AIとの対話、まだキーボード? あなたの思考を10倍速でAIに伝える僕の相棒


さくちょ
「AIを使ってブログ記事やメルマガを書いてみたい!」
そう思って、いざAIに向き合ってみたものの、
- 「あれ…?何から伝えたらいいんだろう…」
- 「キーボードで指示を打つのが、意外と面倒…」
なんて感じたことはありませんか?
僕も最初はそうでした。
ブラインドタッチには自信がありましたが、AIと対話しながら自分の思考をキーボードで打ち込んでいく作業は、思考のスピードに全然追いつかない。
頭の中にあるアイデアの断片が、タイピングしている間にどんどん形を変え、薄れていってしまう…。
正直「文字打つの、めんどくさッ」と感じてしまう瞬間が何度もありました。
でも、AIに質の高いコンテンツを作ってもらうには、その前段階である「設計図作り」が何よりも重要です。
AIにただ記事を書かせることができても、「どんなコンセプトの誰に向けたブログか?」という抽象的な全体設計図がなければ、価値のあるものは生み出せません。
この一番大切な「設計図作り」の対話フェーズが面倒になってしまっては、本末転倒ですよね。
今日は、僕がこの「めんどくさい」を乗り越え、AIとの対話を劇的に変えた「音声入力」という革命について、僕自身の体験談を交えながらお話ししたいと思います。
AIとの対話でキーボード入力が辛い理由

AIとの対話でなぜ僕がキーボード入力が辛いと感じたのか、その話を書かせていただきます。
僕が感じていたタイピングの限界
繰り返しになりますが、僕はブラインドタッチができます。
それでも、AIとの対話におけるキーボード入力には限界を感じていました。
なぜなら、頭に浮かんだ「思考」をそのままキーボードで打ち出すのは、想像以上に難しいからです。
どうしても、「てにをは」を気にしたり、句読点を打ったり、無意識に文章を整えようとしてしまう。
その結果、AIに伝える文章がどこか淡白になったり、箇条書きのようになってしまったり…。
僕の頭の中にある「熱量」や「本音」が、どんどん削ぎ落とされていく感覚がありました。
これって、すごくもったいないことだと思いませんか?
AIは、あなたが入力した言葉だけを頼りに思考します。
その大元となるインプットが、整えられた建前の言葉ばかりでは、あなたの「分身AI」なんて育つはずがないんです。
最重要な「設計図作り」が形骸化する恐怖
AI時代のコンテンツ作りは、AIに「コンセプト」や「骨子」といった設計図を伝え、それに基づいて肉付けしてもらうのが基本です。
この設計図作りのフェーズこそ、あなたの独自性や価値観が最も反映される部分。
ここでAIとどれだけ深く「議論」できるかが、コンテンツの質を決定づけます。
しかし、キーボード入力が面倒だと、この議論がおざなりになってしまう。
これは僕が実際に体験した失敗です。
「まあ、これでいいか…」
そんな妥協が生まれ、当たり障りのない指示を出してしまう。
その結果、どこかで見たような、誰にでも書けるような、無機質な文章がAIから吐き出されるだけ…。
これでは、AIを「単なるツール」として使っているに過ぎません。
僕たちが目指すのは、AIを「最高の相棒」へと進化させることのはずです。
AI活用の鍵は「本音の音声入力」にあった

この状況をどうにかできないか…
そう悩んでいた僕が出会ったのが「音声入力」でした。
最初は「Macの標準機能でいいか」と試してみたものの、精度が悪くてまったく使い物にならない。
しかし、あるツールと出会ったことで、僕のAI活用は劇的に変わりました。
なぜ音声だと「本音」で対話できるのか
音声入力の何がすごいって、「思考しながら話した言葉」をそのままAIにぶつけられることです。
- 「うーん、どうしようかな…」
- 「いや、こっちの切り口の方が読者に響くかも…」
- 「えーっと、ターゲットはこういう人で…」
キーボードではノイズとして捨てていた、こういった思考の過程そのものが、AIにとってはめちゃくちゃ貴重な情報になります。
まさに、あなたの脳内で繰り広げられている議論を、隣にいる相棒に聞かせるような感覚。
音声だと、やっぱり本音って出しやすいんですよね。
建前や体裁を気にせず、自分の言葉で思考を垂れ流す。
これこそが、あなたの価値観や世界観をAIにインストールし、唯一無二の「分身AI」を育てる上で欠かせないプロセスなんです。
僕の生産性を爆上げした神ツール「AQUA VOICE」
僕が心からおすすめしたいのが、「AQUA VOICE」という音声入力ツールです。
正直、もうこれないとやっていけないですね。
月額10ドル(約1,500円)の有料ツールですが、その価値は計り知れません。
このツールの本当にすごいところは、精度が高いだけでなく、
「うーんと」とか、「いやいやどうすっかな、いやちょっと待てよ」とか、僕が先ほど話したような思考のノイズを、AIが認識しやすいように全部うまく削ってくれるんです。
そして、文脈を判断して、自然な文章としてバシッと出力してくれる。
これには本当に感動しました。
この機能のおかげで、僕は思考を止めることなく、AIとの「議論」に集中できるようになったのです。
AIとの対話が、面倒な「作業」から、ワクワクする「共同創造」に変わった瞬間でした。
音声入力の「正しい使いどころ」を間違えないで

ここまで音声入力を絶賛してきましたが、一つだけ注意点があります。
それは、音声入力は万能ではないということです。
対話フェーズとコンテンツ作成フェーズ
僕が音声入力を使うのは、あくまでAIとの「対話フェーズ」、つまり設計図を作ったり、アイデアを壁打ちしたりする場面に限定しています。
一方で、ブログ記事やメルマガのように、完成された文章として仕上げる「コンテンツ作成フェーズ」では、今でもキーボードを使っています。
なぜなら、音声入力で書き起こした文章は、どうしても話し言葉特有の冗長な表現や、少し回りくどい言い回しが残ってしまうから。
それを一つひとつ修正していくのは、かえって非効率です。
- AIとの対話・議論 → 音声入力(AQUA VOICE)
- 最終的なコンテンツ執筆・推敲 → キーボード
この使い分けが、現時点での最適解だと僕は考えています。
あなたの目的や状況に合わせてツールを正しく使い分ける。
この視点を持つだけで、生産性はさらに向上するはずです。
まとめ

AIを使いこなす上で、多くの人が見落としがちな「AIとの対話方法」。
もしあなたが今、AIへの指示出しに面倒くささや限界を感じているなら、その原因はキーボード入力にあるのかもしれません。
AIとの対話は、あなたの思考をぶつける「議論」の場です。
そして、その議論の質を高める鍵こそが、「本音の音声入力」にあります。
僕自身、AQUA VOICEを導入してから、AIとの対話の質とスピードが劇的に向上しました。
月々1500円ほどの投資で、これからのコンテンツ制作にかかる膨大な時間を短縮できると考えれば、決して高い投資ではないはずです。
「自分の分身AIが作れたら…?」
めちゃくちゃワクワクしませんか?
その第一歩として、AIとのコミュニケーション方法を見直してみる。
ぜひあなたも、音声入力という「非常識な未来」を体験してみてください。