脱サラ後のリアル。ストック型資産で実現する「暇だけど退屈ではない」生き方


さくちょ
毎日、時間に追われるように仕事をして、気づけばあっという間に1日が終わっている…。
あなたも、そんな風に感じたことはありませんか?
もし、働かなくても会社員時代以上の収入が自動で生まれ、自分の好きなことに1日中没頭できるとしたら、どんな人生を送りたいですか?
「そんなの夢物語だ」と思うかもしれません。
ですが僕は、2025年6月にサラリーマンを辞め、まさにそんな生活を送っています。
周りから見れば「超ヒマ人」かもしれません。
でも、僕は決して「退屈」はしていないんです。
この記事では、僕がどうやって「暇だけど退屈ではない」という、最高に充実した毎日を実現したのか。
その根幹にある「ストック型資産」という考え方について、僕自身の経験を交えながらお話ししていきます。
僕は超ヒマ人。だけど退屈ではない。

少しだけ僕の話に耳を傾けていただけますでしょうか。
2025年6月、僕はサラリーマンを辞めた
僕は2025年の6月中旬に、約15年間勤めた建設コンサルタントの仕事を辞め、独立・企業しました。
とはいえ、コンサルティングやスクール運営、クライアントからの案件受注といった、いわゆる「クライアントワーク」は一切やっていません。
僕がやっているのは、過去に作り上げたコンテンツやブログ、メルマガといった「ストック型資産」の運用だけ。
その結果、今では僕が働かなくても、会社員時代の給料以上のお金がほぼ自動で入ってくる状態を実現できています。
雪だるま式に育つ「ストック型資産」の正体
「ストック型資産って何?」と感じる方もいるかもしれませんね。
これは、Googleに記事の内容を正しく伝える「構造化データ」のように、一度作れば継続的に価値を生み出してくれる仕組みのことです。
ブログ記事やコンテンツを一つひとつ積み上げていくと、それらが連携して雪だるま式に大きな資産となっていくイメージ。
僕にとっては、一度設置すればあとは商品補充だけで売上を生んでくれる「お金を運ぶ自動販売機」のような存在です。
この資産を4〜5年かけてコツコツと育ててきた結果が、今の僕の自由な生活に繋がっています。
仕事感覚ゼロ。没頭が日常になる生活
今の僕の毎日は、本当にシンプルです。
朝5時に起きて、興味の赴くままにプログラミングの勉強をしたり、知的生産に関する本を読み漁ったり…。
気づいたら「あれ、もう夜の6時だ」なんてことも日常茶飯事です。
そこに「仕事をしている」という感覚はほとんどありません。
やっていることの多くは、自分の知的好奇心を満たすための勉強や実践ですからね。
この「暇だけど、退屈ではない」という状態。
これこそが、僕が目指してきた理想のライフスタイルなんです。
なぜ「時間の切り売り」を選ばないのか?

僕がクライアントワークを頑なに避けるのには、明確な理由があります。
それは、たとえ大きな金額を稼げたとしても、僕が最も大切にしている「時間」と「充実感」を失ってしまうリスクがあるからです。
「退屈な金持ち」にはなりたくなかった
以前、お金は十分にあって働かなくても生きていけるのに、特にやりたいことがない、という方にお会いしたことがあります。
その方は、「毎日、今日何すっかな…」と考え、麻雀やカードゲームをしたり、同じような境遇の仲間と集まったりして時間を過ごしていると話していました。
もちろん、それが楽しいと感じるなら素晴らしいことです。
でも、僕にとっては、それは少し「退屈な人生」に思えてしまう。
お金や時間があっても、没頭できる「何か」がなければ、心からの充実感は得られないんじゃないか。
僕はそう考えています。
クライアントワークが奪う、最も大切なもの
コンサルや案件受注といったクライアントワークは、確かに価値ある仕事です。
スキルや知識を直接提供し、感謝される素晴らしい体験だと思います。
ただ、僕にとっては大きなデメリットがありました。
それは、自分の時間が完全になくなってしまうことです。
クライアントの都合に合わせ、納期に追われる生活では、朝から晩まで何かに没頭するような、まとまった時間を確保することはできません。
過去の僕がそうだったように、細かいタスクに追われて全体を見渡せなくなり、本当にやりたいことを見失ってしまう。
サラリーマン時代に嫌というほど味わった、あの感覚に戻りたくなかったんです。
「暇だけど退屈ではない」を実現する2つの鍵

では、どうすれば時間的・経済的な自由と、心からの充実感を両立できるのか。
僕の経験上、鍵となるのは次の2つの要素です。
①:ストック型資産をコツコツ育てる
まず何よりも、時間の切り売りから脱却するための「ストック型資産」を構築すること。
僕の場合はブログやコンテンツ販売でしたが、あなたの得意な領域で、一度作れば価値を生み続ける仕組みを育てていくことが重要です。
もちろん、これは一朝一夕にできることではありません。
僕自身、今の状態になるまで4〜5年はかかっています。
でも、正しい方向に努力を続ければ、資産は着実に積み上がっていきます。
②:没頭できる「何か」を見つける
そしてもう一つ、非常に重要なのが「没頭できる何か」を持つことです。
プログラミングでも、文章執筆でも、楽器演奏でも、何でもいい。
時間を忘れてのめり込める対象があるからこそ、「暇」が「充実」に変わります。
これって、質の高いコンテンツ作りと全く同じなんですよね。
一つの記事を完璧に作る(具体)だけじゃなく、ブログ全体のコンセプト(抽象)を考える。
この「具体と抽象の往復運動」を楽しむような感覚です。
没頭できる何かを探求するには、まとまった時間、つまり「暇」が不可欠。
だからこそ、僕はストック型資産を築き、自分の時間を守ることを最優先にしているんです。
まとめ

今回は、僕がサラリーマンを辞めて手に入れた「暇だけど退屈ではない」という生き方についてお話ししました。
この記事の要点をまとめます。
- クライアントワークをせず、ストック型資産だけで会社員以上の収入を実現している
- ストック型資産とは、雪だるま式に育つ「自動販売機」のような仕組み
- 「お金や時間があっても退屈な人」と「没頭できて充実している人」の違いは大きい
- 充実した自由な時間を手に入れるには、「ストック型資産」と「没頭できる何か」の両方が必要
時間の切り売りで消耗する毎日から抜け出し、経済的な不安なく、自分の好きなことに1日中没頭する。
これは、決して夢物語ではありません。
この記事が、あなたが理想のライフスタイルを設計する上での、一つのヒントになれば嬉しいです。