AI時代のマーケティング戦略|最強の差別化は「コミュニティ」だった

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さくちょ

さくちょ

最近、AIの進化が凄まじいですよね。

僕自身、CursorやClaude Codeを使って、自分の思考や過去の文章を学習させた「分身AI」を育てているのですが、その性能には驚かされる毎日です。

僕が「こんな記事を書きたいな」とアイデアを思いつくだけで、僕の分身であるAIが、僕の価値観に沿った高品質な記事をほんの数秒で書き上げてくれる。

もはや、僕が働かなくても、「さくちょ」という人間が生み出す価値を簡単に生み出せる時代に突入しています。

これは僕がプログラミング知識ゼロのド素人でも出来ているのですから、本当にすごい時代ですよね。

でも、ここで一つの疑問が浮かび上がります。

「誰もが高品質なコンテンツを簡単に作れるようになったら、一体どこで差別化すればいいんだろう?」

あなたも、心のどこかでそんな不安を感じていませんか?

今回は、このAI時代における「本質的な価値」と、僕ら個人が生き抜くための最強のマーケティング戦略についてお話しします。

なぜ今、「コミュニティ」が最強の武器になるのか?

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結論から言うと、AI時代の最強のマーケティング戦略は「コミュニティ」を築くことです。

なぜなら、AIによってコンテンツの「機能的価値」はどんどん平均化されていくから。

AIが生んだ「品質の平均化」という現実

最近、音楽ストリーミングサービスのSpotifyで、AIが作った楽曲がトップチャートにランクインするという出来事がありました。

これは、文章でも、デザインでも、あらゆるクリエイティブ領域で同じことが起きています。

AIを使えば、誰もが「及第点は楽勝で超える」コンテンツを作れてしまう。

つまり、コンテンツの品質、いわゆる「機能的価値」だけで差別化するのは、もはや不可能に近いということです。

僕も昔は、どうすればもっと良い記事が書けるか、どうすればブログのコンセプトが読者に刺さるかと、ひたすら「品質」ばかりを追い求めていました。

でも、どんなに完璧な記事を一本書いても、ブログ全体としての「あなたらしさ」がなければ、それは自己満足で終わってしまうんですよね。

AIがその「完璧な記事」を量産できる今、僕らは別の土俵で戦う必要があるのです。

人はAIではなく「人」に惹かれる

では、その土俵とは何か?

それが、人間的な繋がりです。

マーケティングとは、極論すれば「人を動かす活動」のこと。

そして、人々はAIではなく、人間に惹かれます。

その人の考え方、生き様、価値観、そしてそこから生まれる熱量に心を動かされるんです。

AIは、僕の過去のデータを学習して「さくちょっぽい文章」を書くことはできます。

しかし、AIはリーダーシップを発揮して、ゼロから人を巻き込み、熱狂を生み出すことはできません。

そこに、僕ら人間の介在価値が残されています。

インフルエンサーたちが証明するコミュニティの力

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これって、実はAI時代が来るずっと前から、先を行く人たちが証明してくれていたことでもあります。

キンコン西野さんからイケハヤまで

例えば、キングコングの西野さんは巨大なオンラインサロンを運営し、イケハヤさんは自身のメディアからクリプト忍者を立ち上げ、アニメ制作まで展開しています。

彼らに共通しているのは、単に情報を発信するインフルエンサーではなく、強烈な価値観のもとに人々が集う「コミュニティ」を持っていることです。

これが、他の誰にも真似できない、圧倒的な差別化要因になっているのは間違いありません。

僕がコンサルを受け続ける理由

これは僕自身の体験からも、強く実感していることです。

僕も今、ある方のコンサルティングを受けているのですが、なぜ継続的にお金を払って参加し続けているのか?

