【アカウントBAN事例】プラットフォーム依存は危険! テールリスクに備えるメルマガ戦略

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さくちょ

さくちょ

順調に育ってきたSNSアカウントや、収益を生み出しているオンライン講座が、ある日突然、運営の判断一つで使えなくなってしまったら…。

考えただけでもゾッとしますよね。

  • 「自分は規約を守っているから大丈夫」
  • 「そんなこと、めったに起こらないでしょ」

そう思うかもしれません。

しかし、オンラインでビジネスをする以上、この「プラットフォーム依存」のリスクは誰にでも起こり得ます。

今回は、発生確率は低いけれど、一度起きたらビジネスに壊滅的なダメージを与える「テールリスク」という考え方と、その具体的な対策について、僕が最近耳にした衝撃的な事例を交えながらお話しします。

この記事を読めば、なぜ多くの発信者がプラットフォームに依存する危うさに気づき、別の場所に資産を築こうとしているのか、その理由が明確にわかるはずです。

テールリスクとは?なぜ今すぐ備えるべきなのか

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オンラインビジネスにおけるリスクを考える上で、非常に重要な「テールリスク」と「フェイルセーフ」という2つの概念について、まずは理解を深めていきましょう。

発生確率は低いけど、損失は壊滅的なリスク

テールリスクとは、一言でいうと「発生確率は極めて低いけれど、一度発生するとものすごく大きな損失を被る可能性のあるリスク」のことです。

リーマンショックや東日本大震災のような、まさに「想定外」の出来事がこれにあたります。

オンラインビジネスの世界では、プラットフォームの突然のルール変更や、アカウントの凍結・バンが、このテールリスクに相当します。

毎日起こることではありませんが、いざ自分の身に降りかかった時、昨日まであったはずの収益や顧客リストが、一瞬でゼロになってしまうのです。

僕の本業から学ぶ「フェイルセーフ」の考え方

僕はサラリーマン時代、構造物の耐震補強設計の仕事をしていたのですが、そこでは「フェイルセーフ」という考え方が基本中の基本でした。

これは「想定外のことが起きても、致命的な状況に陥らないように、あらかじめ機能を担保できる設計をしておきましょう」という思想です。

例えば、何かのシステムでエラーが起きても、完全に停止するのではなく、最低限の安全な状態で動き続けるように設計するわけですね。

このフェイルセーフの考え方は、そっくりそのままWEBビジネスにも応用できます。

一つのプラットフォームがダメになっても、ビジネス全体が停止しない仕組みを、あらかじめ作っておく。

これが、これからの時代を生き抜くための、WEBビジネスにおけるリスクマネジメントだと僕は考えています。

プラットフォーム依存の恐るべき末路【衝撃の実例】

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「でも、具体的にどんなことが起きるの?」

そう思いますよね。

ここからは、僕が最近聞いて「これは本当に恐ろしい…」と衝撃を受けた、2つのリアルな事例をご紹介します。

善意が仇に…Udemy相互レビューで1年間活動停止

一つ目は、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」での話です。

あるUdemy講座の作り方を教える指導者の方が、ご自身のコミュニティを運営していました。

そのコミュニティ内では、受講生同士がとても仲良くなり、お互いの講座を応援し合う文化が自然と生まれたそうです。

  • 「〇〇さんの講座、すごく良かったですよ!」
  • 「レビューありがとうございます!私も△△さんの講座にレビュー書きますね!」

いわゆる「相互レビュー」ですね。

レビューを書いてくれたら、お返ししなきゃという「返報性の法則」が働くのは、人間としてごく自然なことですし、決して悪気があってやっていたわけではありません。

しかし…これが悲劇の始まりでした。

プラットフォーム側から見れば、この行為は「レビューの操作」と見なされるのは必然です。

結果として、この指導者の方はUdemyから警告を受け、1年間の活動停止という、バン一歩手前の非常に重い処分を受けることになってしまいました。

1年間、Udemyでの発信も、新しい講座の作成も、すべてが不可能になったのです。

コミュニティの善意が、ビジネスの生命線を断ってしまう結果に繋がった、本当に衝撃的な事例でした。

数千万円が水の泡?クリプト界隈のLINEバン騒動

