「好きなこと」でブログは稼げない? 9割が知らないジャンル選びの本質

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さくちょ

さくちょ

「好きなことで、生きていく」

多くのインフルエンサーが発信するこの言葉に、心を動かされた経験はありませんか?

  • 「自分も好きなことをテーマにブログを始めてみよう!」
  • 「情熱を注げることなら、きっと続けられるはずだ!」

そう意気込んでみたものの…「あれ?好きなことを書いているのに、全然稼げない…」と、壁にぶつかってしまう方は、驚くほど多いのが現実です。

もしかしたら、あなたも今、まさにこの悩みの真っただ中にいるのかもしれませんね。

Googleで検索すれば「好きなジャンルを選ぼう」といったアドバイスが溢れていますが、その言葉をあまりにも表面的に捉えてしまうと、かえって失敗の原因になります。

今回は、なぜ「ただ好きなだけ」では稼げないのか。

そして、本当にあなたが輝けるテーマを見つけるための、もっと本質的なお話をさせてください。

その「好き」、本当に稼げるレベルですか?

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「好きなことを発信すれば稼げる」という言葉を信じてブログを始めたのに、一向に成果が出ない…。

その原因は、あなたの「好き」のレベルを見誤っているからかもしれません。

僕がバイクブログでは稼げない理由

実は僕も、過去に「好き」を仕事にしようとして、見事に失敗した経験があります。

僕は大学時代からバイクが大好きでした。

スーパーカブに始まり、社会人になってからは新車を次々と購入。

自分のだけでなく、当時の彼女の分まで合わせてトータル5〜6台は所有していました。

バイク雑誌は毎月3冊定期購読し、好きなブランドのウェアを揃え、週末は北海道中をツーリングして回る。

時間もお金も、相当つぎ込んだ自負があります。

「これだけ好きなら、バイクブログで稼げるんじゃないか?」

そう考えるのは自然なことですよね。

でも、あれだけ夢中だったバイク熱は5年ほどで冷めてしまい、最終的にはすべて手放してしまいました。

なぜか?

答えはシンプルで、僕の好きは「その程度」だったからです。

これだけ聞くと「意味がわからない」と思うかもしれません。

でも、ビジネスとして成立させ、お金を稼ぐレベルの「好き」というのは、生半可なものでは通用しないのです。

稼げる人が持つ「異常値レベルの好き」

では、稼げる人と稼げない人の「好き」は、いったい何が違うのでしょうか?

それは、情熱が「異常値」レベルに達しているかどうか、です。

「それ、好きだよね」くらいのレベルと、「そのことを四六時中考えてしまう」というレベルでは、天と地ほどの差があります。

本当に「好き」で稼いでいる人たちの「好き」は、ハッキリ言って異常です。

寝ても覚めてもそのことを考え、誰に頼まれなくても情報を集め、語りだしたら止まらない。

まさに「オタク」や「マニア」と呼ばれる人たちです。

今の時代、本物の「オタク」は本当に強いと僕は感じています。

彼らの探求心や知識の深さは、ちょっとかじった程度の「好き」では到底太刀打ちできません。

もしあなたが「好きだから始めてみたのに、なんで稼げないんだ…」と感じているなら、それはあなたの「好き」が、残念ながらビジネスで戦えるほどの「異常値」に達していないからなのかもしれません。

「稼げる好き」を見つける3つの視点

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「じゃあ、中途半端な好きしかない自分は稼げないのか…」と落ち込む必要はありません。

大切なのは、単なる「好き」という感情だけで判断するのではなく、これからお伝えする3つの視点で、あなただけのテーマを論理的に見つけ出すことです。

僕が常々お伝えしている、コンテンツづくりの核となる3つの視点がこれです。

  • 異常値レベルの「好き」
  • 客観的に証明できる「得意」
  • ビジネスとしての「価値観」

この3つの円が重なり合う領域にこそ、あなたが本当に輝ける、そして稼げるテーマが眠っています。

① 異常値レベルの「好き」

まず1つ目は、先ほどからお伝えしている「異常値レベルの好き」です。

「これについて語りだしたら止まらない!」と思える、あなたにとって特別な情熱はありますか?

もしエンタメ寄りの「好き」だとしても、諦めるのはまだ早いです。

次の「得意」や「勝機」を掛け合わせることで、思わぬ形で「稼げる種」に変わる可能性は十分にあります。

② 客観的に証明できる「得意」

2つ目は「得意」なこと。

これは「文章を書くのが得意」「写真を撮るのが得意」「人と話すのが得意」といった、客観的に示せるスキルのことです。

「好き」という情熱だけでは、コンテンツの質は担保できません。

例えば、何十年もバイクブログを続けて成功している方は、異常値レベルのバイク愛に加えて、「読者を惹きつける文章力」や「魅力的な写真を撮る技術」といった「得意」を掛け合わせているのです。

情熱(好き)を、人に伝わる形に変換する力(得意)があって、初めて価値が生まれます。

③ ビジネスとしての「価値観」

そして最後、これが最も重要かもしれません。

「好き」と「得意」だけでは、単なる自己満足で終わってしまう可能性があります。

ビジネスとして成立させるには、3つ目の「価値観」が不可欠です。

ここで言う価値観とは、「自分はこうなりたい!」だけではありません。

「自分の好きや得意を活かして、相手(読者)にこうなってほしい!」という想いが結びついて、初めてビジネスになります。

あなたの「好き」と「得意」は、世の中の誰の、どんな悩みを解決できるでしょうか?

そこに「勝機」があります。

社会に価値を提供できなければ、誰もお金を払ってくれません。

すなわち「稼げない…」に繋がってしまうのです。

まとめ

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今回は、「好きなだけじゃ稼げない」という厳しい現実と、本当に稼げるテーマを見つけるための3つの視点についてお話しました。

最後に、この記事で伝えたかったことをまとめます。

  • インフルエンサーが言う「好き」を、表面的に捉えるのは危険だということ
  • ビジネスで稼げる「好き」とは、常軌を逸した「異常値レベル」であること
  • 「好き」「得意」「価値観」の3つが重なる領域こそ、あなたが参入すべきジャンルであること

「稼げるジャンルに飛び込めば誰でも稼げる!」といった安易な情報に飛びつくのは、とても危険です。

結局、何が売れるかなんて、試してみないと分かりません。

そして、その試行錯誤のプロセスを楽しめるのは、やはり「好き」や「得意」が根っこにあるからこそ。

だからこそ、あなた自身と真剣に向き合い、3つの円が重なる領域を見つけ出すこと。

それが、遠回りに見えて、実は成功への一番の近道だと僕は信じています。

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