自問自答してみましょう。

  • それをしている時、時間を忘れるほど夢中になれるか?
  • お金をもらえなくても、やりたいと思えるか?
  • そのテーマについて、何時間でも語れるか?

表面的な興味ではなく、あなたの心の底から湧き上がる「情熱」を見つけることが、継続的なコンテンツ作りの原動力になります。

② 「得意」を「生来の才能」として再定義する

次に、後天的なスキルはいったん横に置いて、あなたが「生まれながらに持っている才能」を探してみましょう。

  • 昔から「〇〇するの、うまいよね」と人から褒められたことは?
  • 特に努力しなくても、なぜか自然にできてしまうことは?
  • 人の悩みを察したり、複雑なことを分かりやすく説明したりするのは得意ですか?

こうした「生来の才能」こそが、あなただけのユニークな切り口を生み出す源泉です。

この才能と後天的なスキルを掛け合わせたとき、選択肢は大幅に広がり、他の誰にも真似できない価値を提供できるようになります。

③ 「価値観」を言語化する

最後に、あなたの「価値観」を明確にします。これは、「あなたが誰に、どんな価値を届け、どうなってほしいか」という問いです。

  • あなたが助けたい、応援したいのはどんな人ですか?
  • その人に、どんな未来を体験してほしいですか?
  • お金以外に、あなたがコンテンツ作りから得たいものは何ですか?

この「価値観」が明確になることで、あなたの発信に一本の芯が通ります。

読者はその芯に共感し、あなたのファンになってくれるのです。

まとめ

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今回は、コンテンツのテーマを決めるために必要な「好き・得意・価値観」という3つの視点についてお話ししました。

  • 好き: 情熱を持てるほど好きなこと
  • 得意: スキルではなく、生まれながらの才能
  • 価値観: 誰に、どんな未来を届けたいか

この3つの円が重なる領域こそが、あなたが本当に情熱を注ぎ、長く続けられる「あなただけのテーマ」です。

目先の「稼げるかどうか」だけで判断すると、必ずどこかで行き詰まります。

それは、あなたという人間が持つ本来の輝きを無視しているからです。

少し遠回りに感じるかもしれませんが、この自己分析こそが、持続可能で、かつ人々から愛されるコンテンツビジネスを築くための最短ルートです。

一度きりの人生、もやもやしたまま時間を無駄にするのは本当にもったいない。

ぜひ、この3つの視点を道しるべに、あなただけの航路を見つけてください。

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