【副業サラリーマンの心得】会社を使い倒し、ブログで資産を作る横展開戦略


さくちょ
- 「副業を始めたいけど、毎日忙しくて時間なんてない…」
- 「本業と副業、どうやってバランスを取ればいいんだろう…」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、今回の話はきっと役に立つはずです。
多くの人が、副業を始めるには「気合と根性で時間を捻出するしかない」と考えがちです。
しかし、それでは心も体も消耗してしまい、長続きしませんよね。
実は、サラリーマンという立場を「足かせ」ではなく「最強の武器」として捉え直すことで、道は開けます。
今回は、会社員としての立場を最大限に活用しながら、着実に資産を築いていくための具体的な戦略についてお話しします。
会社を「うまく使う」という発想の転換

まず、副業を始めるにあたって最も重要なマインドセットは、会社を「うまく使う」という発想を持つことです。
これは、会社をないがしろにしたり、サボったりするという意味ではありません。
むしろ逆で、サラリーマンが持つ権利や環境を最大限に享受しつつ、自分の未来のために時間を投資していくという、いわば「令和のサラリーマンの最強の働き方」だと僕は考えています。
削るべきは「残業」と「飲み会」の時間
では、具体的にどうやって副業の時間を確保するのか。
答えはシンプルで、「残業」と「付き合いの飲み会」を思い切って削ることです。
もちろん、キャリアの浅い20代や転職直後など、本業に集中すべき時期はあります。
しかし、ある程度仕事に慣れ、自分の裁量で業務をコントロールできるようになったら、定時で仕事を終えるスキルを磨くべきです。
「ハイハイ、またその話ね…」と思うかもしれませんが、これができなければ副業のスタートラインにすら立てません。
給料や社会保険、ボーナスといったサラリーマンの恩恵はしっかり受け取りつつ、業務後の時間はすべて自分の未来のための資産作りに投下する。
この割り切りが、成功への第一歩になります。
本業をおろそかにしては本末転倒
ここで一つ注意点があります。
それは、副業にのめり込むあまり、本業をおろそかにしてはいけないということです。
安定した給料という基盤があるからこそ、僕らは安心して副業にチャレンジできます。
本業での信用を失ってしまっては、元も子もありません。
むしろ、本業で培ったスキルや経験は、巡り巡って副業にも必ず活きてきます。
僕自身、建設コンサルタント時代に叩き込まれた「具体と抽象の往復運動」の思考法が、今のコンテンツ作りにめちゃくちゃ役立っていますからね。
本業はきっちりこなし、安定した基盤を維持する。
その上で、未来への投資として副業に取り組む。
このバランス感覚が非常に重要です。
成果の公式「生産性 × 働く時間」を意識する

さて、副業の時間を確保できたら、次に意識すべきことがあります。
それは、「成果 = 生産性 × 働く時間」というシンプルな公式です。
副業初期は「時間」でカバーするしかない
本業ではベテランのあなたも、ブログやネットビジネスという新しいフィールドでは、残念ながら「新人」です。
つまり、最初のうちは「生産性」が限りなく低い状態からスタートします。
生産性が低い以上、成果を出すためには「働く時間」を投下するしかありません。
これは、まるで「先の見えない長いトンネルを一人で歩き続ける」ような感覚に近いかもしれません。
誰にも評価されず、収益も発生しない。
そんな下積み時代を乗り越える覚悟が必要です。
本業でどんなにすごい実績があっても、ここでは通用しない。
「初心に戻って、こつこつこつこつ積み上げていく」という謙虚なマインドが、この厳しい時期を乗り越える力になります。
目指すべきは「資産性のある仕組み」
ただし、いつまでも時間を切り売りする働き方では、サラリーマンの副業として限界があります。
僕らが目指すべきゴールは、「資産性のある仕組み」を構築すること。
具体的には、「自分が働いている間、寝ている間、家族と過ごしている間にも、ネット上に積み上げた資産がお金を運んでくれる仕組み」を作ること。
ブログはその最たる例です。
一度書いた記事が、Google検索を通じて何年にもわたって読者を集め、収益を生み出してくれる。
この「自動で稼げる仕組み」を作ることこそ、副業サラリーマンが目指すべき理想郷だと言えるでしょう。
ブログを起点に「横展開」してスケールさせる

最後に、長期的な視点で最も重要になるのが「横展開」という考え方です。
「一つのことに集中しろって言われるけど…」
そう思ったかもしれません。
もちろん、初期段階ではブログという一つの媒体に集中投下することが不可欠です。
しかし、ある程度スキルが身につき、成果が出始めたら、「一つのことに固執しない」という視点が重要になってきます。
なぜ「一点集中」は危険なのか?
大企業が複数の事業を手がけてリスクを分散するように、個人レベルのビジネスでも依存先を一つに絞るのは非常に危険です。
例えば、Googleのアップデート一つでブログのアクセスが激減したり、利用しているプラットフォームの規約変更で突然収益がゼロになったりする可能性は、常にあります。
要するに、一つのカゴにすべての卵を盛るのではなく、複数の収益源を持つことで、変化に強い安定したビジネスを築くことができる、ということです。
ブログで培ったスキルは最強の武器になる
「でも、そんなに色々やるなんて無理だよ…」
ご安心ください。
そのための「ブログ」なんです。
ブログ運営を通じて、あなたは自然と以下のスキルを身につけることになります。
- ライティング
- SEO(検索エンジン最適化)
- デザイン
- マーケティング
- HTML/CSSの基礎基礎
これらのスキルは、他のメディアに展開する際の最強の武器になります。
僕自身、ブログで培ったライティングスキルを活かしてKindleを出版したり、マーケティングの知識を使ってメルマガを始めたりと、少しずつ横展開を進めています。
これがうまくいくかは正直分かりません。
僕もまだチャレンジャーの立場です。
しかし、ブログという揺るぎない幹があるからこそ、恐れずに新しい枝葉を伸ばすチャレンジができるのです。
まとめ

今回は、副業サラリーマンが持つべき心得の核心部分についてお話ししました。
ポイントを3つにまとめます。
- 会社を「うまく使う」:
サラリーマンの権利は享受し、残業や飲み会を削って副業時間を確保する。 - 成果の公式を意識する:
副業初期は「時間」を投下し、将来的には「資産性のある仕組み」を構築する。 - 横展開でスケールさせる:
ブログを起点に総合スキルを磨き、一つのことに固執せずリスクを分散させる。
副業は、決して楽な道ではありません。
しかし、正しいマインドセットと戦略があれば、サラリーマンという立場は、あなたの挑戦を後押しする最高の追い風になります。
まずは、今日の帰り道から「どうすれば定時で帰れるか」を考え、自分の未来のために1時間でも多く時間を投資することから始めてみませんか?