【ブログコンセプトの作り方】本音が最強の武器になる理由とは?

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さくちょ

さくちょ

ブログの方向性を決めようと思ったとき、多くの人が「コンセプト」という言葉にぶつかると思います。

そして、いざ作ろうとすると⋯

「30代男性会社員が、平日1時間の作業で月5万円稼ぐ資産形成プラン」

みたいに、どこかで聞いたことのあるような、ちょっと硬い表現になってしまいがち。

あなたも、

  • 「もっと自分らしい言葉で表現したいのに、なんだかありきたりな言葉しか出てこない…」
  • 「こんな自分勝手な願望をコンセプトにしていいんだろうか…?」

と悩んでいませんか?

ありきたりで綺麗な言葉を並べたコンセプトは、読者の心に響きません。

ありふれた表現は「ハイハイ、またこれね…」と読み飛ばされてしまうのがオチです。

この記事では、そんなお悩みを解決するために、読者の心に深く突き刺さる「あなただけのコンセプト」の作り方を解説します。

世間体なんて気にせず、もっと自分らしく、尖ったコンセプトで読者の心を掴んでいきましょう。

そもそもブログの「コンセプト」とは?

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まず「コンセプト」という言葉の定義からハッキリさせておきましょう。

僕が考えるブログのコンセプトとは、「絶望的な今にいるターゲットを、理想的な未来へ連れていくための道筋」のことです。

言い換えるなら、ブログ全体の「背骨」となる考え方ですね。

このコンセプトがしっかり定まっていないと、個々の記事は良くても、ブログ全体として「結局、何が言いたいのか分からない」状態になってしまいます。

これは僕がサラリーマン時代に経験した、設計の仕事とよく似ています。

細かい部品(具体)の設計にばかり集中して、全体の完成形(抽象)を見失うと、「これ、現場で組み立てられないじゃん…」なんて致命的なミスが起こるんです。

ブログもまったく同じ。

一つひとつの記事(具体)に魂を込めるのはもちろん大事ですが、それらを貫くコンセプト(抽象)がなければ、読者には届かず、ただの自己満足で終わってしまいます。

だからこそ、最初に「誰を、どこへ、どうやって連れていくのか」という道筋を、あなた自身の言葉で定義することが、めちゃくちゃ重要になるわけです。

よくある「綺麗なコンセプト」の問題点

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コンセプトが大事なのは分かった。じゃあ、どんなコンセプトが良いのか?

ここで多くの人が作ってしまうのが、次のような「硬くて綺麗なコンセプト」です。

  • 副業: 「平日1日1時間の作業で確実に成果を出す資産形成プラン」
  • 夫婦関係: 「1日5分の会話術で夫婦のすれ違いを解消するメソッド」
  • キャリア: 「AIを味方につけ、仕事効率化と評価アップを同時に実現」
  • メンタル: 「ストレスを解消しエネルギッシュな毎日を送る」

もちろん、これらのコンセプトが間違いというわけではありません。

ただ、正直どうでしょう…?どこかで聞いたような言葉ばかりで、あまり心が動かされないのではないでしょうか。

型にはまったセールスライティングがうさんくさく聞こえるのと同じで、あまりに綺麗にまとまりすぎていると、かえって人間味がなくなり、読者との間に距離ができてしまうんです⋯。

これでは、無数にある他のブログの中に埋もれてしまい、あなたのブログをわざわざ選んで読んでもらう理由にはなりません。

“自分勝手な本音”が最強のコンセプトになる

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では、どうすれば読者の心に響くコンセプトが作れるのか。

答えはシンプル。「自分勝手な、ありのままの想いを表現すること」です。

先ほどの硬いコンセプトを、もっと自分本位な、ワガママな言葉に変換してみましょう。

  • 恋愛: 総合的にハイスペックな男性と結婚して、世界で一番幸せになりたい
  • 美容: 20代の自分よりプルプルの肌を手に入れて、もう一度チヤホヤされたい
  • 生き方: 無駄なモノと考え方を捨てて、頭すっきりシンプルな毎日を過ごしたい
  • 趣味: 毎日大好きな漫画やアニメを観て、腹の底から思いっきり笑いたい

どうでしょうか。さっきの硬いコンセプトより、よっぽど人間味があって、どんな人が書いているのか顔が見えてきませんか?

なぜ「自分勝手」な方が響くのか?

「こんな私欲丸出しでいいの…?」と不安になるかもしれませんね。でも、それでいいんです。

なぜなら、あなたの正直で赤裸々な願望は、同じような想いを抱えている読者の心に深く突き刺さるからです。

世間一般的には「ちょっと変かな?」と思われるような尖った言葉でも、そこに強く共感してくれる人は必ず存在します。

むしろ、そのくらいまで尖らせた方が、ありきたりな言葉にうんざりしている読者にとっては「この人は分かってくれる!」という強い共感に繋がり、結果としてあなたのファンになってくれる可能性が高まるのです。

「過去の自分」に語りかけるように作ろう

コンセプト作りに迷ったら、「過去の自分が、喉から手が出るほど読みたがるブログは何か?」を考えてみてください。

ターゲット設定とは、つまり「過去の自分」を設定することです。

悩みの渦中にいたあの頃の自分が、あなたのブログを見てどう思うか?

「そうそう!それが言いたかったんだよ!」と喜んでくれるか?

この視点を持つだけで、世間体を気にした綺麗事ではなく、本当に価値のある、生きた言葉が出てくるはずです。

あなたの個人的な、自分勝手な想いをそのままコンセプトにぶつけてみてください。

まとめ

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今回は、読者の心に突き刺さるブログコンセプトの作り方について解説しました。

  • ブログコンセプトとは「ターゲットを理想の未来へ導く道筋」のこと
  • 「〜メソッド」「〜プラン」のような硬い言葉は響きにくい
  • 「自分勝手」で「尖った」本音こそが、読者の強い共感を呼ぶ
  • 迷ったら「過去の自分」が喜ぶコンセプトになっているかを考える

ブログのコンセプト作りは、抽象的な作業なので難しく感じるかもしれません。

ですが、ここがブレてしまうと、どんなに良い記事を書いても読者には届きません。

逆に、あなただけの尖ったコンセプトさえ決まれば、それはブログ全体を照らす灯台の光となり、どんな情報をどんな順番で語るべきか、自然と見えてくるようになります。

世間体なんて気にしなくて良いんですよ。

あなたの「ワガママ」や「私欲」を、ぜひ正直な言葉で表現してみてください。その本気の想いこそが、未来の読者を惹きつける最強の武器になるのですから。

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