もちろん、そこで得られる知識やスキルに価値を感じているからです。

でも、それ以上に「そのコミュニティに属していたい」という気持ちが大きい。

同じ方向を向いて頑張る仲間がいて、意見を交換できる場がある。

その環境自体が、僕にとってかけがえのない価値になっているんです。

これがまさに、顧客生涯価値、いわゆるライフタイムバリュー(LTV)を高める本質だと思います。

商品を売って終わり、ではなく、お互いの人生レベルで価値を高め合える関係性を築くこと。

これこそ、AIには絶対に真似できない、人間だからこそ生み出せる価値なんです。

「自分軸ブログ」から始めるコミュニティ構築の3ステップ

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「なるほど、コミュニティが大事なのはわかった。でも、自分なんかが作れるわけない…」

そう感じたかもしれません。

僕もよく「誇れる実績も何もない自分なんかの分身AIをつくっても、正直、使いどころが無いですよ…」という声を聞きますが、それと全く同じ心境ですよね。

でも、大丈夫です。

何もいきなり、何千人ものサロンを作る必要はありません。

すべては、たった一人の「あなた」の発信から始まります。

そのための具体的なステップが、「自分軸ブログ」を起点にすることです。

Step1: あなたの「伝えたいこと」を明確にする

まず、最も重要なのが「自分軸」です。

あなたが、どんな価値観を大切にしていて、世の中に何を伝えたいのか。

ここがブレていると、AIにどれだけ素晴らしい記事を書かせても、誰の心にも響きません。

僕も過去に、コンセプトが曖昧なまま記事を量産してしまい、結局誰にも届かず自己満足で終わってしまった経験があります。

まずは、あなたの内側にある想い、経験、価値観を掘り下げてみてください。

あなた自身が「自分ではまったく気付けていないとても素晴らしい価値になる体験談を心の内に秘めている」可能性が、本当に高いのですから。

Step2: あなたの言葉で「発信」を続ける

自分軸が見えてきたら、次はそれを「自分軸ブログ」という形で発信し続けます。

ここで重要なのは、発信したコンテンツはすべて、未来のあなたの「資産」になるということです。

僕が今やっているように、過去のブログ記事やSNS投稿をデータとして蓄積しておけば、将来あなたの「分身AI」を育てるための貴重な教師データになります。

あなたの思考が、価値ある情報資産に変わる瞬間です。

最初は数人、いえ、ゼロかもしれません。

でも、諦めずにあなたの言葉で発信を続けることが、コミュニティへの第一歩です。

Step3: 共感から「繋がり」を育む

発信を続けていると、あなたの価値観に共感してくれる人が、少しずつ現れ始めます。

その人たちとの繋がりを、大切に育んでいく。

コメントでやり取りしたり、時には小さなオンラインイベントを開いたり。

そうして生まれた繋がりが、やがてあなたのコミュニティの核となっていきます。

そこでは、あなたはもう一人で戦う必要はありません。

一人で戦わないで済む環境が生まれること、これこそが最強のマーケティング戦略になると僕は確信しています。

僕自身、2025年6月にサラリーマンを辞めて独立しますが、真っ先にやろうとしているのが、まさにこの「コミュニティ作り」です。

まだ試行錯誤の段階ですが、これこそAIには絶対にできないことだと信じています。

まとめ:AIと共に、あなただけの価値を創造しよう

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AIの登場によって、コンテンツの「品質」で差をつける時代は終わりました。

これからは、AIには作れない「人間的な繋がり」や「熱狂」こそが、本当の価値になります。

その価値を生み出す源泉が、コミュニティです。

「でも、自分には何もないし…」

もしそう感じているなら、ぜひ「自分軸ブログ」から始めてみてください。

  • あなたの「伝えたいこと」を見つける
  • あなたの言葉で「発信」を続ける(それが未来の資産になる)
  • 共感してくれた人との「繋がり」を育む

このステップを愚直に続けることで、AI時代においても決して埋もれることのない、あなただけの価値ある場所を築くことができます。

自分の分身AIが作れたら…?めちゃくちゃワクワクしませんか?

これからは、AIを「思考の分身」という最高の相棒にして、あなたにしか作れないコンテンツ、あなたにしか作れないコミュニティを育てていく。

そんな「非常識な未来」が、もうすぐそこまで来ています。

僕も、あなたと一緒にその未来を歩んでいけることを楽しみにしています。

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