過去のコンテンツを資産にする!非エンジニアのためのバイブコーディング(Vibe Coding)術

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さくちょ

さくちょ

  • 「昔書いたブログ記事、いろんなサービスに散らばってて管理できない…」
  • 「Xの過去投稿をまとめて新しいコンテンツのネタにしたいけど、ぶっちゃけ面倒だ…」

あなたも、過去に生み出してきた大切なコンテンツの扱いに困っていませんか?

過去に作ったコンテンツは、あなたの貴重な無形資産です。

でも、各プラットフォームにデータが分散していると、その価値を最大限に活かすのは難しいですよね⋯。

僕も同じ悩みを抱えていました。

何せプログラミングの知識なんかまったくないので、データを変換するなんて夢のまた夢………だと思っていましたが!

2025年の上半期以降、時代は大きく変わりました。

「バイブコーディング(Vibe Coding)」という革命的な技術のおかげで、僕のような非エンジニアでも、AIと対話するだけで自分の欲しいツールを開発できるようになったのです⋯!

この記事では、僕自身がプログラミング知識ゼロの状態から、散らばった過去のコンテンツをObsidianに集約するための「変換ツール」を自作した経験をもとに、その具体的な方法と可能性を解説します。

この記事を読めば、あなたもAIを相棒にして、眠っているコンテンツ資産を蘇らせる第一歩を踏み出せるはずです。

バイブコーディングとは?非エンジニアの新しい強力な武器になる

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「バイブコーディング」って、なんだか難しそうな横文字に聞こえるかもしれません。

でも、安心してください。

これは、OpenAIの共同創業者などが提唱し始めたもので、要するに「AIとチャットしながらプログラミングする手法」のこと。

これまでのプログラミングとは全く違い、僕らのような専門知識のない「非エンジニア」でも、AIに「こんなツールが欲しい!」と自然言語で伝えるだけで、ソフトウェアやアプリを開発できる時代になったんですね。

Excelやパワポのように当たり前のスキルへ

断言しますが、このバイブコーディングのスキルは、数年後にはExcelやパワポを触るように、誰もが当たり前に使う時代になります。

「え?バイブコーディングできないの?じゃあウチの会社には要らないかな」

なんて言われる世の中が来ても、全くおかしくありません。

事実、ある研究では、開発のハードルが劇的に下がったことで、2030年までに世界の開発者人口が10億人に達する可能性があると予測されているほどです。

それぐらい、社会の仕組みを根底から変える革命が、今まさに起きているんですよ。

なぜ今、過去のコンテンツを蘇らせるべきなのか?

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「すごい技術なのはわかったけど、それが過去のブログ記事と何の関係があるの?」

そう思いますよね。

僕があなたにバイブコーディングを強くオススメしたい最大の理由は、プラットフォームへの依存から脱却し、自分の資産を自分の手でコントロールするためです。

点在する「デジタル資産」を取り戻そう

あなたはこれまで、様々なプラットフォームで価値あるコンテンツを生み出してきました。

  • X(旧Twitter)やInstagram
  • noteやBrain
  • はてなブログやアメブロ

これらはすべて、あなたの思考や経験が詰まった「資産」です。

でも残念ながら、そのデータはプラットフォーム側の都合で、いつ消えたり、仕様が変わったりするかわからない危険性をはらんでいます⋯。

バイブコーディングを使えば、これらのプラットフォームからデータを抽出し、自分だけのデータベースに保管するという選択肢が手に入る。

これって、ものすごくワクワクしませんか?

自分のコンテンツを、完全にコントロールできる自由が手に入るんですから。

知識ゼロから「変換ツール」を自作する3ステップ

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「でも、ツールを自作するなんてハードルが高いんじゃ…」

僕も最初はそう思っていました。

プログラミングなんて何が何だかさっぱりわからない状態でしたから(笑)

でも、大丈夫。

次の3つのステップで、あなたもAIと一緒にツールを作れます。

ステップ1:各プラットフォームからデータを書き出す

まずは、あなたが使っているブログサービスやSNSのエクスポート機能を探してみましょう。

Xやnote、はてなブログなど、ほとんどの主要なプラットフォームには、過去の投稿データを一括でダウンロードする機能が備わっています。

ここが、あなたのデジタル資産を取り戻すための出発点です。

エクスポートの仕方やエクスポートできるデータ形式については、ぜひChatGPTなどのAIに聞いて自ら確認するようにしてみてください。(こうやってAIを使い慣れていくのは、何気に大事だと僕は思っています)

ステップ2:データ形式の「壁」を理解する

エクスポートしたデータを見てみると、プラットフォームによって形式がバラバラなことに気づくはずです。

  • HTML形式
  • JSON形式
  • XML、CSV、テキスト形式…

このままでは、Obsidianのようなマークダウン形式でメモを管理するツールに、うまく取り込めません。

これを手作業で1記事ずつコピペして、マークダウンに書き換えるなんて、考えただけでも気が遠くなりますよね…。

ステップ3:AIに頼んで「変換ツール」を作ってもらう

ここで、いよいよバイブコーディングの出番です。

この「面倒なデータ変換」こそ、AIが最も得意とすること。

あなたはAI(CursorなどAIエディタ推奨)に対して、こうお願いするだけです。

「このHTMLファイルを、マークダウンファイルに変換するPythonコードを書いてください」

たったこれだけで、AIはあなたのための「オリジナル変換ツール」のコードを生成してくれます。

AIが何をやっているのか理解できなくても、まったく大丈夫

最初はエラーが出たり、うまくいかないこともありますし、思い通りにツールを作れないことは日常茶飯事です。

でも、そのエラーメッセージすらAIに再度貼り付けて「このエラーを直して」とか「もっとココをこうしてほしいんだけど」と頼めば、AIが修正案を考え、再びコードを黙々と書いてくれるんです。

この対話の繰り返しで、プログラミング知識がなくても、僕も自分のコンテンツをすべてマークダウン形式に変換し、Obsidianという名の「第二の脳」に保管することができました。

例えば、WordPressからエクスポートできるデータを、記事ごとのマークダウンファイルに変換するツールを自作したり。

他にもTwitter・Xへの投稿もエクスポートして得たデータを、投稿ごとのマークダウンファイルファイに変換するツールも、意外と簡単に自作できました。

僕は非エンジニアなので、AIが何をやっているのかさっぱりわかっていません。(いまだにPythonとかサッパリです)

それでも、これ以外にもたくさんのツールを自作し、自分の作業を効率化することをできました。

何を隠そう、あなたが今見ているこのブログ自体もすべてAIにコードを書かせて作っているものです!(とは言え、ここまで大掛かりなWEBサイトをバイブコーティングで作るのはお勧めしませんが⋯)

まとめ

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バイブコーディングという技術は、単にツールが作れるようになるだけではありません。

「やろうと思えば、自分ひとりで仕組みを構築できるんだ!」

この選択肢が手に入ることが、何よりの精神的な安心材料になると僕は信じています。

プラットフォームに依存し続けるリスクを、自分の頭の片隅に置きながらも、いつでもそこから抜け出せるという自信。

もちろん、いきなり大きな開発に挑戦する必要はありません。

まずは、あなたが日々感じている「ちょっとした面倒」を解決する小さく自動化してみることから始めれば十分。

そのような「仕組み脳」を持つことが、僕らクリエイターやマーケターにとって、最も賢いAIとの付き合い方なんだと確信しています。

学び続ける限り、僕らはもっと自由になれる。

あなたも、眠っているコンテンツ資産を蘇らせる第一歩として、バイブコーディングに挑戦してみませんか?

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