【元コンサルが警告】5年後、あなたの仕事はAIに奪われる。 AI失業を回避する唯一の方法


さくちょ
先日、顧問契約を結んでいる以前の勤務先に顔を出したときのことです。
元上司や同僚と雑談する中で、僕が今AIを使ってツール開発をしたり、コンテンツを作っているという話をしたんですね。
すると、元上司からこんな言葉が返ってきました。
「AIをいじってるとか…相変わらずお前はやってんな、そんなこと」
少し、鼻で笑うような感じで。
彼らに悪気はないのかもしれません。
でも、僕にはその反応が、今の日本企業が抱える「致命的な課題」を象徴しているように見えました。
彼らはまだ、AIの本当の恐ろしさ、そしてその可能性に気づいていない。
これは、決して他人事ではありません。
5年後、10年後、今と同じ働き方ができている保証はどこにもないのですから。
この記事では、なぜ僕がそこまで強い危機感を抱いているのか、特に「知識を売る仕事」がいかに危険な状況にあるのか、そして、このAI失業時代を生き抜くために、あなたが今すぐ何をすべきか。
僕自身の体験も交えながら具体的にお伝えします。
元コンサルだからわかる「知識労働」の終焉

僕が以前勤めていたのは、北海道内ではトップクラスの大手コンサルティング会社でした。
創業60年以上の歴史があり、多くのクライアントから信頼を得ていた、いわゆる「安泰」な企業です。
しかし、インターネットが普及し、状況は一変しました。
ブランドだけでは売れなくなった現実
昔は、会社のブランド力と専門知識だけで、数千万、ときには数億円という案件が受注できていました。
でも今は違います。
中小企業の経営者でも、ネットで簡単に専門的な情報を手に入れられるようになりました。
結果、何が起きたか?
コンサル会社間の「技術力の差」がほとんどなくなり、激しい価格競争に巻き込まれるようになったのです。
これは、僕がサラリーマン時代に肌で感じていたことです。
ブログのコンセプト設計と同じで、小手先のテクニック(具体)だけでは通用しない。
「誰に、どんな価値を提供するのか」という全体設計(抽象)がなければ、すぐに価値は薄れてしまいます。
まさに、僕がいた業界は、その価値の源泉だった「専門知識」の優位性を失いかけていたのです。
企業の頭脳がAIに置き換わる日
そして今、その流れを決定的にするのが「AIエージェント」の存在です。
考えてみてください。
企業がこれまで蓄積してきた膨大な社内資料、過去のコンサルティング報告書、成功事例、ノウハウ…
これらすべてを、AIに学習させたらどうなるでしょうか?
AIは、RAG検索(Retrieval-Augmented Generation)という技術を使って、その膨大な知識の中から最適な答えを瞬時に引き出してくれます。
そうなれば、
- 「このケースに最適な解決策は?」
- 「過去のA社への提案書を参考に、B社向けの提案を作って」
と聞くだけで、AIが24時間365日、人間よりも速く正確にアウトプットを返してくれる。
もう、そこに人間のコンサルタントが入る余地はほとんどありません。
「創業60年とか70年とかそういう歴史があるんですけど、いよいよ会社がなくなるっていうのも全然あり得るな…」
これは大げさではなく、僕が確信している未来です。
あなたの仕事は大丈夫?AI失業は対岸の火事ではない

- 「それはコンサル業界の話でしょ?」
- 「うちは大手だから大丈夫」
もし、そう感じたなら、少し危険なサインかもしれません。
僕の元上司がそうであったように、変化の波の外にいる人ほど、その津波の大きさに気づけないものだからです。
ソフトバンクの孫正義さんが「AIでアプリ100個作れないと使い物にならない」と発言したという話があります。
これは、経営層がどれだけ強い危機感を持っているかの表れです。
今後は、AIを使いこなせない人材から淘汰される時代が、もうそこまで来ています。
そして、この変化は僕のような個人レベルでもすでに始まっています。
僕は、この4年間で書き溜めたブログ記事やメルマガ、書籍のハイライトなどをすべてAIに学習させ、僕の「分身AI」を育てています。
僕が「こんな記事を書きたいな」と指示するだけで、
僕の価値観や文体を反映した高品質な記事を、AIがほんの数秒で書き上げてくれる。
個人でここまでできるのです。
企業が莫大な資金を投じて、本気でAI導入を進めたらどうなるか、想像に難くないですよね。
あなたの仕事で扱っている知識やノウハウも、すべてデータ化され、AIに学習させることが可能です。
その時、あなたの専門性は本当に必要とされ続けるでしょうか?
今すぐ始めるべき「AIエージェント」という生存戦略

では、僕たちはこの大きな変化の波に、ただ飲み込まれるしかないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
答えはシンプルです。
AIを「使う側」の人間になること。
それも、ブラウザでChatGPTに質問するレベルではありません。
もっと深く、自分の相棒としてAIを使いこなす。
そのために必須となるのが「AIエージェント(CLI型AI)」を自分のPCに導入することです。
プログラミング知識は必要ない
「CLIって何?コマンドライン?難しそう…」
そう感じた方もいるかもしれませんが、心配はいりません。
車の運転をするのに、エンジンの仕組みを完璧に理解する必要がないのと同じです。
僕たちがやるべきは、AIというエンジンを、自分の目的に合わせて自在に乗りこなすこと。
AIエージェントを使えば、プログラミングの知識がなくても、
- 「こういうデータを使って、こんな分析をしてほしい」
- 「この情報を元に、プレゼン資料の構成案を作って」
と自然言語(ふだんの話し言葉)で指示を出すだけで、AIがあなたの代わりに働いてくれます。
僕が実際に使っているツール
具体的には、Cursor、Claude Code、Gemini CLIといったツールがあります。
特に「Cursor」は、僕の「分身AI」育成のまさに心臓部です。
自分の知識をどんどん蓄積させ、それを参照しながらAIと対話することで、僕だけのオリジナルコンテンツを超高速で生み出す。
そんな「非常識な未来」が、もう現実になっているのです。
「AIを使ったことがない」
もしあなたがそうなら、正直アウト。
でも、まだ間に合います。
今日、この記事を読んだこの瞬間が、あなたの未来を変える分岐点です。
まとめ:5年後、笑うのはAIを使いこなすあなた

今回は、元コンサルという僕の経験から見えた「AI失業の未来」と、その対策についてお話ししました。
Point1: 知識を売る仕事はAIに代替される
企業の知識データベースをAIが学習すれば、人間の専門家は不要になる。
これはコンサル業界だけの話ではありません。
Point2: AIを「使う側」の人間になる
AI失業は避けられない未来。
淘汰される側ではなく、AIを相棒として使いこなす側に回ることが唯一の生存戦略です。
Point3: 今すぐAIエージェントを導入する
プログラミング知識は不要です。
まずはCursorなどのツールをインストールし、AIと対話することから始めてみてください。
僕の元上司がAIの話を鼻で笑ったように、多くの人はまだこの変化の重大さに気づいていません。
だからこそ、今行動を始めるあなたには、とてつもない先行者利益があります。
5年後、10年後。
AIに仕事を奪われて途方に暮れるのか。
それとも、AIを最高の相棒にして、新しい価値を生み出し笑っているのか。
その未来は、今日のあなたの小さな一歩にかかっています。