【風営法改正に対するローランドが神説】ビジネスへの向き合い方で生き残る人と生き残れない人


さくちょ
こんにちは、さくちょです。
僕はコンテンツクリエイター支援の専門家として、「オンラインで "自動的に" コンテンツが売れる仕組み」を提案・構築しており、
- Udemyベストセラー講師
- Kindleベストセラー作家
- オンラインビジネス自動化の専門家
などをメインに活動し、脱サラ→起業1年目から月100万円を自動化しています。
SNSのタイムラインを見ていて、
- 「副業で月収◯◯万円達成!」
- 「初年度から年商◯億を突破!」
みたいな投稿が流れてくると、「へぇ〜すごいなぁー」と素直に思う反面、モヤモヤした違和感を感じます。
そのモヤモヤした正体が、最近ハッキリ分かってきまして。
きっかけをくれたのは、ホスト界の帝王ローランド。
僕は、ローランドのYouTubeを4〜5年見続けている隠れファンでして。
ローランドの哲学や思想、考え方にそれなりの影響を受けています。
そして、ローランドが2025年6月末に直面したホスト業界を揺るがす〝風営法改正〟への対応が、僕の抱いていた違和感の正体と、ビジネス系発信者が迎えるであろう未来の姿を映し出していたんです。
結論を先にいうと「やっぱりクリーンなビジネスは、長期的に安定して勝ち続けるよね」という話です。
お客様のお金で「稼いだ自慢」をする違和感

僕らが発信しているようなコンテンツビジネスって、売上はどこから来ているのでしょうか?
それは、僕のことを信じて大切なお金を払ってくださった「フォロワーさん・読者さん」です。
つまり、お客さまのお金が僕のところに移ってきただけ。
このお金の流れの事実を棚に上げて「俺はこんなに稼いだぞ!」と表向きに大声でアピールするのって…
これ、なんか違うんじゃない…?
お客さまからいただいた信頼を、自分の権威性を高めるための踏み台にしているような気がします。
2021年6月に副業をはじめて、そこからインターネットビジネスの世界に飛び込んでから、ずーっとこの違和感を感じていました。
一応ここで補足しておくと…
アフィリエイトやアドセンスのように、フォロワーやメルマガ読者が直接的なお客様にならないのであれば、実績アピールは特に違和感ありません。
だって、コンテンツビジネスとアフィリエイト・アドセンスでは、収益構造がまったく異なりますからね。
このモヤモヤを言語化できなかったものの、ローランドのYouTubeを見て、ピースがカチッとはまった気がしています。
ホスト業界の規制強化に学ぶ、ビジネスの未来

2025年6月末から、ホスト業界では「風営法改正」という大きな改革の波が押し寄せています。
これ、すごく簡単に解釈すると
「過度な煽り営業をなくして業界をクリーンにしましょう」
って法律だと僕は理解しています。
具体的には、
- 「今月の売上No.1は◯◯!」
- 「売上◯千万円突破!」
といった露骨な実績アピールを、店の看板やSNSなどメディアで大々的にできなくなりました。
それどころか、総支配人や部長といった役職名すら、表向きにアピールすることすら規制されたそうです。
風営法改正の背景として、そういったきらびやかな情報に煽られ、無理な借金(=売掛金)をしてまで、ホストにお金をつぎ込んでしまう女性が社会問題になっていたから。
これって、僕らのいるビジネス界隈と本質的に何が違うんだろう?と。
「年商◯億だ!」「月◯万達成!」というアピール。
確かにビジネス系の情報発信は、平たく言えば「稼ぐ方法」を教えるのがメインコンテンツであり目的です。
お客様にビジネスで稼いでもらい、理想の未来を実現するお手伝いをする。
そのためには、発信者自身が実績をアピールして信用してもらい、そして憧れを抱いてもらう必要がある。
そういう構造を理解しているので、一概に売上実績をアピールすることが悪だとは思いません。
思っていませんが、、、
残念ながら、一部のビジネス系発信者が自分の実績を大げさにアピールしたり、実績の根拠画像・写真を捏造したりして、お客様を欺いている悲しい事実もある。
売上実績は真実だったとしても、肝心のコンテンツやコンサルがほとんど再現性のない内容だったり、マルチ商法のようなケースだってある。
社会のネットリテラシーが向上したり、アルゴリズムが強化されたりして、こういう悪徳手法を使う個人・業者は以前より確実に減ってきているものの、完全ゼロになることはありませんよね。
少し軸は違うかもですが、社会問題になっている闇バイトだって、いつまでも消えない事実があります。
「時代が俺に追いついてきた」クリーンなビジネスが最後に勝つ

