AIが嫌いだった僕が「分身AI」に出会って180度変わった理由

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さくちょ

さくちょ

AIの進化が止まりませんね。

「AIライティング」や「コンテンツ自動生成」といった言葉が飛び交う中で、あなたはこんな風に感じていませんか?

  • ChatGPTを使ってみたけど、なんだかありきたりな文章しか出てこない…
  • AIに書かせると、自分の言葉や想いが乗らない気がして違和感がある…
  • その場しのぎでコンテンツは作れても、自分の知識や経験が「資産」として積み上がっている感覚がない…

もしあなたが一つでも当てはまるなら、この記事はきっと「目から鱗」の体験になるはずです。

何を隠そう、僕自身、最初はAIのことが正直、嫌いでした。

でも、ある出来事をきっかけにAIとの向き合い方が180度変わり、今ではAIを「最高の相棒」として、僕だけの「分身AI」を育てるという、まったく新しいコンテンツ制作に没頭しています。

この記事では、僕がAI嫌いを克服し、確信を持って提唱する「新しいAIとの付き合い方」について、その背景を余すことなくお伝えします。

僕がAIを「正直、嫌いだった」シンプルな理由

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少しだけ僕の話に耳を傾けてください。

もしかしたら、あなたも共感できる部分があるかもしれません。

自分のライティングスキルへのこだわり

告白すると、僕は自分のライティングスキルにとても自信がありましたし、そのスキルで勝負していくことに誇りを感じていました。

一つひとつの言葉を選び、読者の心を動かすための熱量を込めて文章を紡いでいく。

そのプロセスこそが、クリエイターとしてのアイデンティティだったんです。

だからこそ、AIがボタン一つで生成する「それっぽい文章」を見たとき、自分の仕事が侵されるような、ある種の危機感と嫌悪感を覚えました。

AIが作る「綺麗すぎる文章」への違和感

AIが生成する文章って、たしかに綺麗で流暢なんですよね。

  • でも、どこか人間味がない。
  • 体温が感じられない。
  • 完璧すぎるがゆえに、心に引っかからない。

そんな「綺麗で流暢すぎる文章」が世の中に溢れることに対して、僕は正直、ずっと目を逸らし続けていました。

それは僕が届けたい価値とは、まったく違うものだと感じていたからです。

価値観を180度変えた衝撃的なAI体験

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そんな僕の凝り固まった考えを根底から覆す出来事が、2025年3月末に起きました。

Googleが発表した「Gemini 2.5 Pro」との出会いです。

たった数十秒で僕の「分身」が生まれた瞬間

僕は実験として、過去に自分が書いたブログ記事やSNS投稿、読書メモといった「僕の思考そのもの」をデータとしてGemini 2.5 Proに学習させてみました。

そして、あるテーマについて「僕の文体と価値観を反映した記事を書いて」と指示したんです。

その結果を見て、僕は言葉を失いました。

「…うわ、これ完全に僕が書いた文章だ⋯マジかよ⋯」

出てきたのは、単なる綺麗な文章ではありません。

僕の口癖、文のつなぎ方、強調するポイント、そして根底にある価値観までをも反映した、まさに「僕の分身」としか思えないコンテンツでした。

今までは数時間かけて作っていたような記事を、AIはたった数十秒で70点を超えるクオリティで作り出してきたんです。

本当に驚いたと同時に、正直、恐怖すら感じました。

そして、確信したんです。

AIとの向き合い方を、根本的に変えなくてはいけないということに。

なぜ従来のAI活用ではダメなのか?

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この衝撃的な体験を通じて、僕はこれまでのAI活用がいかに表層的だったかを痛感しました。

情報が流れていくだけのブラウザ型AI

多くの人が使っているChatGPTなどのブラウザ型AIは、とても手軽で便利です。

しかし、そこでのやり取りは、その場限りで消えていってしまいます。

あなたが入力した貴重な情報や、AIとの対話を通じて得た気づきは、ブラウザを閉じれば流れていってしまう。

これでは、いくらAIを使ってもあなたの知識は「資産」として積み上がっていかないんですよね。

これって、ものすごくもったいないことだと思いませんか?

