コンセプト×アフィリエイトで成功する実践ガイド(初心者向け完全版)


さくちょ
「好き・得意・価値観」この3つが重なる領域を見つける。
情報発信で成果を出すためには、この自分だけのユニークなポジションを見つけることが何よりも重要だと、僕はずっとお伝えしてきました。
あなたも時間をかけて自己分析し、「これだ!」と思えるテーマの輪郭が見えてきた頃かもしれませんね。
でも、同時にこんな不安も感じていませんか?
- 「このテーマ、本当に収益に繋がるのかな…?」
- 「情熱はあるけど、市場のニーズがなかったらどうしよう…」
その気持ち、すごくよく分かります。
自分の中から湧き出る情熱(インサイドアウト)を大切にしたい。でも、ビジネスとして成立させるには、市場の需要(マーケットイン)も無視できない。
このバランスって本当に難しいですよね。
そこで今回は、あなたが見つけた「3つの重なる領域」という自分軸を絶対にブラさずに、収益性をグッと高めるための具体的な「補足戦略」を3つご紹介します。
この記事を読めば、あなたの情熱と市場のニーズを繋ぎ合わせ、自信を持ってコンテンツ作りに取り組むための、現実的な次の一歩が見えてくるはずです。
大前提:インサイドアウト戦略は揺るがない

まず、いちばん大切な前提からお話させてください。
僕が推奨する「好き・得意・価値観」を軸にするインサイドアウト戦略は、コンテンツ作りにおける絶対的な土台です。
なぜなら、収益だけを追い求めてマーケットインの発想に偏ると、
「本当は興味ないけど、儲かるらしいから…」
という動機で発信を始めることになり、いずれ必ず息切れしてしまうから。

ありきたりな言葉が並び、「ハイハイ、またこれね…」と読者に見抜かれてしまうような、中身のないコンテンツにもなりがちです。
だからこそ、あなたの中から湧き出る情熱や価値観は、何よりも尊重してください。
ただ、その大切な軸を「どうすれば収益化に繋げられるか?」と考えたとき、市場のニーズと照らし合わせるプロセスは、どうしても避けられません。
今回お伝えするのは、自分を曲げて市場に合わせる戦略ではなく、あなたという土台の上に、市場という要素を「補足的に」取り入れて収益性を高めるための、現実的な戦略だと理解してくださいね。
収益性を確認する3つの具体的な方法

それでは、あなたが見つけたテーマの収益性を確認するための、具体的な3つの補足戦略を見ていきましょう。
これらの戦略は、あくまで自分軸を補強するためのもの。
一つでも当てはまれば自信に繋がりますし、もし該当しなくても、そのジャンルを諦める必要は全くないので安心してください。
1. Googleトレンドで市場の波を読む
一つ目は、Googleトレンドを使って市場の動向をチェックする方法です。
あなたのテーマに関連するキーワードが、世の中でどれくらい検索されているのか、その需要の「波」を視覚的に確認できます。
- 需要は右肩上がりに伸びているか?
- それとも、徐々に下がってきているか?
- 特定の季節にだけ需要が高まるキーワードか?
こうした大きな流れを掴んでおくだけで、長期的な戦略が立てやすくなります。
需要が伸びている市場なら追い風に乗れますし、もし下降気味でも「ニッチなファンを狙おう」といった別の戦い方が見えてきます。
2. 月間検索数で需要の大きさを測る
二つ目は、キーワードの「月間検索数」を調べて、より具体的な需要の規模感を把握する方法です。
ラッコキーワードのようなツールを使えば、関連キーワードと一緒に月間の検索ボリュームを調べられます。
ここで見るべきポイントは2つ。
- 主要キーワードにある程度の検索数があるか
- 関連キーワード(お悩み系キーワード)が豊富にあるか
検索数がゼロだと、さすがに需要がない可能性が高いです。
一方で、関連キーワードがたくさん見つかれば、それだけ多くの人が様々な悩みを抱えている証拠。
あなたが作るコンテンツで解決できる問題がたくさんある、ということになります。
3. HARMの法則で悩みの深さを探る
そして三つ目は、少し概念的な話になりますが、「HARMの法則」と掛け合わせてみることです。
HARMとは、多くの人が抱える根源的な4つの悩みの頭文字を取ったもの。
- Health(健康・美容)
- Ambition(野心・目標達成・キャリア)
- Relation(人間関係・恋愛・結婚)
- Money(お金)
あなたが見つけたテーマが、このHARMのいずれかの悩みを解決することに繋がっているか?を考えてみてください。
例えば、「ミニマリズム」というテーマでも、
- モノを減らしてストレスフリーに(Health)
- 無駄な出費をなくして貯金を増やす(Money)
- 家族との関係性を見直すきっかけに(Relation)
というように、様々な悩みに接続できますよね。
悩みが深いほど、読者は解決策を強く求めるため、コンテンツの価値も高まり、収益化に繋がりやすくなります。
大切なのは「一発で当てにいかない」心構え

ここまで3つの補足戦略をお伝えしてきましたが、最後に最も重要なマインドセットについてお話します。
それは、「一発で完璧なジャンルを引き当てようとしない」ということです。
「これかな?」という仮説検証を繰り返す
「好き・得意・価値観」が重なる領域って、実は一つだけとは限りません。可能性としては、複数あるケースがほとんどなんです。
だから、「これだ!」と思って発信を始めても「あれ、思ったより反応がないな…」と感じることは、ごく自然なこと。
これはブログに限らず、SNSやYouTubeなど、あらゆる媒体で同じです。
大切なのは、そこで諦めないこと。
最初の挑戦は、壮大な仮説検証の第一歩に過ぎません。
軸を「ちょっとずらす」という発想
3つの戦略で調べてみて反応が薄かったとしても、その参入ジャンル自体を諦めて欲しくないんです。
僕がサラリーマン時代に設計の仕事をしていた時、「具体」と「抽象」の世界を行ったり来たりすることの重要性を叩き込まれました。
細かい部分(具体)にばかり目を向けていると、全体の構造(抽象)を見失って、致命的なミスを犯してしまうからです。
コンテンツ作りもまったく同じ。
特定のキーワード(具体)で反応がなくても、あなたの「好き・得意・価値観」というコンセプト(抽象)が間違っているわけではありません。
そんなときは、軸を「ちょっとずらす」という発想を持ってみてください。

同じ領域の中でも、切り口を変えたり、ターゲットを少し変えたりすることで、まったく違う反応が得られることがあります。
「これかな、いや違った。じゃあ、こっちの切り口はどうだろう?」

この試行錯誤のプロセスこそが、あなただけの「勝てるポジション」を見つけ出すための、唯一の道筋なんです。
まとめ

今回は、あなたが見つけた大切な「自分軸」を守りながら、収益性を高めるための3つの補足戦略についてお話しました。
- 大前提として、インサイドアウト戦略(好き・得意・価値観)は絶対にブラさない
- その上で、3つの補足戦略で市場ニーズを確認する
- Googleトレンドで市場の波を読む
- 月間検索数で需要の大きさを測る
- HARMの法則で悩みの深さを探る
- 一発で当てようとせず、「軸をずらす」発想で試行錯誤を繰り返す
収益化への道は、一直線ではありません。
ときには不安になったり、遠回りに感じたりすることもあると思います。
でも、あなたの中から湧き出る情熱と、あなただけのユニークな価値観は、他の誰にも真似できない最強の武器です。
今回ご紹介した戦略を参考に、ぜひあなただけの「勝ち筋」を探る旅を楽しんでみてください。諦めずに探り続ければ、必ず道は開けます。