人生オワタ…?その絶望、50年後には「ラッキーな経験」に変わるかもしれません

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さくちょ

さくちょ

  • 仕事で大きなミスをした…
  • 大切な人を失った…
  • 投資で虎の子の資産を溶かしてしまった…

生きていれば、誰だって一度や二度は「もう終わりだ…」と、目の前が真っ暗になるような経験をしますよね。

あまりのショックに、何も手につかなくなり、

「なんで自分だけこんな目に遭うんだ…」

と、やり場のない怒りや悲しみに心が支配されてしまうこともあるでしょう。

僕も過去に、壮絶な経験を何度もしてきました。

正直、思い出すだけで今でも胸が苦しくなるようなトラウマもあります。

でも、そんな「どん底」を経験したからこそ、今、確信を持って言えることがあります。

それは、その瞬間の「負け」は、人生全体の「負け」ではないということです。

この記事では、僕自身のどん底体験を赤裸々にお話ししながら、どうやって絶望的な状況から立ち直り、それを未来の幸せにつなげていくか、そのための具体的な思考法について解説していきます。

もし今、あなたが深い絶望の中にいるのなら、この記事が少しでも希望の光になれば嬉しいです。

僕が味わった「人生のどん底ボンバー」

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きれいごとを言うつもりはありません。

まずは僕が過去に経験した、壮絶な「どん底体験」を2つ、お話しさせてください。

「ハイハイ、またこれね…」なんて思われるような、ありきたりな苦労話ではないはずです。

監督にコーヒーをぶっかけられた少年時代

僕がサッカーを始めたのは、Jリーグが発足したばかりの小学生の頃。

三浦知良選手、いわゆるキングカズや、アルシンド選手といったスターに憧れて、地元のサッカー少年団に入りました。

最初は楽しかったんです。

でも高学年になって監督が代わった瞬間、僕のサッカー人生は地獄に変わりました。

新しい監督は、めちゃくちゃスパルタで怖い指導者で…。

練習中にミスをすれば、監督が飲んでいる熱いコーヒーを顔にぶっかけられる。

気に食わないことがあると、そばにあるパイロン(練習で使う三角コーン)を僕らに向かって蹴り飛ばしてくる。

ある試合で4失点して負けた日には、「1点につきグラウンド30周だ!」と、大学生が使う広いグラウンドを120周走らされました。

70周を過ぎたあたりで、もう足が痛くて動かない。

でも、やめたら何をされるか分からない恐怖で、涙を流しながら走り続けました。

結局、僕は疲労骨折で病院に運ばれました。

後日、監督がスーツ姿で家に謝罪に来たらしいのですが、僕にはその記憶がありません。

おそらく、あまりの恐怖に脳が記憶から消してしまったんでしょう。

この経験は強烈なトラウマになり、中学・高校になってもサッカーをプレーすることが怖くなってしまいました。

実は今でも、夢の中でサッカーをしては、あの監督に怒鳴られる夢を見てうなされることがあります。

家族も家もお金もない、絶望の30代

もう一つのどん底は、30代の時のことです。

僕は離婚を経験し、さらにその後、何を思ったかFXに手を出してしまいました。

離婚でなんとか手元に残ったけっこうな額のお金を、ものの見事にすべて溶かしてしまったんです。

本当にバカみたいですよね…。

気づけば僕は、「家族もない、家もない、お金もない」という、ないない尽くしの状態。

まさに「人生のどん底ボンバー」を味わったわけです。

あの時の絶望感と無力感は、今でも忘れられません。

その「負け」、50年後にどう見えますか?

