【有給取得の罪悪感を消す思考法】あなたの休みが職場を変える

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さくちょ

さくちょ

「有給、ちゃんと使っていますか?」

こう聞かれて、「もちろん!」と胸を張って言える人は意外と少ないのかもしれません。

  • 「周りの目が気になって休めない…」
  • 「休むと仕事が溜まるし、罪悪感がある…」
  • 「そもそも、そんなに休む理由もないし…」

かつての社畜サラリーマンだった僕も、建設業界という休みにくい環境にいたので、その気持ちは痛いほどわかります。

でも、ある時から僕は考え方を変え、有給休暇を積極的に、むしろ戦略的に活用するようになりました。

「今日の午後は仕事も落ち着きそうだな」

と感じれば、当日に思い立って午後半休を取得することも多かったです。

だらだらと会社に居続けて、特にやることもない時間を過ごすより、自分のために時間を使ったほうが明らかに生産的ですよね。

この記事では、単に「休みましょう」という話ではなく、有給休暇という会社員に与えられた権利を最大限に活用して、あなた自身の市場価値を高め、会社に依存しない未来の選択肢を広げるための具体的な思考法と実践術をお伝えします。

有給は「権利」です。誰かに遠慮する必要はありません

まず大前提として、有給休暇は「会社から与えられるご褒美」ではなく「あなたに与えられた当然の権利」だということです。

僕は新入社員の頃から、この意識を強く持っていました。

朝起きて、

  • 「なんだか今日、体調がすぐれないな」
  • 「気分が乗らなくて、会社に行きたくない…」

そう感じたときは、正直に(時には適当な理由をつけて)休むことを実践してきました。

もちろん、無責任に仕事を放り出すわけではありません。

でも、冷静に考えてみてください。

あなたが半日、あるいは一日休んだくらいで、会社やプロジェクトが立ち行かなくなるなんてことはないはずです。

もし、それで仕事が回らないとしたら、それはあなたの責任ではなく、会社の仕組みそのものに問題があるのです。

「休むことに罪悪感を感じる…」

そのマジメさは尊いものですが、もしかしたら、知らず知らずのうちに自分自身を不自由な檻に閉じ込めてしまっているのかもしれません。

権利は、行使してこそ価値があります。

まずは「休んでもいいんだ」と、自分自身に許可を出すことから始めてみませんか?

「なんとなく出社」が最大の無駄。タイムパフォーマンスを意識する

あなたが有給を取ることに心理的なブレーキがかかる原因の一つに、「休む=時間を無駄にする」という思い込みがあるかもしれません。

でも、僕が本当に無駄だと感じるのは、

「特にやることもないのに、だらだらと会社にいる時間」

です。

かつての僕がそうだったように、「時間=収入」という働き方に縛られていると、会社にいるだけで仕事をしている気になりがち。

でも、松下幸之助さんのこんな言葉があります。

人より1時間余計に働くことは尊い努力である。だが、今までよりも1時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることもまた尊い

まさに、これです。

目的もなく会社にいる時間があるなら、思い切って休んで、その時間をより価値のあることに使う。

この「タイムパフォーマンス」の視点が、あなたの働き方、そして人生を大きく変えるきっかけになります。

体を休めるだけが有給じゃない「攻めの使い方」

では、有給で生まれた時間を具体的にどう使うのか?

もちろん、心と体を休めるリラックスタイムも非常に重要です。

でも、僕があなたに提案したいのは、それに加えた「攻めの有給活用」です。

これは、かつての僕が「自分の働きを資産に変え、その資産に働いてもらう」という考え方にシフトしたことと深く繋がっています。

具体的には、有給で生まれた時間を、将来の自分への「自己投資」に充てるのです。

  • 副業のブログ記事を書く
  • 新しいスキルを学ぶための読書や動画学習
  • 自分の経験をコンテンツ化する

このように、すぐに収入に繋がらなくても、未来の資産となる「種まき」に時間を使う。

だらだらと会社で過ごす8時間と、自分の未来のために能動的に使う8時間。

どちらがあなたの人生を豊かにしてくれるかは、もうお分かりですよね。

30代・40代こそ率先して「休む姿」を見せるべき理由

「自分が休むことで、周りに迷惑がかかる…」

特に、責任ある立場になればなるほど、そう考えてしまうかもしれません。

しかし、僕は逆だと考えています。

30代、40代といった中堅・ベテラン層こそ、率先して有給休暇を取得するべきなんです。

なぜなら、それが職場全体の環境を良くすることに繋がるから。

「休みやすい空気」は上の立場から作るもの

僕が脱サラする前に、職場で意識的に有給を取るようになってから、小さな、でも確実な変化が生まれました。

20代の後輩たちが、以前よりも気軽に有給を申請できるようになったんです。

「さくちょさんも休んでるし、自分も休んでいいんだ」

僕が休む姿を見せることで、彼らにとっての心理的なハードルが一つ下がったのでしょう。

「休みやすい空気づくり」は、実は僕たちのような世代が担うべき大切な役割の一つなのかもしれません。

あなたが率先して休むことで、チーム全体の生産性が上がり、誰もが気持ちよく働ける職場環境が作られていくのです。

それは巡り巡って、あなた自身の働きやすさにも繋がってくるはずです。

まとめ

今回は、サラリーマンの有給休暇について、僕なりの考え方と実践術をお伝えしました。

  • 有給は誰にも遠慮することのない「当然の権利」である
  • 「だらだら出社」をやめ、タイムパフォーマンスを最大化する
  • 生まれた時間は「攻めの自己投資」に使い、未来の資産を作る
  • 30代・40代こそ率先して休み、「休みやすい空気」を作る

有給休暇は、ただの休日ではありません。

それは、会社に依存しない自由な未来を手に入れるための、貴重な戦略的時間です。

まずはカレンダーを開いて、次の有給をどこで取るか、そしてその時間で何をしたいか、計画を立ててみてください。

今日のその小さな一歩が、あなたのキャリアと人生の選択肢を大きく広げるきっかけになるはずです。

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