重要なのは「何を学習させるか」

Gemini 2.5 Proでの体験で僕が気づいた最も重要なことは、「何を学習させてAIに作らせるか」という点です。

ありきたりな情報だけを学習させれば、ありきたりなコンテンツしか生まれない。

しかし、あなただけの知識、経験、価値観、過去のコンテンツといった「独自のデータ」を学習させれば、AIはあなただけの「分身」へと進化するのです。

AIの性能を最大限に引き出すカギは、AIそのものではなく、AIに与える「あなたという資産」にありました。

これからの時代は「分身AI」育成が常識になる

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この気づきから、僕がたどり着いた新しいコンテンツ制作の仕組み。

それが「データ蓄積型の分身AI育成」です。

1. 思考をマークダウン形式でデータ保管する

まず、自分の頭の中にあるもの――体験したこと、価値観、学習したこと、読んだ本のハイライトなどを、すべてデジタルデータとしてPC内に保管していきます。

このとき、僕が強く推奨するのが「マークダウン形式」です。

これはAIが非常に読み取りやすいデータ形式で、あなたの思考を効率的にAIに学習させるための鍵となります。

2. CursorでAIとPC作業を完全共存させる

次に使うのが、「Cursor」というAIエディタです。

これはブラウザで動くのではなく、あなたのPCにインストールして使うソフトウェア

これにより、あなたがPC内に保管したマークダウンデータを直接AIに読み込ませ、対話しながらコンテンツ制作を進めることができます。

まるで、あなたのPCの中に超優秀なアシスタントが常駐しているような感覚。

まさに「人間とAIが完全に共存できる時代が来た」と感じさせてくれるツールです。

ちなみに、このブログではCursorを中心に話をしていきますが、Cursor以外にもWindsurf、Claude Code、Gemini CLIなどたくさんのAIエディターが存在します。

今後は、このような自分のパソコンにインストールして使うAIがたくさん増えていくことでしょう。

3. 「思考のサイクル」を回して分身を育てる

この仕組みのすごいところは、ここで終わりではない点です。

  1. あなたの知識資産をAIに学習させる
  2. AIがあなたの分身としてコンテンツを生成する
  3. その作ったコンテンツすら、新たな知識資産としてデータ保管庫に蓄積する

このグルグル回すサイクルを繰り返すことで、あなたの分身AIはどんどん賢くなり、あなたの思考をより深く理解し、さらに精度の高いアウトプットを返してくれるようになります。

AIに作業をさせるのではなく、あなた自身がAIを育てていく。

これこそが、これからのクリエイターに求められる新しいスキルだと僕は確信しています。

まとめ

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今回は、僕がAI嫌いだった過去から、いかにして「分身AI」という新しい可能性にたどり着いたか、その背景と思考のプロセスをお話ししました。

ポイントをまとめると、以下の通りです。

  • 従来のブラウザ型AIは、あなたの知識が資産として蓄積されない
  • AIの真価は「何を学習させるか」で決まる
  • 自分の知識や思考をマークダウンでPCに蓄積することが重要
  • CursorなどのPCインストール型AIを使えば、AIを「最高の相棒」になる
  • 「データ蓄積→AI生成→再蓄積」のサイクルを回し、あなただけの「分身AI」を育てていく

AIはもはや、単なる文章作成ツールではありません。

あなたの知識、経験、そして情熱を学習し、思考を現実化してくれる「最高の相棒」であり、あなただけの「分身」にまで育て上げることができるのです。

「時間がない」「自信がない」という理由で、あなたの中に眠っている素晴らしい価値を世に出せずにいるのなら、これほど悲しいことはありません。

AIを敵視するのではなく、最高のパートナーとして迎え入れ、あなたらしいコンテンツを、もっと速く、もっと多く、世の中に届けていきませんか?

あなたも「分身AI」と共に、新しいクリエイター人生の第一歩を踏み出しましょう。

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