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サッカーでのトラウマ、そして離婚と全財産喪失。

僕の人生における、紛れもない「どん底」であり「負け」の瞬間です。

でも、面白いことに、今の僕はこれらの経験を少し違う視点で見れるようになりました。

これは、サラリーマン時代に叩き込まれた「具体と抽象の往復運動」にも似ています。

目の前の絶望的な出来事(具体)から少し視点を引き上げて、人生全体(抽象)で捉え直してみる。

この視点の切り替えが、僕を救ってくれました。

投資も人生も「長期目線」が最強

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは、50年という超長期スパンで投資を行い、絶大なリターンを上げています。

彼がすごいのは、リーマンショックやコロナショックのような暴落局面でも、決してうろたえないこと。

むしろ「絶好の買い場だ」とさえ言います。

なぜなら彼は、短期的な価格の上下に一喜一憂せず、「長期的には経済は成長する」という大局観を持っているからです。

これって、人生もまったく同じだと思いませんか?

その瞬間は「もう終わりだ」と思えるような大失敗も、50年という人生スパンで見れば、ほんの一瞬の出来事かもしれない。

「その瞬間は負けでも、長期目線で勝って幸せになればいい」

資本主義社会が長期で勝てる仕組みになっているように、僕らの人生も、諦めずに長期で戦い続ければ、最後には笑える日が来る。

僕はそう信じています。

「どん底」は最強の幸福ブースターになる

「どん底を経験したことが、今となってはラッキーだった」

こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、これは僕の本心です。

とある研究で、生まれながらに何不自由なく育った人の幸福度は、実はそこまで高くない、という結果があるそうです。

なぜなら、彼らには「比較対象」がないから。

当たり前が当たり前すぎて、日常にある小さな幸せに気づきにくいんですね。

一方で、僕のように「家族も家も金もない」というどん底を味わった人間は、幸福を感じるハードルがめちゃくちゃ低い。

  • 普通にフカフカの布団で眠れること
  • 仲間と笑いながらご飯を食べられること
  • 仕事があって誰かの役に立てること

これら一つひとつが、とてつもなく幸せなことだと心から感じられるんです。

この幸福感の差(固定差)こそが、どん底を経験した者に与えられる特権だと僕は思っています。

辛い経験は、日常の幸せを何倍にも増幅してくれる「最強の幸福ブースター」になるんです。

絶望しすぎず、長期目線でやっていこう

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ここまで僕の経験と、そこから得た学びをお話ししてきました。

もちろん、今まさに辛い状況の渦中にいるあなたが、すぐに「これはラッキーな経験だ!」なんて思えるはずもありません。

無理にポジティブになる必要はまったくないです。

ただ、頭の片隅にでも、今日の話を置いておいてもらえると嬉しいです。

  • 「今のこの苦しみは、短期的な負けに過ぎない」
  • 「この経験が、未来の自分の幸福度をブーストしてくれるかもしれない」

そうやって、少しだけ視点を未来に、長期的な目線に移してみる。

それだけでも、絶望に飲み込まれそうな心を、少しだけ軽くできるはずです。

僕らは、毎日を完璧に生きることはできません。

失敗もするし、後悔もするし、どうしようもなく落ち込む日もあります。

でも、大丈夫。

その一つひとつの出来事に絶望しすぎず、長期で見たときに「ああ、良い人生だったな」って思えれば、それでいいじゃないですか。

まとめ

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今回は、僕自身の壮絶な体験談を交えながら、人生のどん底から這い上がるための思考法についてお話ししました。

  • 僕が経験した2つのどん底(サッカーでのトラウマ、離婚と全財産喪失)
  • 短期的な「負け」に囚われず、投資のように「長期目線」で人生を捉える
  • 「どん底」の経験は、未来の日常にある幸せを増幅させるブースターになる

人生は長い旅のようなものです。

途中、嵐に見舞われることもあれば、道に迷って動けなくなることもあるでしょう。

でも、どんな嵐もいつかは過ぎ去り、道はまた拓けていきます。

絶望しすぎず、腐らず、一緒に長期目線で戦っていきましょう。

あなたの人生が、最終的に「最高の物語だった」と笑えるものになることを、心から願っています。

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