副業で成果が出ないのはなぜ?停滞を打破する「短期集中」という劇薬


さくちょ
副業を始めたはいいものの、なんだか毎日だらだらと続けてしまって、目に見える成果が出ていない…。
あなたも、そんな風に感じたことはありませんか?
本業の合間を縫って作業をする副業は、どうしてもまとまった時間を確保しにくいですし、日々のタスクに追われてモチベーションを保つのも大変ですよね。
僕もサラリーマン時代に、Udemyの動画講座の制作に没頭していたのですが、まさに「短期集中」で一気にやり遂げる期間を作りました。
木曜日と金曜日に有給を取り、土曜日と合わせて3日間、朝から晩までひたすら作業に打ち込んだんです。
体は正直ヘロヘロになりましたが、この数日間で講座制作は劇的に進みました。
今日は、なぜ副業で成果を出すために「短期集中」がこれほどまでに重要なのか、僕自身の生々しい体験談を交えながらお話ししたいと思います。
なぜ、あなたの副業は前に進まないのか?

人によっては、これからの話ちょっと心にグサグサ刺さるかもしれません。
とはいえ、結果を出したいならぜひ耳を傾けていただきたい内容になっております。
副業の「自由度」がもたらす落とし穴
副業の大きな魅力は、自分のペースで自由に進められることですよね。
誰かに強制されるわけでもなく、明確な締め切りがあるわけでもない。
でも、ここに大きなワナが潜んでいると僕は思っています。
自由にできるからこそ、
- 「今日は疲れたからいいかな…」
- 「明日やればいいや〜」
と、つい作業を先延ばしにしてしまう。
結果として、だらだらと時間だけが過ぎていき、いつまで経っても成果物(コンテンツ)が完成しない…という悪循環に陥ってしまうんですよね。
サラリーマンのような組織の一員だったら、上司がいて納期があって、半ば強制的にでも物事は進んでいきます。
しかし、自分ひとりで進める副業においては、自ら「強制力」を生み出す工夫が必要不可欠なんです。
時間に追われると失う「集中して取り組む時間」
僕が常々感じているのは、時間に追われると真っ先に失われるのが「物事に集中して取り組む時間」だということです。
- 時間に追われると真っ主に失うのは「物事に集中して取組む時間」
- 日々のスケジュールが慌ただしいと、専門分野をつくる時間や機会を確保できず、専門技術習得に必要な集中力が保てない
これは本業だけでなく、副業にも全く同じことが言えます。
日々の細切れの時間で作業していると、どうしても集中力は途切れがち。
深く思考したり、専門的なスキルを磨いたりする時間を確保できず、結果として広く浅い作業に終始してしまうのです。
この停滞感を打破する唯一の方法が、意識的に「短期集中」の期間を設けることだと僕は確信しています。
僕が実践する「燃え尽き上等」の一点突破術

「短期集中が大事なのはわかったけど、具体的にどうやるの?」
と思いますよね。
ここからは、僕が実際にどうやって短期集中の期間を作り、作業に没頭しているのか、その生々しい実態をお話しします。
正直、周りからは少し「ドンビキ」されるやり方かもしれませんが、これくらいやらないと大きな成果は出せない、というのもまた事実です。
事例:3日間でUdemy講座制作を爆速で進めた話
僕はUdemyの動画講座を作ると決めました。
構成を考えると、だいたい4〜5時間程度の動画になりそう。
これを日々のスキマ時間で作るのは無理だと判断しました。
そこで僕が取った行動は、
- 家族に相談し、3日間の集中期間を確保する許可をもらう
- 本業の有給を2日間取得し、週末と合わせて3連休を作る
- その3日間は「講座制作」以外のすべてを捨てる
と、こんな感じです。
木曜は有給を取りましたが、午後は本業の研修があったので、正直なところ研修内容は右から左へ受け流し、頭の中は講座のことでいっぱいでしたね。
そして、金曜日と土曜日は、朝8時から夕方5〜6時まで、昼休憩もほぼ取らずに作業に没頭。
スマホは見ない、テレビもつけない。
ひたすらPCに向かってコンテンツを作り続けました。
最終日の夕方には、もうヘトヘト。
キーボードを打つ指が思うように動かなくなり、思考も停止寸前。
まさに燃え尽きた状態でした。
終わった後は体調を崩す。それも覚悟の上で
僕のこのスタイル、実は今に始まったことではありません。
過去にKindle本を出版したときも、何かしらのコンテンツを作るときも、いつもそうです。
期間を決めて、そこに全エネルギーを注ぎ込んでガッと作り上げる。
そして、すべてが終わると「体が時離れたかのように、だいたい体調を崩します」。
本当に燃え尽きて、しばらく何も手につかなくなることも。
万人にオススメできる健康的な方法ではないかもしれません。
でも、この「一点集中でやり遂げるフェーズ」が、副業で大きな成果を出すためには絶対に必要だと、僕は自分の経験から断言できます。
この爆発的な集中期間があるからこそ、停滞していた状況を一気に前に進めることができるのです。
あなたが「短期集中」を始めるための3ステップ

僕のやり方は少し極端かもしれませんが、この「短期集中」のエッセンスは誰にでも取り入れられるはずです。
もしあなたが今の状況を変えたいなら、ぜひ次の3つのステップを試してみてください。
Step1:期間とテーマを「1つ」に絞る
まずは「いつ、何をやるか」を具体的に決めましょう。
- 期間: 「今週末の土曜日」「次の3連休」など
- テーマ: 「ブログ記事を3本書き上げる」「YouTube動画の台本を1本完成させる」など
ポイントは、欲張らないこと。
期間中は、その決めた「1つ」のテーマにだけ集中すると固く誓ってください。
Step2:周りに宣言し、環境を整える
期間とテーマを決めたら、家族やパートナーに「この日は集中して作業するから」と宣言しましょう。
理解と協力を得ておくことで、集中できる環境が作りやすくなります。
参考記事4でも書きましたが、僕は自分の時間を確保するためなら「嫌われる勇気」も必要だと思っています。
自分の人生の時間を守るためです。
そして、当日はスマホの通知をオフにする、SNSを見ないと自分なりのルールを決めて、集中を阻害する要因を徹底的に排除しましょう。
Step3:「完璧」を目指さず、まずは「終わらせる」
いざ作業を始めると、つい完璧を求めてしまいがちです。
でも、短期集中で大事なのは「100点」を目指すことではなく、「終わらせること」です。
僕も会社員時代、ミスが許されない設計の仕事をしていて、完璧主義に陥っていました。
でも、会社にはチェック機能という「仕組み」がありました。
副業も同じ。失敗したからといって、何も失うものはありません。
まずは60〜70点の完成度でもいいので、決めた期間内に「終わらせる」ことを最優先してください。
クオリティは後からでも上げられます。
まとめ

今回は、副業で成果を出すための「短期集中術」について、僕自身の体験談を交えながらお話ししました。
- 副業には強制力がないため、「自由度の罠」に陥りやすい
- 停滞感を打破するには、意識的に「短期集中」の期間を作ることが不可欠
- 期間とテーマを絞り、環境を整え、完璧を目指さず「終わらせる」ことを優先する
だらだらと1ヶ月かけて中途半端なものを生み出すより、たった数日でもいいから、周りがドン引きするくらい何かに没頭する時間を作ってみてください。
もちろん、体力的にはしんどいです。
でも、その先には、今まで見たことのない景色が広がっているはずです。
停滞していたプロジェクトが一気に進む感覚、そして大きな達成感は何物にも代えがたいものがあります。
まずは今度の週末、たった1日だけでも構いません。
「一点突破」を、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。