【ネタ切れ撲滅】コンテンツ発信のネタが尽きない人の思考法

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さくちょ

さくちょ

  • 「毎日発信を続けたいのに、もう書くことがない…」
  • 「このテーマ、前にも一度使ったから、もう書けないな…」

ブログやSNSで発信を続けていると、多くの人が一度はぶつかる「ネタ切れ」の壁。

僕も昔は、新しいネタを探し回っては頭を抱える毎日でした。

しかし、結論から言います。

発信者にとって、ネタ切れは存在しません。

もしあなたが「ネタが尽きた」と感じているなら、それは発信に対する大きな誤解を抱えている証拠かもしれません。

そして、そこにはまだまだやっぱり甘えがあるな、と僕は感じてしまいます。

「いやいや、そんなこと言われても、本当に書くことがないんだよ…」

そう思いますよね。でも、大丈夫です。

今日の記事を読めば、その悩みがいかに「思い込み」だったかに気づき、明日からの発信が驚くほど楽になるはずです。

僕がどうやって音声配信を週3回、メルマガを毎日、そしてSNS投稿を続けられているのか。

その秘密は、たった一つのメッセージを、手を変え品を変え、何度でも伝え続けているだけだからです。

この記事では、なぜ同じ話を繰り返すべきなのか、そして「自分軸」のメッセージから無限にコンテンツを生み出す具体的な方法を、僕自身の体験談を交えながらお話しします。

なぜ同じ話を何度でも発信して良いのか?

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「同じことを何度も言うなんて、読者に飽きられてしまう…」

そう考えるのは、とても誠実な姿勢だと思います。

しかし、その前提が、実は間違っているとしたらどうでしょう?

あなたの発信は、ほとんど誰にも届いていない

衝撃的なことを言いますが、僕はいつも「僕の発信なんて、ほとんど誰にも届いていない」という前提でコンテンツを作っています。

例えば、僕のメルマガ読者が何人いたとしても、その全員が毎日僕のメッセージを100%真剣に読んでくれているなんてことは、絶対にありえない。

絶対にありえないんです。

考えてみてください。

あなたは毎日、どれだけの情報に触れていますか?

朝起きてスマホをチェックし、通勤電車の中でSNSを眺め、仕事の合間にニュースサイトを開き…。

僕たちの1日は、情報の洪水に飲み込まれています。

あなたの渾身の投稿も、その洪水の中の一滴にすぎません。

読者がたまたま電車の中でスマホを開いた30秒間に、あなたの投稿がタイムラインに表示され、かつ興味を引くタイトルでなければ、それは一瞬で流れ去ってしまいます。

10万人のフォロワーがいるインフルエンサーでさえ、日本の人口から見ればほんの数パーセント。

あなたのメッセージが、届けたい人全員に、毎回必ず届いているなんてことは、ありえないのです。

この「届いていない」という現実を受け入れること。

それが、ネタ切れの呪縛から解放される第一歩です。

発信の「軸」さえあれば、ネタは無限に生まれる

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「わかった。届いていないから同じことを言ってもいいんだな。でも、それって手抜きじゃないの?」

そう感じるかもしれません。

ですが、これは手抜きどころか、むしろあなたのメッセージを深く届けるために不可欠な戦略なんです。

僕が伝えたいメッセージも、実はたった一つ

僕自身、音声配信、X(旧Twitter)、メルマガと、様々な媒体で発信を続けていますが、一つとして同じタイトルのコンテンツはありません。

しかし、伝えているメッセージの根っこを辿っていくと…

結局言ってることって同じなんですよ。

それは「自分軸を持って発信し、人生を楽しもう」という、たった一つのメッセージです。

最近は「分身AI」や「Cursor」といったAI活用の話をすることが多いですが、これも僕にとっては「自分軸で生きる」ための手段の一つにすぎません。

AI活用の体験談や失敗談を通じて、最終的に僕が帰着させたいのは、「AIという強力なツールを使って、あなただけの価値を発揮し、もっと自分らしく生きていきましょう」というメッセージ。

どんなテーマを扱っても、僕の体験というフィルターを通すことで、自然と僕のコアメッセージに繋がっていくのです。

優れたビジネス書も、結局は同じことを言っている

これは、僕がサラリーマン時代にビジネス書や自己啓発書を読み漁って気づいたことでもあります。

ジャンルや著者が違えど、ベストセラーになっている本って、結局みんな同じようなことを言っているんですよね。

突き詰めていくと、その源流は仏教やキリスト教、ブッダの教えにたどり着いたりします。笑

じゃあ、何が違うのか?

