ついクリックしてしまう!noteで読まれるタイトルの作り方【6原則】

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さくちょ

さくちょ

渾身の力作コンテンツを公開したのに、なぜか全然読まれない…。

そんな経験はありませんか?

もしかしたら、その原因はコンテンツの中身ではなく、「タイトル」にあるのかもしれません。

特にnoteのようなプラットフォームでは、読者は面白いコンテンツを求めて回遊しています。

そこで、いかにもGoogle検索で出てくるような「記事感」のあるタイトルをつけてしまうと、「ハイハイ、またこれね…」とスルーされてしまう可能性が高いのです。

僕らが目指すべきは、「なんだか分からないけど、気になってついクリックしちゃった」という状態を作り出すこと。

今回の記事では、読者の目を引き、思わずクリックさせてしまうタイトルの作り方を、6つの要素と豊富な具体例を交えながら徹底解説していきます。

なぜ「記事感のあるタイトル」はクリックされないのか?

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まず大前提として理解しておきたいのが、SEOを意識した「記事感」のあるタイトルは、時として逆効果になるということです。

例えば、

「AIを活用した英語の勉強法を徹底解説」

といったタイトル。

これは、Googleで「英語+勉強法 AI」と検索するユーザーにとっては非常に分かりやすいタイトルです。

しかし、SNSのタイムラインやnoteのトップページでこのタイトルが流れてきても、「面白そうだな」と目に止まることは少ないでしょう。

僕らは毎日、無数の情報に晒されています。

その中で興味を引くのは、いかにも「お勉強」な記事ではなく、もっと感情的で、個人的で、心を揺さぶられるようなコンテンツです。

検索エンジンに最適化されたロジカルなタイトルではなく、人の心にフックをかけるようなタイトル。

この違いを意識することが、コンテンツを開いてもらうための最初の大きな一歩になります。

読者の心を掴む!クリックされるタイトルの6要素

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では、具体的にどうすれば「ついクリックしちゃう」タイトルが作れるのでしょうか?

僕が意識しているのは、以下の6つの要素です。

これらの要素を単体で使ったり、複合的に組み合わせたりすることで、タイトルの魅力は格段にアップします。一つずつ見ていきましょう。

① ベネフィット(読者が得られる未来)

読者がそのコンテンツを読むことで、どんな素晴らしい未来や結果(ベネフィット)を得られるのかを具体的に示す方法です。

【例】

  • 40代主婦、資産1.5億円を達成した方法
  • やらないことを決めたら、なぜか成果が倍になった話

特に「40代主婦、資産1.5億円」はかなりのパワーワードですよね。

読者は「自分もそうなれるかも」という期待感を抱き、思わず中身を確認したくなります。

② 2項対立(ギャップで惹きつける)

AとBという対立する概念を並べることで、読者に「え、どういうこと?」という興味を抱かせるテクニックです。

【例】

  • 「書く」のをやめたら、文章が上手くなった
  • 努力は報われない。でも、夢は叶う。

常識とは逆の組み合わせを提示することで、強いフックが生まれます。

③ 意外性(常識を裏切る)

読者が持っているであろう常識や固定観念を、気持ちよく裏切る切り口です。

【例】

  • 実は、ほとんどの成功者に才能はない
  • このアプリ、便利すぎて使わない方がいいかもしれない

「この表現は斬新だ!」と読者に思わせることができれば、自然と続きを読みたい気分にさせてくれます。

④ ストーリー(物語で感情を揺さぶる)

タイトルだけで一つの物語を感じさせる手法です。特に「落として、上げる」という構成は、人の感情を強く揺さぶります。

【例】

  • 英語が話せずクビ寸前。そこから1年後、外資から年収3倍のオファーが来た

この例では、「クビ寸前」というどん底に1回落としてから、「年収3倍」というサクセスストーリーを提示していますよね。

この感情の起伏(ストーリー性)が、読者の心を掴むのです。

⑤ 数字(具体性で信頼度UP)

具体的な数字を入れることで、タイトルに具体性と信頼性を持たせることができます。

【例】

  • 僕がブログ収益を3ヶ月で10倍にした全手順
  • たった1つの質問で、相手の本音を9割引き出す技術

「たくさん稼いだ」よりも「10倍にした」の方が、イメージが湧きやすく、インパクトも強くなります。

⑥ 感情(共感を呼ぶ)

喜怒哀楽といった感情をストレートに表現するのも効果的です。

【例】

  • 会社を辞めた日、悔し涙が止まらなかった
  • 副業で月5万稼げた!人生が変わるかと思った、あの日の喜び

感情的な言葉は、読者の共感を呼び、自分ごととしてコンテンツを捉えてもらうきっかけになります。

タイトル作成で意識したい2つの「型」

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6つの要素を理解した上で、さらに意識したいのが「型」です。

ここで言う「型」とは、ガチガチのテンプレートのことではありません。

過去記事でも触れましたが、あまりにも型通りだと、やっぱり既視感が出てしまいますからね。

ここで紹介するのは、プラットフォームの特性を活かし、6つの要素を最大限に輝かせるための「土台」となる考え方です。

① 最適な文字数は「15〜25文字」

タイトルの最適な文字数は、15〜25文字程度です。

これは僕の感覚的な話ではなく、noteの編集部が公式に発信している情報です。

引用:noteヘルプセンター>タイトルのポイント

X(旧Twitter)でコンテンツがシェアされた際に、この文字数であればタイトルが途切れることなく、しっかりと表示されるとされています。

これはnoteに限りません。他のプラットフォームでも、SNSで魅力的にアピールするためには、タイトルが途切れず表示されることは非常に重要です。

もちろん一概には言えず、時には短い方がインパクトがある場合もありますが、まずはこの「15〜25文字」を基準にタイトルを組み立ててみましょう。

② 6つの要素を柔軟に組み合わせる

先ほど紹介した6つの要素は、レゴブロックのようなものだと考えてください。

一つだけ使ってもいいですし、いくつか組み合わせて、あなただけのオリジナルなタイトルを作ることもできます。

例えば、

「英語が話せずクビ寸前だった僕が、たった1年で外資から年収3倍のオファーをもらった話」

このタイトルには、

  • ストーリー(クビ寸前 → 年収3倍)
  • 数字(1年、3倍)
  • ベネフィット(年収UP)

といった複数の要素が複合的に組み込まれています。

6つの要素という「具体」をどう組み合わせれば、読者の心を動かす魅力的なタイトルになるか。

この思考の往復運動こそが、質の高いタイトルを生み出すトレーニングになるんです。

まとめ

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今回は、無料コンテンツを開いてもらうための「タイトルの作り方」について、具体的な要素とテクニックを解説しました。

  • 「記事感」のあるタイトルは避け、「ついクリックしちゃう」を狙う
  • 読者の心を掴むには6つの要素(ベネフィット、2項対立、意外性、ストーリー、数字、感情)を意識する
  • 最適な文字数は「15〜25文字」が目安
  • 6つの要素を柔軟に組み合わせて、オリジナルのタイトルを作る

いきなり全てを完璧にこなす必要はありません。

まずはあなたの次のコンテンツで、今日紹介した6つの要素の中から1つでもいいので、意識してタイトルに取り入れてみてください。

タイトル作りは、読者との最初のコミュニケーションです。

試行錯誤を繰り返しながら、ぜひ、あなただけの「勝てるタイトル」の型を見つけていってくださいね。

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