復習、やってますか?5年前に買った教材を見直したら衝撃の発見があった話


さくちょ
- 「この教材、昔買ったけど全然見てないな…」
- 「一度学んだけど、ほとんど忘れちゃった…」
あなたも、過去に購入した本やオンライン講座を、本棚やPCの奥に眠らせてしまってはいませんか?
何を隠そう、学生時代の僕は典型的な「一夜漬け」タイプでした。
テスト前にゴリゴリの暗記でなんとか点数を確保し、テストが終わった1ヶ月後には内容の9割を忘れている…という、まあ典型的なパターンですよね。
復習なんて面倒だし、それより新しいことを学びたい。
ずっとそう思っていました。
でも、副業としてコンテンツ作りを始めてから、その考えは180度変わりました。
特に、最新情報が目まぐるしく入れ替わる今の時代だからこそ、「復習」にこそ大きな価値がある、と確信するようになったんです。
この記事では、なぜ僕が復習を重要視するようになったのか、そして、過去の学びを「資産」に変えるための具体的な復習術について、僕自身の経験を交えながらお話ししていきます。
なぜ今、一度学んだことの「復習」が重要なのか?

副業を始めてから、僕の学び方は大きく変わりました。
それまでは最新のテクニックやノウハウばかりに目が行きがちでしたが、次第に「本質・基本・原理原則」といった、時代が変わっても色褪せない部分に強く惹かれるようになったんです。
この視点の変化が、復習の価値を再発見させてくれました。
学んだフェーズで「刺さる言葉」は変わる
あなたも経験がありませんか?
同じ本を読んでいるのに、読むタイミングによって心に響く箇所がまったく違う、ということが。
これこそが復習の醍醐味だと僕は思っています。
一回聞いたときには大事だと思ってなかったことが、自分のフェーズが変わることによって、「はッ⋯!めちゃくちゃここ大事なこと言ってるぞ⋯!」って。
その観点が変わったりします。
当時気づけなかった学びがあったりとか、あるんですよね。
ビジネスを始めたばかりの頃に読んだマーケティングの本と、ある程度経験を積んでから読むのとでは、理解の深さも、注目するポイントもまったく異なります。
復習は、単なる知識の確認作業ではありません。
成長した今の自分だからこそ気づける、新たな発見の宝庫なんです。
最新テクニックだけを追いかける危険性
「復習より、新しい情報をインプットした方がいいのでは?」と思う気持ちも、すごくよく分かります。
特にAIのような進化の速い分野では、
- 「半年前の情報がもう古い」
- 「3ヶ月前のノウハウが通用しない」
なんてこともザラにありますからね。
もちろん、最新情報をキャッチアップすることは大切です。
でも、それだけだと、いつまで経っても学びが積み上がっていかないんです。
小手先のテクニックはすぐに陳腐化しますが、その根底にある「なぜそうするのか?」という本質的な部分は、そう簡単には変わりません。
むしろ、復習を通じて本質を深く理解することで、新しいテクニックが出てきても「ああ、これはあの原理の応用だな」と、すぐに本質を見抜けるようになります。
僕が実践する「過去の学び」を資産に変える復習術

「復習が大事なのは分かったけど、具体的にどうすれば?」と思いますよね。
ここでは、僕が実際にやっている、ちょっとした工夫を取り入れた復習の方法を3つ紹介します。
1. 5年前のUdemy講座から「本質」を掘り起こす
実は僕、最近5年前に購入したUdemyの講座を改めて見直しているんです。
「情報が古すぎない?」と思われるかもしれませんが、僕が注目しているのはテクニックの部分ではなく、その奥にある原理原則。
例えば、マーケティングの講座なら、ツールの使い方は変わっていても、「顧客のどんな悩みを解決するのか」「どうやって信頼関係を築くのか」といった本質的な部分は、驚くほど変わっていません。
大げさじゃなく、何十年、何百年前からマーケティングのやるべきことは変わっていないんですよね。
昔はそれがカセットテープや手紙だったのが、今はインターネットに置き換わっただけ。
古い教材を復習することで、こうした時代を超えた不変の原理に気づくことができます。
2. 意外と恥ずかしい?自分のコンテンツを聞き直す
これ、意外と勇気がいるんですが、めちゃくちゃ勉強になります。
過去の自分が作ったコンテンツを聞き直すと、「うわ、この言い回し分かりにくいな…」とか「ここは今ならもっと上手く説明できるな」とか、改善点が山ほど見つかります。
でもそれは、自分がそれだけ成長した証拠なんですよね。
同時に、「この考え方の根幹は、今も変わってないな」という自分の軸を確認することもできます。
自分のコンテンツは、自分の思考を客観的に見つめ直すための、最高の教材なんです。
3. 「ながら学習」で復習を習慣化するコツ
復習のためにまとまった時間を確保するのは、なかなか難しいですよね。
そこで僕がやっているのが、「ながら学習」です。
僕の家にはトレーニング用のスピンバイクがあるんですが、その真ん中にタブレットを置けるスペースがあるんです。
そこにタブレットを置いて、スピーカーからUdemyの講座を流しながら、ひたすら漕ぐ。
これを毎日続けています。
通勤中の電車の中、家事をしている最中など、耳が空いている時間にイヤホンで過去の教材を聞き流すだけでも効果は絶大。
大事なのは、完璧に理解しようと気負わないこと。「BGM」くらいの軽い気持ちで、何度も何度も繰り返し聞くことで、知識がじわじわと身体に染み込んでいきます。
まとめ

今回は、僕が実践している「復習」の価値と、その具体的な方法についてお話ししました。
- 学びのフェーズが変わると、同じ内容でも新たな発見がある
- 最新情報だけでなく、時代を超えた「本質」を学ぶことが重要
- 過去の教材や自分のコンテンツは、成長のための最高の教材になる
- 「ながら学習」で、復習を無理なく習慣化する
学生時代はあんなに嫌いだった復習が、今では僕にとって、自分の成長を実感できる貴重な時間になっています。
それは、過去の学びという「点」が、復習を通じて今の知識と繋がり、「線」になっていく感覚に近いかもしれません。
この記事を読んで、「そういえば、あの時買った本、途中までしか読んでなかったな…」と思い出したあなた。
ぜひ、その本棚やフォルダの奥から、過去の学びを引っ張り出してみてください。
そこには、今のあなただからこそ見つけられる、未来へのヒントが眠っているはずです。