【挫折しない】ブログや副業で「とにかくやってみる」ための思考法


さくちょ
- 何か新しいことを始めたい⋯
- ブログ、YouTube、副業、資格の勉強…
心の中には「やりたいこと」のリストがあるのに、「でも、本当にこれでいいのかな…」「もっとちゃんと準備してからじゃないと失敗しそう…」という不安が頭をよぎり、結局何もできずに一日が終わってしまう。
あなたも、そんな経験はありませんか?
完璧な計画、完璧なスキル、完璧なタイミング。
それらを追い求めるあまり、肝心の「最初の一歩」が驚くほど重たくなってしまう。
この気持ち、僕も痛いほどよくわかります。
でも、もしその「完璧じゃなきゃダメだ」という考え方こそが、あなたの可能性を縛り付けているとしたら…?
今回は、僕自身の失敗談や15年間のコンサルタント経験から見えてきた、「とにかく、やってみる」ことの重要性についてお話しします。
この記事を読み終える頃には、あなたの足かせが外れ、軽やかに一歩を踏み出せるようになっているはずです。
なぜ僕らは「完璧」を求めて動けなくなるのか?

そもそも、どうして僕らは「とにかくやってみる」ことが苦手なのでしょうか。
その背景には、僕らが無意識のうちに影響を受けている、2つの根深い原因があると考えています。
日本の教育に潜む「足並みをそろえる」文化
一つは、日本の教育です。
僕らは小学校の時から、「周りのみんなと一緒に何かをやりましょう」と、協調性を重んじる環境で育ってきました。
これは素晴らしい文化である一方、「一人だけ違う行動をすること」への漠然とした恐怖心を生み出す側面もあります。
- 「失敗したら恥ずかしい」
- 「みんなと違うことをして浮きたくない」
そんな思いが、新しい挑戦へのブレーキになってしまうのです。
コンテンツ作成のような個人の活動は、まさにこの「一人で踏み出す勇気」が試される場。
だからこそ、多くの人が躊躇してしまうのかもしれません。
成功確率を上げたいあまり「依存」してしまう罠
もう一つは、「失敗したくない」という気持ちが強すぎるあまり、誰かに正解を求めてしまうことです。
僕はサラリーマンとして約15年コンサルタントをやってきましたが、残念ながら成果が出ないクライアントには共通点があります。
それは、うまくいかない時に「こんなにお金を払ったのに!」と、他責にしてしまう姿勢です。
もちろん、教材やコンサルは成功へのロードマップを示してくれます。
しかし、その道を歩くのは、他の誰でもないあなた自身。
どんなに高額なコンサルを受けても、やるのは自分次第なんですね。
コンサルタントに逐一お伺いを立てないと動けないようでは、いつまで経っても自分の力で走れるようにはなりません。
「とにかくやってみる」が最強である3つの理由

では、なぜ完璧な準備を待つより「とにかくやってみる」ことの方が重要なのでしょうか。
その理由を、僕の経験も交えながら3つのポイントで解説します。
1. 大谷翔平ですら7割は失敗する
プロ野球の世界を想像してみてください。
あの大谷翔平選手でさえ、打率は3割台。
つまり、10回打席に立てば約7回はアウトになる計算です。
ホームランとなれば、その確率はさらに下がります。
彼らは、その数少ない成功のために、膨大な量の素振りやトレーニングを繰り返します。
でも、最も重要なのは、失敗を恐れずにでも、最も重要なのは、失敗を恐れずに「とにかくやっぱり打席に立たないといけない」ということです。
「とにかくやっぱり打席に立たないといけない」ということです。
ビジネスやコンテンツ作成も同じ。
最初からホームランを狙う必要はありません。
まずはバットを振ってみる、打席に立ってみる。
その行動そのものに、大きな価値があるのです。
2. 「数」をこなすことで「運」と「ニーズ」を引き寄せる
「とにかくやってみる」ことは、単なる精神論ではありません。
ブログやYouTubeでは、数を出すことで「運」を引き寄せられると僕は考えています。
ここで言う「運」とは、ただの偶然ではありません。
たくさん記事や動画を出すうちに、どれか一つが読者や視聴者のニーズに刺さり、「バズる」ことがある。
これは、行動したからこそ掴めた「必然的な運」です。
数をこなせば、何が求められているのか、どんなテーマが響くのかがデータとして見えてきます。
そのデータをもとに改善を繰り返すことで、成功確率は着実に上がっていくのです。
3. 僕がブログ50記事で学んだ「小さな一歩」の価値
偉そうなことを言っていますが、僕自身も最初からうまくいったわけではありません。
ブログを始めた当初、収益化の方法すら知らずに、ただひたすら記事を書いていました。
最初の半年間、誰にも読まれない日々が続きました。
本当に悲しいくらいに(笑)。
50記事ほど書いた頃でしょうか。
ようやくGoogleアナリティクスの見方を覚え、自分のブログにアクセスがあることを知りました。
「1日3人…?え、今日は10人も見てくれてる!」
当時の僕は、「やば、10人にも見られたんだけどマジで」と本気で興奮していました。
今思えば笑ってしまうような小さな数字ですが、あの時の喜びが、僕を次の行動へと突き動かしてくれました。
最初のうちなんて、本当に誰にも見られないんです。
でも、その「見られない」現実を受け入れ、一歩ずつ進んだ先にしか、道は開けません。
今日からできる「最初の一歩」を踏み出す3つの方法

