【体験談】全部捨てたら自分軸が見つかった。 情報発信で「個性の壁」を越える方法

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さくちょ

さくちょ

  • 「情報発信で、自分だけの個性を出したい」
  • 「でも、人に語れるような特別な経験なんてないし…」

いざ発信を始めようと思った時、多くの人がこの壁にぶつかるんじゃないでしょうか。

SNSを見れば、キラキラした実績や壮絶な過去を乗り越えたストーリーで溢れていて、

「それに比べて自分は、なんて平凡なんだろう…」

とパソコンをそっと閉じてしまう。

そんな経験、あなたにもありませんか?

僕も昔は、自分の発信に確固たる自信が持てませんでした。

でも、ある出来事をきっかけに、僕の発信は、僕の人生は、大きく変わりました。

それは、僕が人生で積み上げてきたものの”ほぼすべて”を捨てたことです。

この記事では、その話をしようと思います。

もしあなたが今、自分だけの「武器」が見つからずに立ち止まっているなら、きっと何かヒントが見つかるはずです。

僕が4,000万円の家と、人生の多くを捨てた話

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僕の発信の軸がなぜブレないのか?

なぜ、発信を続けることができるのか?

その答えは、とてもシンプルです。

「僕が、人生でたくさんのものを捨ててきたから」

これに尽きます。

見栄で建てたマイホームと、その終わり

僕は20代前半の頃、若気の至りというか、見栄もあって、札幌市郊外に4,000万円のスウェーデンハウスを建てました。

当時はそれが成功の証のように思えて、誇らしい気持ちでいっぱいでした。

でも、その生活は長くは続かなかった。

離婚を経験し、その広い家にたった一人で暮らすことになったんです。

通勤には不便だし、だだっ広いリビングで一人で過ごしていても、「ただ悲しいだけ」でした。

「もう、この家は手放そう」

そう決心して売却に出したものの、家なんて、そう簡単には売れません。

結局、買い手が見つかるまでに1〜2年という長い時間がかかりました。

幸いにも、住宅ローンの残債とほぼ同じくらいの金額で売れたのは、本当に奇跡だったと思います。

積み上げたものを、自分の手で壊す痛み

家を売るということは、そこに付随するすべてを清算するということです。

こだわって選んだ家具、奮発して買った家電、思い出の品々…

冷蔵庫とリビングテーブル、いくつかの照明を除いて、僕はほぼすべての所有物を自分の手で処分しました。

毎週末、車にパンパンにゴミを詰め込んで処分場へ何度も何度も運びました。

自分がこれまで一生懸命に積み上げてきたものを、自らの手で捨てていく。

正直、その時の心境は「めちゃくちゃ辛かった」です。

お金も、時間も、人間関係も、そして、道徳心のようなものまで…

僕は、人生のあらゆるものを捨てざるを得ない状況に追い込まれました。

「捨てる」ことで、逆に手に入ったもの

すべてを失った僕は、空っぽになりました。

でも、不思議なことに、すべてを捨てて空っぽになったからこそ、見えてきたものがあったんです。

それは、「自分にとって、本当に大切なものは何か?」という、僕自身の「核」でした。

多くのものを失ったことで、僕の価値観は極限まで研ぎ澄まされ、「自分軸」がシャープになったんです。

あれもこれもと手を出さず、

「僕が本当にやりたいことは、これしかない」

と、情報発信に一点集中できるようになった。

「なぜならもう、いろんなもの捨ててきたから」

この強制的な断捨離が、僕にブレない発信軸と発信を続ける覚悟を与えてくれたんです。

あなたの「過去」を「価値」に変える、具体的な方法

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僕の話を聞いて、

「そんな壮絶な経験、自分にはないよ…」

と思ったかもしれません。

でも、大丈夫。あなたに伝えたいのは、ここからです。

僕のように、すべてを捨てる必要なんてありません。

大切なのは、過去の経験をどう捉え、どう活かすか。

その「取り組み方」なんです。

大丈夫、壮大なストーリーは必要ない

人の心を動かすのは、必ずしも波瀾万丈な物語だけではありません。

考えてみてください。

あなたの人生にも、小さな「ウキ沈み」はありませんでしたか?

  • 上司に理不尽なことを言われて、悔しくて眠れなかった夜
  • 仕事が嫌になって、一時的に休職した経験
  • 親しい友人との、些細なすれ違い
  • 将来への漠然とした不安に、押しつぶされそうになったこと

そういった、誰もが経験するような小さなネガティブな体験こそが、あなただけのオリジナルストーリーの源泉になります。

大切なのは、その経験を「どう見せるか」という視点。

その「見せ方」次第で、ありふれた過去は、誰かの心に深く響く共感の物語に変わるんです。

過去を「物語」として語る3ステップ

では、具体的にどうすればいいのか?

僕が実践してきたのは、この3つのステップです。

1. 【自己開示】勇気を出して、過去を語る

まずは、あなたの辛かった過去やコンプレックスを、勇気を出して語ってみること。

ブログのプロフィールでも、SNSの投稿でも構いません。

自分の弱さをさらけ出すのは怖い。

でも、その一歩がすべてを変えます。

2. 【意味付け】経験から得た「学び」を言語化する

その経験から、あなたは何を学びましたか? どうやって乗り越えましたか? その経験が、今の自分にどう繋がっていますか?

この「意味付け」こそが、単なる愚痴や失敗談を、価値ある教訓に変える魔法です。

3. 【価値提供】同じ悩みを持つ誰かのために発信する

そして、あなたの物語を、過去の自分と同じように悩んでいる誰かに向けて届けるんです。

あなたの「どん底」の物語が、誰かの「希望」に変わる瞬間。

これこそが、情報発信の醍醐味です。

僕自身、このプロセスを繰り返すことで、辛かった過去が「今の自分を形作るための、意味のある出来事」に変わっていきました。

自分の過去が誰かの役に立つことで、僕自身が一番、救われたんです。

まとめ

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もし、あなたが今、

「自分には語れるストーリーがない」

と自信をなくしているなら、もう一度、あなたの人生を振り返ってみてください。

あなたの過去は、決して無駄なんかじゃありません。

それは、あなただけのオリジナルストーリーを深みのあるものにする、かけがえのない財産です。

離婚も、家の喪失も、お金の失敗も…

ぜんぶ捨てて空っぽになった僕が、唯一、捨てずに残ったもの。

それが、「僕自身の人生という物語」でした。

そして、その物語を語り始めた時から、僕の新しい人生が始まったんです。

僕らは、自分の人生という物語の主人公です。

どんな過去があったとしても、最高のエンディングを描くことは、いつからだってできる。

さあ、次はあなたの番です。

あなたの物語を、あなたの言葉で紡いでみませんか?

その物語が、未来のあなたを、そして、まだ見ぬ誰かを、きっと輝かせてくれるはずですから。

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