なぜあなたの作業は資産にならない?タスク管理で3年後に差がつく「第2領域」の重要性

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さくちょ

さくちょ

日々のタスクに追われて、本当にやるべきことが後回しに…なんて経験、ありませんか?

  • 「クライアントへの返信をしなきゃ⋯」
  • 「今日のSNS投稿を考えないと⋯」
  • 「急なトラブル対応で1日が終わってしまった⋯」

目の前の緊急なことに時間を奪われ、気づけば「将来のためにやりたかったこと」が、まったく手つかずのまま。

僕も、昔はそうでした。

特に、個人で仕事を始めて法人化したタイミングでは、やるべきことが爆発的に増えて、頭の中だけで管理するのは完全にキャパオーバー。

「このままじゃ、まずい…」

そう思って、ある「思考のフレームワーク」を導入したことで、僕の時間の使い方は劇的に変わりました。

それは、目先の作業をこなすだけでなく、3年後、5年後の自分をラクにしてくれる「資産」を着実に積み上げていくための時間管理術です。

今回は、僕が実際に大きな成果を得られた「重要度と緊急度のマトリックス」を使ったタスク管理術について、具体的な実践方法を交えながらお話しします。

アイゼンハワーマトリックスとは?タスク管理の思考法

「重要度と緊急度のマトリックス」と聞いても、ピンとこないかもしれませんね。

これは、世界的なベストセラー『7つの習慣』で紹介されたことで有名な時間管理のフレームワークで、別名「アイゼンハワーマトリックス」とも呼ばれています。

タスクを「重要度」と「緊急度」という2つの軸で4つの領域に分類し、何に時間とエネルギーを優先的に使うべきかを明確にするための考え方です。

4つの領域でタスクを仕分ける

具体的には、以下の4つの領域にタスクを振り分けていきます。

第1領域:重要かつ緊急なこと

例:クレーム対応、納期の迫った仕事、急なトラブル

第2領域:重要だが緊急でないこと

例:コンテンツ制作、スキルアップのための学習、仕組み作り、人間関係の構築

第3領域:緊急だが重要でないこと

例:多くの電話やメール、一部の会議、無意味な接待

第4領域:重要でも緊急でもないこと

例:暇つぶしのネットサーフィン、だらだらとテレビを見る

僕自身、法人化したタイミングでタスク管理アプリ「TickTick」を導入したのですが、このアプリを選んだ決定的な理由が、アイゼンハワーマトリックスでタスクを整理できる機能があったからなんです。

この4つの領域を意識するだけで、自分が「今、本当にやるべきこと」が見える化され、日々の行動が大きく変わります。

3年後に大きな差がつく「第2領域」という資産づくり

さて、4つの領域のうち、あなたの人生を長期的に豊かにするために、最も注力すべきなのはどこだと思いますか?

多くの人は、目の前の「第1領域(重要かつ緊急)」に追われがちです。

もちろん、これも大事。

しかし、本当に大きな差を生むのは「第2領域(重要だが緊急でないこと)」に、いかに時間を使えるかなのです。

僕が考える「第2領域」の正体

僕は、この「第2領域」の作業を「自分の資産づくり」と定義しています。

  • ブログ記事の執筆
  • YouTube動画の制作
  • メルマガやLINEの仕組み化
  • 新しいスキルを学ぶための読書や学習
  • 将来の協力者となる人との関係構築

これらは、すぐに売上につながるわけではないので、緊急度は低い。

だから、ついつい後回しにされがちです。

でも、これこそが「後々、人生レベルでジワジワ効いてくる」資産になるんですよね。

僕が「第2領域」で人生を変えた話

僕が会社員を辞めて、今の自由な働き方を手に入れられたのは、まさにこの「第2領域」にコツコツと時間を投資し続けてきたからです。

多くの人が目先の収入のためにコンサルティングや単発の仕事に追われる中、僕は意識的に「自動で価値を提供する仕組みづくり」に時間を使ってきました。

その結果どうなったか。

3年、5年という時間をかけて作ったコンテンツたちが、僕が寝ている間も自動的に売上を生み出してくれるようになりました。

その効果はまさに「雪だるま式」で、今では本業の収入を安定的に超える収益となり、会社員を辞めるという選択肢を僕に与えてくれました。

これは、緊急なタスクばかりをこなしていたら、決して手に入らなかった未来です。

今日から始める「資産づくり」の習慣化メソッド

「理屈はわかったけど、忙しくてそんな時間ないよ…」

そう思いますよね。

僕もそうでした。

だからこそ、誰でも実践できる具体的な方法をお伝えします。

どんなに忙しくても「1日5分」だけ着手する

重要なのは、完璧を目指すことではありません。

毎日、必ず着手することです。

僕は「1日に1個以上は、絶対に資産になる作業をする」と決めています。

どんなに忙しくても、疲れていても、5分でも10分でもいい。

  • ブログ記事のネタを1つ考える
  • SNSで価値提供になる投稿を1つする
  • メルマガの文章を一行だけ書く

これくらいなら、できそうな気がしませんか?

この小さな積み重ねが、3年後、5年後に圧倒的な差を生むんです。

あなたの「第2領域」は何ですか?

もしあなたが、僕と同じようにコンテンツで生きていきたいと考えているなら、「第2領域」の作業は以下のようなものが当てはまるでしょう。

  • ブログ構築:読者の悩みを解決する記事を書く、サイト設計を見直す
  • SNS発信:専門性を伝えるポストを作成する、フォロワーと交流する
  • コンテンツ制作:有料noteや講座の構想を練る、教材の動画を1本撮る
  • スキルアップ:関連書籍を読む、オンライン講座で学ぶ
  • 仕組み化:メルマガのステップメールを1通書く、作業を自動化するツールを調べる

これらの作業は、緊急なメール返信よりも、はるかにあなたの未来を豊かにしてくれます。

ぜひ、今日のタスクリストに「第2領域の作業」を1つだけ追加してみてください。

まとめ

今回は、僕が人生を変えるきっかけとなった「重要度と緊急度のマトリックス」を使った時間管理術についてお話ししました。

  • タスクを「重要度」と「緊急度」で4つの領域に分ける
  • 人生を長期的に変えるのは「第2領域(重要だが緊急でないこと)」
  • 第2領域とは、未来の自分を助ける「資産づくり」の作業である
  • どんなに忙しくても、毎日5分でもいいから必ず着手する

日々の緊急タスクに追われていると、どうしても視野が狭くなりがちです。

細かい作業(具体)に没頭しながらも、常に「自分の資産をどう築くか(抽象)」という大きな視点を忘れないこと。

この「具体と抽象の往復運動」こそが、質の高いコンテンツを生み出し、長期的な成功につながると僕は信じています。

今日から始める、たった5分の「第2領域」への投資。

それが、3年後のあなたを、今とはまったく違うステージへ連れて行ってくれるはずです。

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