ローランドの話を聞くところによると、多くのホストクラブが今回の法改正で大打撃を受け、経営が傾いているようです。
いままでグレーな手法だったり、煽る方法で成り立っていたビジネスモデルが、時代の流れによって崩壊しつつある。
でも、一方のローランドのお店は、ほぼ影響を受けていないと彼は言います。(真相はわかりませんよ〜)
なぜなら、ローランドが経営する店は法律で禁止されるずーっと前から
- 「売掛金はやらない」
- 「クリーンな営業をする」
という彼の哲学を徹底し、ビジネスの土台を作ってきたから。
目先の売上を下げてでも、自分たちが正しいと信じる道を貫き通してきた結果「時代が俺に追いついてきた」という状況になったわけです。
この流れ、コンテンツビジネス系の世界にも将来的に来るだろうと思っています。
歴史を振り返ると、新しい流行や規制の波は、決まった順番でやってきます。
例えば、VRゴーグルだって最初はアダルト業界で流行し、その後、メタバースのようなネットビジネス界隈に広がり。
最終的には、僕が会社員時代にいた建設業界における現場の効率化ツールとして使われるような、一般のビジネスにまで浸透しました。
公式LINEだって、僕の知る限りだと最初はネットビジネスのような少しグレーな界隈で流行し、その後クリーンな業界へと広まると運用の規制が厳しくなりました。
やがて稼ぐ系のビジネスアカウントは、露骨にBANされていきましたよね。
つまり、これまでの歴史を振り返っても、常にグレーな業界からビジネスが始まり、法整備や規制強化を経てクリーンな一般業界に収束しています。
だから、収益特化・効率重視の観点だと、アダルト系やネットビジネス系など、いわゆる「あやしい」方が、規制がまだゆるい状態だと稼ぎやすいのは事実なんです。
人は、アングラの世界に惹かれますから。
そういう観点だと、現時点ではまだビジネス界隈で「年商◯億!」と大声で叫ぶことは自由だし、人を惹きつけられるのも、これまた事実です。
なんなら、その実績画像なんてAIを使えばいくらでも捏造できてしまうので、ぶっちゃけ言ったもん勝ちですね。
短期間で一気に億まで稼ぎきり、FIREを目指す人もいます。
でも、いつかホスト業界に起きた“揺り戻し”が来ると僕は思います。
「それって、お客様から頂いたお金を自慢してるだけじゃないですか?」という本質的なツッコミに、誰もが向き合わされる日が来る。
考えてみれば当たり前で、「あやしい」と言われるダイレクト出版のような企業だって「弊社は今回のプロモーションで◯億円の売上を達成しました」なんてアピールしていません。
ダイレクト出版が紹介するのは、「うちのノウハウを学んだクライアントがついに年商◯億になりました!」という顧客の成功事例だけです。
ビジネスの本質は、自分たちが儲けることではなく、お客様を成功に導くことですからね。
僕が目指すのは、理念や目標に共感してくれる関係性

僕はこういう〝当たり前の感覚〟をずっと忘れず大事にしていきたい。
だから僕は、売上の大きさだけで勝負しません。
嫌らしくならない範囲でアピールすることはあると思いますが、それを全面的に押し出すことはしない。
僕が目指しているのは、売上の数字に憧れてもらうことではなく、僕の理念や目標に共感し「この人のようになりたい!」とか「この人と同じ未来へ進みたい!」と夢や目標を持ってもらうこと。
そして、共感してくれた方だけに、僕の体験や学んだ知識を通して具体的な成功方法を提供すること。
短期的に儲かる裏技的な手法より、時間はかかっても、クリーンで真っ当な正しいやり方を貫き続けます。
ローランドが証明してくれたように、長期的に見れば、必ず勝つと信じています。
瞬間風速的に稼いで、すぐに消えていく人になるのではなく、読者さんと長く信頼関係を築き、5年後も10年後も、いや20年後にも「さくちょさんについてきて良かった!」と言われるような、持続可能なビジネスを僕はあなたと一緒に作っていきたいです。
それが、僕の偽らざる本音。
ローランドの話から僕のビジネス哲学まで、ちょっと熱く語りすぎてしまいました。笑
でも、こういう理念を持つことは、僕にとって発信活動を続ける上での「核」となる部分なんです。
結局のところ、ビジネスって突き詰めれば「誰から買うか」が全てです。
人は「ものすごくスゴイ人」の商品やサービスにお金を払うのではなく、「心から信頼できる人」にお金を払って自分を導いてほしいんですよね、きっと。
僕が目指しているのは、誰よりあなたの気持ちに寄り添って信頼できる隣人のような存在になること。
そのために、これからも僕の全てをさらけ出して情報発信を続けていきます。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。