もう一つ、直近で大きな被害が出ているのが、LINE公式アカウントです。

特に仮想通貨(クリプト)関連の発信をしている人たちが、軒並みLINEアカウントをバンされるという事態が多発しました。

中には、2万人規模のリストを持っていた発信者も含まれていたそうです。

もし2万人のリストがあれば、数百万、場合によっては数千万円規模の売上が期待できたはず。

それが、LINE運営の判断一つで一瞬にして失われてしまったのです。

これは、僕たちブロガーやSEOで戦う人間が、常に「Googleの手のひらの中で踊っている」のと全く同じ構造です。

どれだけ熱心にコンテンツを作り、ファンを増やしても、その土台であるプラットフォーム自体が使えなくなれば、積み上げてきたものは砂上の楼閣のように崩れ去ってしまいます。

唯一の安全地帯。なぜメルマガが最強の「備え」なのか

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では、私たちはこの「テールリスク」にどう備えればいいのでしょうか。

その答えが、僕が2年以上ずっと発信し続けている「メールマーケティング」です。

先ほどのUdemyで処分を受けた指導者の方は、こうおっしゃっていたそうです。

「何のプラットフォームにも依存しないメールマーケティングが、やっぱりなんだかんだ最強だと思い知らされた」と。

幸いにも彼はメルマガを並行して運用していたため、Udemyでの活動が停止しても、ビジネスが完全に止まることはありませんでした。

なぜ、メルマガが最強の安全地帯なのでしょうか?

誰にも奪われない、あなただけの資産

SNSアカウントも、YouTubeチャンネルも、言ってしまえばプラットフォームからの「借り物」です。

規約が変われば、アルゴリズムが変われば、あなたの投稿は届かなくなり、最悪の場合はアカウントごと消されてしまいます。

しかし、メールアドレスという顧客リストは違います。

一度あなたのメルマガに登録してくれた読者のリストは、誰にも奪われることのない、あなただけの「資産」です。

Googleアップデートでブログが圏外に飛ぼうと、SNSアカウントが凍結されようと、メルマガ読者がいれば、いつでもこちらから直接アプローチすることができます。

「信用」を育む、クローズドな関係性

メルマガの最大の強みは、読者一人ひとりの「メールボックス」という、非常に秘匿性の高い場所に直接メッセージを届けられることです。

不特定多数が見るオープンなSNSとは違い、そこは1対1のクローズドな空間。

だからこそ、日々の発信を通じて、じっくりと「信用」を育むことができます。

ホリエモンも著書で語っていますが、これからの時代は金融資産よりも「信用」が重要になります。

メルマガは、まさにその最も大切な「信用」という資産を、読者と丁寧に築き上げていくための最強のツールなのです。

僕自身、ほぼ毎日メルマガを配信し続けた結果、読者さんとの間に強い信頼関係が生まれ、SNSだけでは決して実現できなかった成果に繋がっています。

SNSやブログは「入口」に過ぎない

もちろん、SNSやブログが不要だと言いたいわけではありません。

これらは、あなたのことをまだ知らない人々に出会うための「入口」として、非常に強力なツールです。

正しい順番は、こうです。

  1. ブログやSNSで価値ある情報を発信し、あなたを知ってもらう(入口)
  2. そこからメルマガに登録してもらい、関係性を深める(安全地帯)
  3. メルマガの中で、本当に価値のある商品やサービスを紹介する

この流れを構築して初めて、プラットフォームに依存しない、安定したビジネスモデルが完成するのです。

まとめ

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今回は、オンラインビジネスに潜む「テールリスク」の恐ろしさと、その唯一の対策についてお話ししました。

  • テールリスク: 発生確率は低いが、起きたら壊滅的なダメージを受けるリスク(アカウントバンなど)
  • プラットフォーム依存の末路: 善意の相互レビューで活動停止になったり、数万人のリストが一瞬で消えたりする実例がある
  • 最強の備えはメルマガ: 誰にも奪われない顧客リストはあなただけの資産であり、プラットフォームリスクからの「フェイルセーフ」として機能する。

「まだ大丈夫」と思っていると、手遅れになるかもしれません。

プラットフォーム依存という「弱者の戦略」から抜け出し、あなた自身の資産を築く準備を、今日から始めてみませんか?

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