【体験談】PC故障で仕事が止まる前に。 フリーランス必須のバックアップ戦略

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さくちょ

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「パソコンが壊れたらどうしよう…」

フリーランスや個人で仕事をしているあなたなら、一度はこんな不安を感じたことがあるのではないでしょうか。

僕ももちろん、その一人です。

「ミスしないように注意する」という考え方がありますよね。

でも、どんなに気をつけていてもミスは起こる。

だから「ミスしてもカバーできるようにする」という発想に切り替えることが重要です。

これ、仕事で使うガジェットにも全く同じことが言えると思うんです。

「壊れないように丁寧に使う」ことはもちろん大切。

でも、機械はいつか必ず壊れます。

大切なのは「壊れないように祈る」ことではなく、「いつ壊れても仕事が止まらない仕組み」をあらかじめ作っておくこと。

今回は、僕自身の痛い失敗談も交えながら、ビジネスの継続性を守るための具体的なバックアップ戦略についてお話しします。

突然の故障は「連鎖」してやってくる

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年始から、僕の身の回りではトラブルが立て続けに起こりました。

まず、インターネットが繋がらなくなり、そして先日、ついにメインで使っているキーボードのエンターキーが反応しなくなったんです。

僕の仕事環境はMac miniがメインなので、外付けキーボードがないとログインすらできません。

まさに致命的。

幸い、たまたま予備のキーボードがあったから事なきを得ましたが、もし無かったら…と考えるとゾッとします。

過去には、データを保存していたNAS(ネットワーク対応HDD)が完全に沈黙し、保存していたデータがすべて吹き飛んだ苦い経験もあります。

ここで本当に怖いのは、機器の故障って、なぜか連鎖しやすいということ。

一つの故障が引き金になり、あれもこれもダメになる。

そうなってから「どうしよう!」と慌てても、もう遅いんですよね。

パソコンは「消耗品」。壊れる前提で備える新常識

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この一連の経験から、僕はある考え方に至りました。

それは、パソコンや周辺機器を「消耗品」として捉える、ということです。

常に電気を流して使っているものは、エネルギーを発生させ、少しずつ劣化していきます。

これは避けようのない事実。

だから、「壊れてから急いで揃える」のではなく、「壊れる前に用意しておく」。

もしくは、「壊れる前にライフサイクルとして買い替える」という発想がめちゃくちゃ重要なんです。

壊れてから修理に出したり、新しいものを買いに走ったりしていては、その間、あなたの仕事は完全にストップしてしまいます。

その機会損失を考えれば、予備を一つ用意しておくコストなんて、安いものだと思いませんか?

僕が実践する具体的なバックアップ戦略

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では、具体的にどう備えればいいのか。

僕が実際にやっているバックアップ体制をご紹介します。

いきなり全部揃えるのは大変なので、段階的に進めるのがおすすめです。

STEP1:まずはキーボードとマウスの予備から

一番手軽で、効果絶大なのがこれです。

キーボードやマウスは、PC本体に比べて安価ですし、故障の頻度も高いパーツ。

これが一つあるだけで、「PCはあるのに操作できない…」という最悪の事態を防げます。

まず最初の投資として、これ以上ない一手です。

STEP2:データは「物理的」に守る

次に守るべきは、あなたの「デジタル資産」であるデータです。

僕はクラウドサービスも利用しますが、それだけに依存するのは危険だと考えています。

なぜなら、インターネットに繋がらないとアクセスできないから。

「物理的に自己責任で、自分でコントロールできるデータのバックアップ」を心がけています。

具体的には、外付けのSSDにメインデータを保存し、さらに別のポータブルSSDに定期的に手動でバックアップを取っています。

HDDではなくSSDを選ぶのは、衝撃に強く、読み書きが速いからです。

NASの故障を経験してから、無線接続で便利なものより、有線で確実に接続できる物理的な管理を重視するようになりました。

STEP3:最終的には「PC本体」のバックアップを

予算に余裕が出てきたら、最終的にはPC本体のバックアップ、つまりサブPCを持つことを検討しましょう。

僕もMac miniをメインに使いつつ、MacBookと、3年前に購入したWindowsPCを予備として持っています。

ここまで揃えておけば、メインPCが完全に動かなくなっても、すぐに別のマシンで作業を再開できます。

「投資」として考えるガジェットの買い替え術

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「サブPCなんて高くて無理だよ…」

そう思うかもしれません。特にMac製品は高価ですよね。

でも、これも考え方次第です。

例えばApple製品は、下取りのシステムが非常に優秀。

2つ前の型落ちモデルでも、それなりの値段で引き取ってくれます。

これを活用すれば、定期的に新しいモデルに買い替える際の負担を大きく減らせます。

故障による数日間の業務停止⋯その損失額はいくらになるでしょうか?

そう考えると、安定した作業環境を維持するための買い替え費用は、単なる「出費」ではなく、未来の利益を守るための「投資」と捉えることができます。

壊れる前に、計画的に買い替える。

この「勇気ある決断」が、結果的にあなたのビジネスを守ることにつながるんです。

まとめ

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今回は、PCやガジェットの故障に備えるバックアップ戦略についてお話ししました。

重要なポイントをまとめます。

  • 故障は突然、そして連鎖してやってくる
  • ガジェットは「日用品」と同じ消耗品と考える
  • 「壊れてから」ではなく「壊れる前」に備えるのが鉄則
  • 具体的な戦略は「①周辺機器の予備」「②物理的なデータバックアップ」「③サブPCの確保」
  • 買い替えは「出費」ではなく未来への「投資」と捉える

僕らはついつい、目の前のタスクに追われて、足元のリスク管理を後回しにしがちです。

でも、あなたの知識や経験が詰まった「デジタル資産」も、それらを生み出すための「物理的な道具」も、すべてがあなたのビジネスそのもの。

この記事を読んで「ドキッ」としたなら、まずは一番手軽なキーボードやマウスの予備を、今日の帰りにでも買ってみてはいかがでしょうか。

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