自分軸発見の4STEP完全ガイド!AIコーチで進める自己分析術


さくちょ
- 「自分の本当にやりたいことって何だろう…」
- 「自分にはどんな強みがあるのか、さっぱり分からない」
情報発信やコンテンツ作りをしていると、誰もが一度はこんな悩みにぶつかるのではないでしょうか。
僕自身も、自分の「好き」や「得意」が何なのか確信が持てず、長い間モヤモヤした時期がありました。
自分と向き合うためにセルフコーチングを試みたものの、これがめちゃくちゃ大変な作業なんですよね。
自分の心の中を深く掘っていくので、時には痛みを伴うこともありますし、何より「これが正解だ」という確信が持てない。
頑張って見つけた答えも、どこか既視感のあるありきたりな言葉になってしまい、「ハイハイ、またこれね…」と自分自身で冷めてしまう…。
そんな再現性の低い自己分析に、僕はずっと課題を感じていました。
しかし、AIの進化がこの状況を大きく変えてくれました。今回は、僕が実際に試行錯誤の末にたどり着いた、GPTsを活用して「好き・得意・価値観」の重なる領域を再現性高く見つけ出すための具体的な4ステップを紹介します。
この記事を読めば、あなたもAIという優秀なコーチと共に、自分だけの活動の軸を見つけられるはずです。
なぜ「好き・得意・価値観」の掛け合わせが必要なのか?

具体的なステップに入る前に、そもそもなぜ「好き」「得意」「価値観」という3つの要素を見つける必要があるのか、その本質について少しだけお話しさせてください。
コンテンツ作りにおいて最も重要なのは、一貫した「自分軸」を持つことです。
例えば、どんなにクオリティの高い記事を1つ書けたとしても、ブログ全体のコンセプト、つまり「どんな読者に、どんな価値を届けたいのか」という抽象的な全体像が定まっていなければ、その記事は誰にも届かず自己満足で終わってしまいます。
この「自分軸」の土台となるのが、まさに「好き・得意・価値観」の3つが重なり合う領域なんです。
- 好き:継続するためのエネルギー源
- 得意:他者に価値を提供できるスキル
- 価値観:活動の方向性を決める羅針盤

この3つが揃って初めて、あなたの発信する情報に熱量と説得力が乗り、読者の心を動かす一貫したメッセージを届けられるようになります。
遠回りに見えるかもしれませんが、この土台作りこそが、ブレない自分を確立するための最も重要なプロセスなのです。
AIコーチと進める「自分探し」4つのステップ

では、ここから具体的な4つのステップを紹介します。
今回使うのは、僕が独自にナレッジ(知識)を組み込んで作成した4つのGPTsです。
単なるプロンプトを登録しただけの単純なものではなく、僕自身がコーチングで学んだ質問の仕方や対話の進め方など、「確かなもの」を知識ベースとして埋め込んでいます。
これにより、誰が使っても再現性高く、自分の心の奥にある本音を引き出せるように設計しました。
STEP1〜3:GPTsコーチとの対話で各要素を深掘りする
まずは、以下の3つのGPTsを順番に使って、あなたの中にある「好き」「得意」「価値観」をそれぞれ言語化していきます。
- STEP1: GPTs「好き探しコーチ」で、自分の好きを探す
- STEP2: GPTs「得意探しコーチ」で、自分の得意を探す
- STEP3: GPTs「価値観探しコーチ」で、自分の価値観を探す
GPTsは、あなたに様々な角度から質問を投げかけてくれます。
- 「これまで勉強して面白かったことはなんですか?」
- 「ちょっとだけ自慢できることはありますか?」
- 「世の中に対して怒りを感じたことはなんですか?」
これらの質問に答えていくことで、自分でも気づかなかった感情や経験が、思考の引き出しから次々と出てくる感覚を味わえるはずです。
STEP4:3つの輪が重なる「自分だけの領域」を見つける
STEP1〜3で出てきた答えをすべて用意したら、いよいよ最後のステップです。
- STEP4: GPTs「好き・得意・価値観探しコーチ」を使い、重なる領域を探す
このGPTsに、STEP1〜3で見つけた「好き」「得意」「価値観」のリストをすべて入力してください。そうすると、AIがそれらの要素を分析し、3つの輪が重なり合う「あなただけの活動領域」の候補をいくつか提案してくれます。

