【もうやめよう】批判が怖い「八方美人な発信」が稼げない決定的なワケ

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さくちょ

さくちょ

  • 情報発信を頑張っているのに、なぜか手応えがない…。
  • 「いいね」は少しつくけど、コメントや購入にはつながらない。

批判されるのが怖くて、つい当たり障りのない無難な発信になってしまう。

そんな悩みを抱えているあなたは、過去の僕とそっくりです。

僕も以前は、できるだけ多くの人に好かれたいと思い、誰のことも傷つけないような、丸い言葉ばかりを選んでいました。

でも、それだと本当に届けたいはずの人にすら、何も届かないんですよね。

AIが当たり前にコンテンツを生み出すこれからの時代、当たり障りのない情報に価値はありません。「誰が言うか」が問われる今だからこそ、万人受けを狙うのではなく、たった一人に深く刺さるような発信が重要になります。

この記事では、なぜターゲットを絞る必要があるのか、そして批判を恐れずに自分のポジションを確立する方法について、僕自身の経験も交えながらお話ししていきます。

この記事を読み終える頃には、あなたの発信に対する迷いが晴れ、進むべき方向がきっと見えているはずです。

なぜ「万人受け」を狙う発信は失敗するのか?

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まず最初に、なぜ多くの人がやりがちな「万人受け」を狙う発信がうまくいかないのか、その理由をはっきりさせておきましょう。

ここを理解することが、次の一歩を踏み出すための土台になります。

八方美人な発信は誰の心にも刺さらない

情報発信を始めると、どうしても批判が怖くて「八方美人」になりがちですよね。

「Aも素晴らしいけど、Bにも良いところがありますよね。もちろんCも捨てがたい…」

こんなふうに、あらゆる可能性に言及して、誰からも反感を買わないように配慮してしまう。

その気持ち、痛いほどわかります。

でも、そんな当たり障りのない発信は、結局のところ誰の心にも響きません。

無料コンテンツの役割は、まだ問題意識がぼんやりしている人に「何が問題か(What)」を気付かせること。

悩みが深い人ほど、明確な答えや道筋を求めています。

そんな人に対して「どれも良いですよ」と伝えても、「で、私はどうすれば?」と混乱させてしまうだけ。

それだと、せっかくあなたの発信にたどり着いた読者の背中を押すことはできません。

むしろ、行動できない自分を責めてしまうかもしれない。

それって、お互いにとって良い未来とは言えませんよね。

AI時代に「情報だけ」の発信は淘汰される

これからの時代、「情報」そのものの価値はどんどん下がっていきます。

なぜなら、検索AIに聞けば、誰でも一瞬で答えが手に入るようになるから。

そんな時代に、当たり障りのない客観的な情報だけを発信していても、AIの生成するコンテンツに埋もれてしまうだけです。

SEOで上位を取ることに依存したビジネスモデルも、いよいよ厳しくなっていくでしょう。

では、僕ら個人は何で戦うのか?

それは、「あなただから買う」「あなたのおすすめだから信頼できる」という、個人の信頼、つまり「自分軸」です。

あなた自身の経験や価値観に基づいた、少し尖った意見。

それこそがAIには真似できない価値となり、読者の心を動かすのです。「自分軸」を明確にするためにも、万人受けを狙うのではなく、特定の誰かに向けて発信する意識が不可欠になります。

成功の秘訣は「敵」と「味方」を意図的に作ること

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「でも、意見を尖らせるって、具体的にどうすれば…?」

そう思いますよね。

その答えは、意図的に「敵」と「味方」を作ることです。

少し過激な言い方に聞こえるかもしれませんが、これが情報発信で突き抜けるためには非常に重要な戦略だと、僕は考えています。

主人公は「敵」がいてこそ輝く

映画や漫画を思い浮かべてみてください。

主人公を最高にカッコよく見せるために、最も効果的なのは何でしょうか?

