コンプレックスが多い人ほど情報発信で有利になる「どん底バネ理論」とは？
さくちょ
情報発信でうまくいっている人を見ると、
- 「自分とは住む世界が違うな…」
- 「もともと才能やセンスがあるんだろうな…」
なんて感じてしまうこと、ありませんか？
過去の大きな失敗や、ずっと抱えているコンプレックス。
そんな自分の「弱み」ばかりが目について、成功者との差に落ち込んでしまう…。
僕も昔はそうでした。
自分の不甲斐なさに打ちのめされ、
「なんで僕の人生ってこんなに上手くいかないんだ…」
と本気で悩んでいました。
でも、情報発信の世界で多くの人を見てきて、そして僕自身の経験を振り返って、ある一つの事実に気づいたんです。
それは、「コンプレックスや辛い過去は、成功の足かせになるどころか、むしろ大きな武器になる」ということ。
「考え方」だけで過去を肯定するのは難しいかもしれません。
でも、「取り組み方」を変えれば、その過去は未来を照らすエネルギー源に変わります。
もし、あなたがいま過去の経験に苦しんでいるなら、
この記事が、その見方を変えるきっかけになるはずです。
成功者の多くが持つ「影」と「強さ」の正体
僕がこれまで出会ってきた、情報発信で成果を出している人たち。
彼らには、実はある共通点があります。
もちろん全員ではありませんが、その多くが、何らかの「影」というか、深いコンプレックスや辛い過去を抱えているんです。
- 若い頃に親を亡くした経験
- 学生時代の壮絶ないじめ
- 何者にもなれなかった焦燥感
キラキラして見える彼らの裏側には、僕たちが想像する以上の苦しみや葛藤があったりします。
では、なぜ彼らは成功できたのか？
それは、その辛い経験をバネにして、爆発的なエネルギーを生み出しているからです。
どん底でこそ生まれる「バネ」の力
これは、僕がよくたとえ話で使うのですが、人生のどん底に落ちた時、
「その下には固い地面じゃなくて、大きなバネがあった」
というイメージなんです。
落ちれば落ちるほど、その反動でより高くジャンプできる。
僕自身、30代前半で離婚し、家族もマイホームもマイカーも失い、住宅ローンだけが残った状態で15年ぶりに実家に戻った経験があります。
リフォームされた実家には自分の部屋もなく、昼過ぎまで寝ているぐじぐじした時期を半年ほど過ごしました。
「もう一度やり直そう！」と決意した矢先になけなしの貯金をFXで溶かしてしまうという、自分でも呆れるような失敗もしましたね⋯。
「なんで僕だけ…」
当時は自分の不甲斐なさに、本当に打ちのめされていました。
でも、いま振り返ると、不思議なもので⋯あのどん底の経験がいまの僕の「強さ」に繋がっていると感じるんです。
あの時の悔しさ、情けなさ、「このままじゃ終われない…！」という怒りに近い感情。
それが僕を突き動かす、とてつもなく強烈なエネルギーになりました。
青汁王子に見る「怒り」のエネルギー
元青汁王子として知られる三崎優太さんも、このエネルギーを活用した好例と言えるでしょう。
年商50億円近い会社の経営者として成功の頂点にいた彼が、脱税容疑で逮捕されるという、まさに「どん底」を経験します。
その時の理不尽さへの「怒り」を原動力に、彼はインフルエンサーとして驚異的な復活を遂げました。
彼の活動を見ていても、やっぱり「怒りのエネルギー」がいかに強いかを実感させられます。
もちろん、ずっと怒り続けるわけではありません。
彼も後にその肩書を捨て、経営者として次のステージに進んでいます。
これが重要なポイントです。
「負の感情」を「成功エネルギー」に変える仕組み
コンプレックスや過去の悔しさは、「負のエネルギー」と言えます。
このエネルギーを、どうすれば成功に繋げられるのか？
それには、段階的な「変換」のプロセスが重要になります。
まずは「起爆剤」として使い切る
怒り、悔しさ、嫉妬、恨み…。
こうした負の感情は、持っているだけではただ辛いだけです。
でも、これを「見返してやる！」「乗り越えてやる！」という行動のエネルギーに変えた瞬間、それは成功への「起爆剤」になります。
大事なのは、この感情を無理に消そうとしないこと。
むしろ、「これが今の自分のエネルギーだ」と認めて、ブログを書く、コンテンツを作る、スキルを磨く、といった具体的な行動にすべてぶつけるんです。
「もう二度とあんな思いはしたくない」
その強い気持ちが、あなたを突き動かしてくれます。
結果が出た時「感謝」に昇華される
負のエネルギーを原動力に行動し、何か一つでも結果を出した時、不思議な変化が起こります。
過去を振り返って、「あの経験があったから、いまの自分がいるんだな」と、心から思えるようになるんです。
この瞬間、あなたを突き動かしてきた「負のエネルギー」は、「感謝」という「正のエネルギー」に変わります。
辛かった出来事も、嫌いだった自分も、すべてが自分の人生という物語の「必要な要素」だったと受け入れられる。
僕自身、離婚や借金の経験をブログやメルマガで語るのは、今でも胸が痛むことがあります。
でも、その発信に「勇気づけられました」という声が届くたびに、僕の過去は「誰かの役に立つ価値」に変わり、僕自身もまた、その過去を肯定できるようになりました。
自分の「どん底」の物語が、誰かの「価値」に変わる。
この経験が、さらなる行動の力になるのです。
コンプレックスを「武器」に変える3ステップ
では、具体的にどうすれば、あなたのコンプレックスを「武器」に変えることができるのか？
そのための3つのステップをご紹介します。
ステップ1：過去と向き合い、エネルギーを認める
まずは、自分の過去、特に辛かったことやコンプレックスの根源と向き合います。
これは痛みを伴う作業ですが、避けては通れません。
その時に湧き上がってくる悔しさや怒りを、「これが原動力だ」と、まずはしっかりと受け止めましょう。
ステップ2：エネルギーを「行動」にぶつける
次に、そのエネルギーを具体的な行動に変換します。
- ブログで1記事書いてみる
- SNSで自分の考えを発信してみる
- 関連する本を1冊読んでみる
何でも構いません。
「見返してやる」という気持ちを燃料にして、とにかく手を動かし、形にしてみましょう。
ステップ3：勇気を出して「物語」を語る
そして、少し勇気を出して、あなたの経験を「物語」として発信してみてください。
ブログのプロフィール、SNS、メルマガ…。
媒体は何でもOKです。
その経験から何を学び、どう乗り越え、今の自分にどう繋がっているのかを言語化する。
完璧なヒーローよりも、弱さを乗り越えてきた人の物語が、人の心を動かします。
あなたの正直な言葉が、同じ悩みを持つ誰かの希望の光になるはずです。
まとめ
コンプレックスや辛い過去は、決して恥ずべきものでも、隠すべきものでもありません。
それは、あなただけが持つ、誰にも真似できないユニークな「資源」であり、成功への「バネ」なのです。
普通のレールを歩んできた人にはない、深い共感を生むストーリーの種が、あなたの中には眠っています。
あなたの「弱み」は、見方と取り組み方を変えれば、情報発信における最強の「武器」になります。
勇気を出して、そのバネを力強く踏み込み、新しい自分へとジャンプアップしてみませんか？
あなたの中にある負のエネルギーを、未来を切り拓く力に変えていきましょう。