「理屈はわかった。でも、具体的にどうすればいいの?」
そんなあなたのために、今日から実践できる3つの具体的な方法をお伝えします。
方法1:失敗を「経験値」と再定義する
まずはマインドセットを変えましょう。「見られない」「売れない」は失敗ではありません。
それは、あなたが次の一手を考えるための貴重な「経験値」です。
- 「この記事はウケなかったな。じゃあ次は切り口を変えてみよう」
- 「この商品は売れなかった。もしかしたらターゲットが違うのかも」
このように捉えるだけで、行動へのハードルはぐっと下がります。
最初のコンテンツは壮大な社会実験だと思って、気軽に世に出してみましょう。
方法2:恥を捨てて「身近な人」に見せてみる
いきなり全世界に公開するのが怖いなら、まずはごく身近な人に見てもらうのがおすすめです。
- 「こんなブログ記事書いてみたんだけど、どうかな?」
- 「今度こういう講座を始めようと思ってるんだよね」
あなたの奥さんや旦那さん、家族や親しい友人なら、きっと正直な感想をくれるはずです。
少し気恥ずかしいかもしれませんが、この小さな一歩が、あなたの中の抵抗感を打ち破るきっかけになります。
方法3:「実践」と「学習」をセットで考える
闇雲に行動するだけでは、遠回りになることもあります。
そこでおすすめなのが、「実践」と「学習」をセットで行うことです。
例えば、Udemyのセール時期なら1,000円台で良質な講座が手に入りますし、書店に行けば優れた本がたくさんあります。
正しい知識を学び、方向性を確認しながら行動することで、成功確率は格段に上がります。
ただし、ここでも「学習だけで満足しない」ことが重要です。
インプットしたら、必ずアウトプットする。
このサイクルを回すことこそが、最速で成長する秘訣です。
まとめ

今回は、完璧主義の罠から抜け出し、「とにかくやってみる」ための思考法と具体的なアクションについてお話ししました。
最後に、今日のポイントをまとめておきます。
- 僕らが行動できないのは、「みんなと一緒」を求める教育や、「失敗したくない」あまりの依存心が原因かもしれない。
- プロですら失敗は当たり前。重要なのは、とにかく「打席に立つ」こと。
- 数をこなすことで、ニーズが見つかり、改善のヒントが得られる。これが「運を引き寄せる」正体だ。
- 今日からできるアクションは、「①失敗を経験値と捉える」「②身近な人に見せる」「③実践と学習をセットで行う」の3つ。
「準備が整ったら…」と考えていると、その「いつか」は永遠にやってきません。
あなたの人生の主役は、あなた以外にいないのです。
この記事を読み終えた今、ぜひ何か一つ、小さな行動を起こしてみてください。
- ブラウザの新しいタブを開いてブログのタイトルを考えてみる。
- スマホのメモ帳にアイデアを書き出してみる。
それだけで、あなたの未来は確実に変わり始めますから。