ブログ初心者が絶対に知っておきたい!“分析より大切なこと”とデータ蓄積の考え方


さくちょ
ブログ運営について調べると、必ずと言っていいほど「データ分析が重要」という言葉を目にしますよね。
- 「Googleアナリティクスを使いこなそう」
- 「サーチコンソールでクリック率を改善!」
そんな情報を見るたびに、「なんだか難しそう…」とか「専門家じゃないと無理なんじゃないか…」と、ちょっと尻込みしてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
論から言うと、ブログで月10万〜20万円ほどを目指す段階であれば、本格的なデータ分析は後回しでまったく問題ありません。
ただし、これは「データ分析ツールを導入しなくていい」という意味ではないのが、少しややこしいところ。
この記事では、ブログ初心者の方がデータ分析という言葉に圧倒されず、本当にやるべきことに集中できるよう、僕の実体験に基づいたツールの付き合い方と、正しい優先順位について解説していきます。
なぜ「分析しないのに」ツールを早期導入するのか?

「本格的な分析は後回しでいいのに、ツールは先に導入するってどういうこと?」
そう思いますよね。
その理由はたった一つ。将来の自分のために「データを蓄積しておく」必要があるからです。
ブログの記事も、カテゴリー分けをして階層構造で整理しますよね。
でも、記事が増えてくると、「あれ、この記事と関連する別の記事はどれだっけ?」と、情報が孤立しがちです。
だからこそ、内部リンクで記事同士を繋ぎ、情報の関連性をクローラーや読者に伝えていくことが重要になります。

データ分析ツールもこれと似ています。
ツールを導入したその日から、あなたのブログに関する様々なデータが記録され始めます。
アクセス数や読者の動き、どんなキーワードで検索されたか、などなど…。
これらのデータは、後から遡って取得することはできません。
つまり、ツールを導入した瞬間からしか、データを貯めていくことができないのです。
今はまだ使い方がわからなくても、将来あなたがブログの記事を見直す(リライトする)フェーズになったとき、蓄積されたデータは「宝の山」になります。
最近、僕は「第2の脳を育てる」という考え方に夢中なのですが、まさにこのデータ蓄積は、あなたのブログにとっての「第2の脳」を育てる第一歩と言えるでしょう。
だから、「とりあえず導入しておいて、あとは放置」。
まずはこの感覚でOKです。
ブログ初期に導入すべき必須ツール4選

では、具体的にどのツールを導入すればいいのか。
僕が「これだけは最低限入れておこう」と考えているのは、以下の4つです。

Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソール(通称:サチコ)は、あなたのブログに読者がGoogleサーチコンソール(通称:サチコ)は、あなたのブログに読者がアクセスする前の情報を分析できるツールです。
アクセスする前の情報を分析できるツールです。
- どんなキーワードで検索されたか
- 検索結果に何回表示されたか
- 何回クリックされたか
といったことがわかります。
また、Googleから「あなたのサイトでこんな問題が見つかりましたよ」という重要なお知らせが届く場所でもあります。
Googleアナリティクス
こちらは、読者があなたのブログにこちらは、読者があなたのブログにアクセスした後の情報を分析するツールです。
- どのページがよく読まれているか?
- 読者はどのくらいページに滞在しているか?
- どの記事から次の記事へ移動したか?
などを知ることができます。
Microsoft Clarity
これは、読者のページ上での行動を「可視化」できるツール。
ページのどこがよくクリックされているか(ヒートマップ機能)や、読者がどこまでスクロールして離脱したかなどを記録してくれます。
「読者はこの記事の、この部分で興味を失っているんだな」といったことが直感的にわかるため、将来リライトする際に非常に役立ちます。
検索順位チェックツール
これは、あなたが狙っているキーワードで、自分の記事がGoogle検索の何位に表示されているかを自動で記録・追跡してくれるツールです。
日々の順位変動を把握することで、Googleからの評価の動きを客観的に知ることができます。
本格的なデータ分析が不要な、たった1つの理由

さて、4つのツールを紹介しましたが、ここで改めてお伝えします。
これらのツールを使いこなすための本格的な分析は、今のあなたには一切必要ありません。
その理由は、記事を1本でも多く書くことの方が、何倍も重要だから。
実際に僕自身は、ブログを始めたころに「Googleアナリティクスをしっかり勉強しよう!」と思い立ち、有料講座を受講した経験があります。
でも、そこで学んだ知識をいざ自分のブログに活かそうとしても、そもそも分析対象となる記事数が少なすぎて、ほとんど意味をなさなかったんですよね⋯。
この経験を通して、「個人ブログの運営レベルなら、難しい分析に時間をかけるより、新しい記事を書く方がはるかに成果に繋がる」と確信しました。
実際、僕自身も本格的な分析をほとんどしないまま、ブログで月10万〜20万円の収益を達成できています。
あなたの優先順位は、当面「データ分析・リライト」より「新規記事の作成」に置くべきです。
分析に時間を使いすぎて、肝心の記事作成が止まってしまうことほど、もったいないことはありません。
僕が毎日やっている「1分」データチェック術

「じゃあ、ツールを導入した後、本当になにも見なくていいんだね?」
そう思いますよね。
僕が普段やっているのは、「大きな異常が起きていないか」を確認するだけの1分で終わる簡単なチェックです。
- サーチコンソールのサマリー画面をパッと見る
- アナリティクスのホーム画面をパッと見る
- 検索順位チェックツールを開いて大きな順位変動がないか確認する
本当にこれだけ。
毎日、コーヒーを淹れるくらいの気軽さでサッと目を通して、「うん、特に変な動きはないな」と確認する程度です。
このルーティンで、何か大きな問題(急激なアクセス減など)が発生したときにいち早く気づける状態にしておけば、それで十分ですよ。
まとめ

今回は、ブログ初心者の方がデータ分析とどう向き合うべきか、僕の実体験を交えてお話ししました。
今日のポイントをまとめます。
- データ分析ツールは「データを貯める」ために今すぐ導入しよう
- でも、本格的な分析は後回しでOK!まずは放置で大丈夫
- 何より優先すべきは、新しい記事を書き続けること
- 普段のチェックは「異常がないか」を1分で確認するだけで十分
データ分析は、あくまでブログをより良くするための「手段」であって、「目的」ではありません。
ツールや数字に振り回されることなく、まずはあなたが届けたい価値を、一つでも多くの記事にしていくことに集中してください。
その積み重ねが、将来のあなたを助ける「データ」という資産になっていくはずです。