もちろん、AIが出した答えが100%の正解とは限りません。
しかし、自分一人でうんうん唸りながら考えるよりも、はるかに客観的で、斬新な切り口のアイディアが見つかる可能性が高いでしょう。
本音を引き出すための3つの秘訣と裏ワザ

このセルフコーチングの効果を最大化するために、ぜひ守ってほしい3つの重要なポイントと、僕が見つけた裏ワザを紹介します。
鉄則①:誰にも聞かれない環境で「本音」をさらけ出す
最も重要なのが、すべての質問に「本音」で答えることです。
- 「道徳的にこれ言ったらマズいよな…」
- 「こんなこと言ったら、どう思われるかな…」
僕らは無意識のうちに、こうした社会的なブレーキをかけてしまいがちです。
しかし、そういったキレイゴトや建前の裏にこそ、あなたの本当の「好き」や「価値観」が埋まっています。
相手はAIです。誰かに見られる心配はありません。
ぜひ、一人きりになれる環境を用意して、心の奥にあるドロドロした感情や、他人には言えないような欲望も含めて、すべてをさらけ出してみてください。
鉄則②:思考の壁を壊す「音声入力」を活用する(裏ワザ)
「頭では分かっていても、本音を文字にするのは抵抗がある…」
そんな方におすすめしたいのが、音声入力の活用です。
具体的には、Chromeの拡張機能である「Voice In」などが無料で使えて便利です。
キーボードで文字を打つ行為は、どうしても思考に一瞬のタイムラグと論理的なフィルターをかけてしまいます。
それよりも、目の前にコーチがいると思って、質問に対して声で答える方が、はるかに直感的で感情的な言葉、つまり「本音」が出やすくなるんです。
これは僕自身が試してみて、大きな効果を感じた方法なので、ぜひ試してみてください。
鉄則③:定期的な見直しで「自分軸」を更新する
見つけた「好き・得意・価値観」は、一度決めたら終わりではありません。
僕自身、半年に1回くらいのペースでこのセルフコーチングを繰り返し、自分軸のメンテナンスをしています。
経験や環境の変化によって、人の価値観は少しずつ変わっていくものです。
定期的に自分と向き合い、毎回同じような答えにたどり着くのであれば、それは「限りなく正解に近い自分軸」だと言えるでしょう。
この自分軸がブレてしまうと、あなたが発信する情報価値もブレてしまい、読者からの信頼に繋がりません。
面倒に感じるかもしれませんが、この定期的な見直しこそが、長期的に信頼される発信者になるための鍵となります。
まとめ

今回は、AI(GPTs)という強力なパートナーと共に、自分だけの活動の軸となる「好き・得意・価値観」を見つけ出すための具体的な4ステップを紹介しました。
- なぜ分析が必要か?: ブレない「自分軸」を作るため
- どうやって分析するか?: 4つのGPTsコーチとの対話で深掘りする
- 分析のコツは?: 「本音」「音声入力」「定期的見直し」
かつては、多大な時間と労力、時には痛みを伴った自己分析ですが、今はテクノロジーの力で、誰でも効率的かつ効果的に実践できる時代になりました。
もちろん、AIはあくまで思考をサポートするツールであり、最終的に決断するのはあなた自身です。
AIとの対話を通じて見えてきた「自分だけの領域」をヒントに、ぜひあなたのコンテンツ作りに活かしてみてください。
まずは最初の「好き探しコーチ」から、気軽に試してみてはいかがでしょうか。