それは、「誰が、どんな体験を元に、どんな言葉で語るか」という切り口の違いです。

同じ本質的なメッセージを、いかに自分だけの切り口で、読者の心に響くように語るか。

僕ら発信者の勝負は、まさにそこにあると感じています。

「自分軸」から無限にネタを生み出す3つの方法

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では、具体的にどうすれば、一つのメッセージから無限にコンテンツを生み出せるのか。

僕が実際にやっている3つの方法をお伝えします。

方法1:切り口を変える(具体と抽象の往復)

これは、僕が最も重要だと考えているトレーニングです。

同じメッセージでも、切り口(具体例)を変えるだけで、全く新しいコンテンツに生まれ変わります。

例えば、「自分軸が大事」というメッセージを伝えたいとき。

  • A:僕がAIでコンテンツを作っている話から繋げる
  • B:サラリーマン時代の失敗談から繋げる
  • C:先日、子供と公園に行った時の気づきから繋げる

AもBもCも、語っている具体例は全く違いますが、着地点である抽象的なメッセージは同じです。

これはまさに、僕が別記事でも紹介した『具体と抽象』で語られている思考法そのもの。

AIに記事を書かせることはできても、「どんなコンセプトの誰に向けたブログか?」という抽象的な全体設計図がなければ、価値のあるものは生み出せません。

この「具体(日常の出来事)と抽象(自分軸のメッセージ)を往復する力」こそが、ネタ切れをなくす最強の武器になります。

方法2:ターゲットを変える(過去の自分ターゲティング)

次に有効なのが、ターゲットを少しずつずらしていく方法です。

僕がよくやるのは、「過去の自分」をターゲットに設定すること。

同じ「会社を辞めて独立したい」という悩みを持つ人でも、

  • 天職を考え始めたばかりの「29歳の僕」
  • すでに行動しているけど、なかなか結果が出ない「34歳の僕」

この二人では、響く言葉も、共感するシーンも、求めている情報のレベルも全く違いますよね。

29歳の僕に語りかけるなら、もっと不安に寄り添う言葉を選ぶでしょう。

34歳の僕に語りかけるなら、より具体的な戦術や、マインドセットの重要性を説くかもしれません。

このように、過去の自分を年齢や状況で細かく設定し、その時の自分に向けて手紙を書くように発信する。

たったこれだけで、一つのメッセージから何パターンものコンテンツが生まれるのです。

方法3:表現を変える(分身AIとの共同作業)

そして、僕がいま最もワクワクしながら実践しているのが、「分身AI」との共同作業です。

これは、僕が講座でも教えている独自メソッドなのですが、僕の過去の発信(ブログ、メルマガなど)や思考のメモをAIにすべて学習させることで、僕の価値観や文体を反映した「分身AI」を育てることができます。

この分身AIがいれば、何が起きるか。

僕が「自分軸をテーマに、20代の会社員向けのブログ記事を書いて」と指示するだけで、僕の分身AIが、僕の価値観に沿った高品質な記事をほんの数秒で書き上げてくれるんです。

もちろん、最後は僕自身が手直しをしますが、叩き台を作る時間はほぼゼロ。

僕が働かなくても、「さくちょ」という人間が生み出す価値を、簡単に、そして大量に生み出すことができる。

これが、僕がいま見ている「非常識な未来」であり、ネタ切れ解消の究極の形だと思っています。

まとめ:ネタ切れを嘆く前に、あなたの「軸」と向き合おう

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もう一度言います。

発信者に、ネタ切れは存在しません。

もしあなたが「書くことがない」と悩んでいるなら、それはネタの数が足りないのではなく、

  • そもそも発信の「軸」となる、あなたが本当に伝えたいメッセージが定まっていない
  • たった一つのメッセージを、様々な角度から語り尽くすという覚悟が決まっていない

このどちらかが原因です。

まずは、あなたが心から伝えたい、たった一つのメッセージは何なのか。

そして、そのメッセージを、昨日の自分とは違う言葉で、違う例え話で、違うターゲットに向けて語ることはできないか。

この思考のトレーニングを繰り返すことで、あなたの表現力は磨かれ、発信はもっと深く、もっと面白くなっていきます。

ぜひ、あなたの「自分軸」という名の泉から、無限のコンテンツを汲み出してみてください。

その先には、ネタ切れに悩むことのない、創造的な発信ライフが待っていますよ。

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