【罪悪感は不要】AI活用へのモヤモヤを歴史に学ぶ思考法

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さくちょ

さくちょ

  • 「AIの進化が速すぎて、何がなんだかわからない…」
  • 「AIに頼りきりで、なんだか罪悪感がある…」

もしあなたがそう感じているなら、この記事はまさにあなたのために書かれました。

AI、特に生成AIの登場で、僕たちの仕事や創作活動は劇的に変わりつつあります。

しかし、その一方で、技術の中身がわからないままAIを使うことに、漠然とした不安や後ろめたさを感じている人も少なくないのではないでしょうか。

何を隠そう、僕自身がその一人でした。

実は最近、プログラミング知識ゼロの状態から、分身AIと対話しながら200記事以上あるブログサイトを丸ごと作ってもらったんです。

何を隠そう、あなたが読んでいるこのブログこそ、僕の分身AIと対話しながら作ったものになります。

でも、その過程で感じたのは、達成感よりもむしろ「恐怖」でした。

この記事では、僕が体験したAIへのリアルな葛藤と、そのモヤモヤをどう乗り越えたのかをお話しします。

AI時代を生き抜くための新しい羅針盤として、きっとあなたの役に立つはずです。

僕が体験した「AIへの恐怖」という名の葛藤

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「僕は、このブログのコードを1文字も書いてないんだよな…」

これが、先日AIの力だけでブログを構築し終えた僕の率直な感想でした。

自分の頭の中にある構想を伝えると、AIがものすごいスピードでコードを書き上げていく。

僕には何が起きているかさっぱりわからないのに、目の前で着々と完成品が出来上がっていくんです。

その光景を目の当たりにしたとき、純粋な感動とともに、背筋がゾッとするような恐怖を覚えました。

「すごい」と「怖い」の狭間で

AIが生成するコードは、まさに魔法のようでした。「すげーな」と興奮する一方で、僕の心の中では別の感情が渦巻いていました。

  • 途中過程が完全なブラックボックスであることへの不安
  • 何か問題が起きても、自力では何も解決できない無力感
  • このままでは「AIがないと仕事ができない人間」になってしまうのではないかという危機感

AIという強力すぎるツールを手にしたことで、逆に自分の存在価値が揺らぐような、ものすごい葛藤に襲われたのです。

「このままでいいんだろうか…」と本気で悩みました。

これは、AIという強力な「枝葉」に振り回され、自分という「幹」を見失いかけている状態だったのかもしれません。

そのモヤモヤ、人類史上初の問題かもしれない

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この正体不明のモヤモヤを抱えながら、僕はふと思いました。

「これって、人類が初めて直面している問題なんじゃないか?」

やりたいことがあって、完成イメージも明確にある。

でも、その途中過程がまったくわからなくても、AIが瞬時に形にしてくれる。

これまでの技術は、あくまで人間の能力を「拡張」するものでした。

しかしAIは、思考や創造という、これまで人間にしかできないとされてきた領域にまで踏み込んできます。

「知らなくても作れてしまう」という、これまでにはなかった状況。

これこそが、僕たちの不安の根源であり、AI時代を生きる上で向き合わなければならない新しい課題なのです。

AIへの罪悪感を消す「歴史」という羅針盤

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どうしようもない葛藤を抱えた僕は、思い切ってそのモヤモヤをAI自身にぶつけてみることにしました。

「AIに頼りきりで、仕組みもわからない。これってダメなこと?」

すると、AIから返ってきたのは、僕の心を軽くする意外な視点でした。

それは、技術の進化を「歴史」という大きなスケールで捉え直す、という考え方です。

車のエンジン、知らなくても運転できますよね?

AIはこう問いかけてきました。

「あなたは車を運転するとき、エンジンの燃焼サイクルやトランスミッションの構造を完全に理解していますか?」

なるほど…。

言われてみれば、その通りだ…。

僕たちはエンジンの詳細な仕組みを知らなくても、アクセルを踏めば車が進むことを知っていて、目的地まで安全に運転することができます。

「車の全構造を知らなきゃ運転しちゃいけない」なんて言う人は、どこにもいませんよね。

スマホの仕組み、知らなくても繋がれますよね?

さらに、AIはこう続けました。

「あなたはスマホを使うとき、半導体の原理や通信プロトコルの詳細を意識していますか?」

これもまた、答えは「No」です。

僕たちは複雑な技術の集合体であるスマホを、ごく自然に使いこなし、世界中の人々と繋がっています。

技術が社会に普及する過程とは、いつだってそういうもの。

最初は専門家だけが扱えたものが、どんどんブラックボックス化されて、誰もがその恩恵を受けられるようになる。

AIも、その歴史の延長線上にあるに過ぎないのです。

このAIとの対話を通じて、僕の中で固まっていた思考がスッと溶けていくのを感じました。「腑に落ちるものがあった」とは、まさにこのことです。

AI時代、僕たちの価値はどこにあるのか?

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AIを車の運転と同じように捉えていい。

そう思えたことで、僕の罪悪感はかなり軽くなりました。

しかし、同時に新たな問いが生まれます。

「じゃあ、これからの時代、人間の価値はどこにあるんだろう?」

この問いに対して、僕は一つの確信を持っています。

それは、「一次情報」の価値が爆発的に高まるということです。

AIの登場によって、これまで価値があった「やり方」を教えるチュートリアル的な情報は、その価値を完全に失うでしょう。

なぜなら、「ここのボタンを押せばできますよ」といった操作方法は、すべてAIが瞬時に教えてくれるようになるから。

操作方法がわからなければ「もっと詳しく教えて!」と言えば、AIは詳しく教えてくれますし、「ステップ・バイ・ステップで教えてくれ!」と言えば、あなたのレベル感に合わせてしっかり教えてくれます。

レスポンスも速いので、もう人間がわざわざチュートリアル的な情報を作る価値はないと断言できます。

では、AIに生み出せないものは何か?

それは、あなた自身のユニークな体験、葛藤、喜び、そして失敗談です。

  • AIを使って何かを作ってみて感じた「恐怖」や「葛藤」
  • 新しいスキルを学んで「腑に落ちた」瞬間の感動

これらは、あなたにしか語れない、かけがえのない「無形資産」であり、一次情報です。

だから僕は、このブログでチュートリアル的な情報を入れるのではなく、自分の経験をすべて赤裸々に書き綴っていくことをコツコツ続けています。

これからの時代に求められるのは、そうした等身大の体験を、自分の言葉で発信していく力なのです。

まとめ

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今回は、僕自身が体験した「AIで何でも作れてしまうことへの罪悪感」をテーマに、その乗り越え方についてお話ししました。

  • AIへの恐怖や罪悪感は、技術の進化を「歴史」の視点で捉え直すことで解消できる。
  • 車の運転やスマホの使用と同じで、僕たちはAIの仕組みを完全に知らなくても、堂々と活用していい。
  • チュートリアル的な情報の価値が下がるAI時代、人間の価値は「一次情報」、つまりあなた自身の体験や感情そのものにある。

AIの進化は、僕たちから仕事を奪うものではなく、僕たちの価値のありかを根底から変える「革命」です。

AIに溺れるのではなく、AIを使いこなす。

そして、そこで生まれた時間とエネルギーを、あなたにしか生み出せない価値、つまり「自分軸」に基づいた一次情報の発信に注いでいく。

それが、予測不可能なAI時代を生き抜くための、僕なりの答えです。

この記事が、あなたのモヤモヤを晴らす一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

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