それは、強烈な「敵(ライバル)」を登場させることです。

魅力的な敵役がいるからこそ、主人公の信念や正義が際立ち、物語は面白くなりますよね。

敵がいない主人公なんて、ただの良い人でしかなく、誰も感情移入できません。

情報発信もこれとまったく同じ。

あなたが伝えたいメッセージ(主人公)を際立たせるには、明確な対立軸(敵)が必要なのです。「僕はこう思う」という主張は、「別の考え方」が存在して初めて、その輪郭がハッキリします。

僕が実践するブログの差別化戦略

例えば僕自身、ブログに関する発信では、意図的に対立軸を作っています。

僕は「副業でブログを頑張る人」をメインターゲットにしています。

だから、「本業があることを前提とした無理のない戦略」を強く推奨しています。

これは裏を返せば「専業ブロガーや法人がやるような、リソースを大量に投下する戦略とは違いますよ」と宣言しているのと同じことです。

もちろん、専業の方の戦略が間違っているわけではありません。

でも、僕が救いたいのは、かつての僕のように「時間もお金も限られているけど、現状を変えたい」と願う人たち。

だからこそ、あえて立ち位置を明確にすることで、「この人は私たちのための情報を発信してくれている」という強い「味方」意識が生まれるのです。

ターゲット外の人から「そのやり方は甘い」と思われることもありますが、それは戦略がうまくいっている証拠だと捉えています。

「何だよコイツ…」は成功のシグナル

あなたも、SNSなどで自分とは真逆の主張をしている発信者を見て、「何だよコイツ…」と少しイラっとした経験はありませんか?

例えば、僕が「ブログは今からでも遅くない!」と発信している横で、「ブログはオワコン!これからはYouTubeだ!」と主張する人がいる。

正直、カチンとくることもあります(笑)。

でも、冷静に考えてみてください。

あなたがそう感じたということは、その発信者は自分のターゲットに強烈に刺さるメッセージを届けられている、ということ。

僕がイラっとしたのは、僕の価値観を持つ人とは違う層に、その人のメッセージがしっかり届いているからです。

つまり、あなたが誰かの発信に「何だよコイツ」と思ったとき、それはその発信者が成功している証拠なんです。

この視点を持つと、アンチコメントや批判的な意見に怯える必要がないことに気づけます。

むしろ、誰かの逆鱗に触れるくらい明確な主張ができて初めて、あなたの「味方」になってくれる人に想いが届くのです。

今日からできる!ターゲットを絞る具体的な方法

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では、最後にあなたの発信に「自分軸」を通し、ターゲットを明確にするための具体的な方法を2つお伝えします。

難しく考えず、まずは一つでも試してみてください。

ターゲットは「過去に悩んでいた自分」

ターゲット設定で迷ったら、まずこれだけを徹底してください。

それは、「過去、同じことで悩んでいた頃の自分」をターゲットにすることです。

  • 当時の自分は、何に一番困っていたか?
  • どんな情報があれば、心が軽くなっただろうか?
  • どんな言葉をかけてほしかったか?

これを深掘りするだけで、発信内容は驚くほど具体的になります。

なぜなら、それは誰かの真似ではなく、あなたの実体験から生まれる一次情報だから。

これこそが、AI時代における最強の「自分軸」になります。

「おすすめしない人」をハッキリと伝える

商品やサービスを紹介するとき、「こんな人におすすめです!」と伝えるのは基本ですよね。

でも、本当に刺さる発信をするなら、「こんな人にはおすすめしません」とはっきり伝える勇気が重要です。

例えば、レビュー記事を書くなら、

  • 「とにかく多機能性を求める人には、このツールはシンプルすぎて物足りないかもしれません」
  • 「すぐに結果を出したい人には、この方法は向いていません。最低3ヶ月は継続する覚悟がある方だけ読み進めてください」

といった具合です。

もちろん、「お金がない人」「やる気がない人」のような、誰にでも言える当たり障りのない線引きでは意味がありません。

あなたが届けたい価値に照らし合わせて、「合わない人」を具体的に定義するのです。

ターゲットではない人には、読んでもらわなくていい。むしろ、離脱してもらって構わない。

この割り切りができたとき、あなたの発信は本当に届けたい人の心に深く、強く突き刺さるようになります。

まとめ

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今回は、情報発信で成果を出すために不可欠な「ターゲット設定」について、少し厳しい視点も交えながらお話ししました。

  • 万人受けを狙う「八方美人」な発信は、誰にも響かない
  • 「敵」と「味方」を明確にすることで、あなたの主張は際立つ
  • アンチや批判は、あなたの発信が成功している証拠
  • ターゲットは「過去の自分」に設定し、「おすすめしない人」も明確に伝えよう

偉そうに語ってきましたが、僕自身もまだまだ試行錯誤の毎日です。

それでも、批判を恐れずに自分の言葉で発信するようになってから、僕の発信を受け取ってくれる人の熱量が、明らかに変わったことを実感しています。

あなたにしか語れない経験が、あなたにしか救えない誰かを待っています。

どうか恐れずに、あなたの「自分軸」を大切に、情報発信を続けていってほしいと心から願っています。

この記事が、あなたの次の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

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