【科学的に証明】集中力を劇的に高める3つの習慣|エゴを超えて結果を出す方法

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さくちょ

さくちょ

  • 「仕事や勉強に集中したいのに、気づけばスマホを眺めている…」
  • 「頭の中は常に様々なタスクや不安でごちゃごちゃしていて、一つのことに集中できない…」

僕も以前は、常に頭の中が騒がしく、何から手をつけていいか分からなくなることがよくありました。

まるでパソコンのメモリがたくさん使われて、動作が重くなっているような感覚です。

多くの人が「集中力は気合や根性で生み出すもの」と思いがちですが、実は科学的根拠に基づいたトレーニングで誰でも高めることができるスキルです。

今回は、僕自身も実践して効果を実感した、集中力を高め、あなたのパフォーマンスを最大化するための3つの科学的テクニックをご紹介します。

これらは単なる小手先の技ではなく、あなたの意識そのものを変え、ビジネスパーソンとして次のステージへ進むための土台となるものです。

なぜか集中できない…その正体は「脳のメモリ不足」

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僕たちの脳が集中できない時、それは「今、この瞬間」以外の過去の後悔や未来の不安に意識が向いてしまっている状態です。

これはまさに、パソコンでたくさんのアプリを同時に立ち上げているのと同じで、脳のメモリを無駄に消費しています。

この状態から抜け出す第一歩が、世界的な大企業も研修に取り入れている「マインドフルネス」です。

脳をリセットする1分間の「呼吸マインドフルネス」

マインドフルネスと聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。

でも、本質はとてもシンプルです。

マサチューセッツ大学のジョン・カバット・ジン先生は「意図的に、今この瞬間に、価値判断することなく注意を向けること」と定義しています。

まずは1日1分、いや、作業の合間に30秒でも構いません。

静かに目を閉じて、自分の呼吸に意識を向けてみてください。

  1. 息を吸ってお腹が膨らむのを感じる
  2. 息を吐いてお腹がへこむのを感じる
  3. 途中で雑念が浮かんできたら、「あ、今、別のこと考えたな」と評価せずにただ気づき、また呼吸に意識を戻す

ポイントは「評価(ジャッジ)しない」ことです。

これは思考を止める訓練ではなく、自分の状態に「気づく」ための観察の訓練です。

僕も最初は半信半疑でしたが、会議の前や集中したい作業の前にこれをやるだけで、驚くほど頭がクリアになるのを実感しました。

「今、この瞬間に集中する」という心の状態は、まとまった時間がなくても、こうした短い実践を繰り返すだけで作ることができます。

頭の中の「ごちゃごちゃ」を書き出して整理する

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呼吸で少し落ち着いても、まだ頭の中が騒がしい時があります。

そんな時に絶大な効果を発揮するのが「ジャーナリング」、つまり「書く瞑想」です。

「書く瞑想=ジャーナリング」で自分を客観視する

やり方は簡単。

誰にも見せないノートを用意して、時間を決めて(最初は15分くらいでOK)、頭に浮かんだことをひたすら書き出すだけです。

「なんであの仕事が終わらないんだ」「疲れたな」「お腹すいた」…どんなネガティブな感情でも、支離滅裂な内容でも構いません。

スマホのメモではなく、手で書くのがポイントです。

とは言え、必ずしもノート+鉛筆やボールペンである必要はなく、僕はiPadのアプリ「Goodnotes」にApple Pencilで殴り書きしていますよ。

そうすると、自分が何に不安を感じ、何を大切にしたいのかが、驚くほど明確になるんです。

物理的なモノの片づけと同じで、ジャーナリングは頭の中にある思考や感情を一度すべて出し、何が大切で何が不要かを見極める作業

書くことで、自分を客観的に見つめられるようになり、問題だと思っていたことが、実はたいしたことではなかったと気づくこともよくあります。

人は、努力で問題を変えようとするより、「気づく」ことによって自然と変わっていくものなのです。

最強のモチベーション維持装置「感謝日記」

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マインドフルネスとジャーナリングで心を整えたら、次に取り組みたいのが、あなたのやる気を科学的に高める「感謝日記」です。

なぜ「いいこと日記」ではダメなのか?

感謝日記で幸福度がアップすることを初めて明らかにした、ロバート・エモンズとマイケル・マクロフの研究が僕にとって衝撃的でした。

学生を2つのグループに分け、片方には「ごく普通の日記」を、もう片方には「感謝したこと」を記録してもらったのです。

10週間後、「感謝日記」のグループは「ごく普通の日記」を書くだけのグループより、はるかに幸福度が増していたとのこと。

「ただ日常を書いてもダメなんだ…」と驚きました。

この研究は、「感謝」というキーワードがいかに重要かを明確に示しています。

科学が証明した感謝の驚くべき効果

なぜ感謝がこれほどまでに強力なのか。

それは、感謝が「すでに受け取っている」という心の状態を作り出すから

「ありがとう」という言葉は、何かが叶った時の感情や状態そのものを表現しています。

これは脳科学的に見ても、幸せホルモンの一つであるドーパミンを分泌させ、やる気を引き出す報酬系の神経回路を活性化させることが分かっています。

ある博士が交通事故で再起不能と言われた背骨を瞑想と感謝の力で回復させたという逸話もあるほど、感謝の力は計り知れません。

1日5分で始める具体的な方法

やり方は本当に簡単です。

1日の終わりに、その日感謝できたことを3つ、ノートに書き出す。

「美味しいコーヒーが飲めた」とか「同僚が仕事を手伝ってくれた」など、どんな些細なことでも構いません。

僕も最初は「感謝することなんてそんなにないよ」と思っていました。

ですが、参考にした『精神科医が見つけた3つの幸福』にもあるように、毎日できない人は1日おきでもいいし、1週間に1回でもいいのです。

自分のペースで続けてみると、当たり前だと思っていた日常の中に、感謝が溢れていることに気づきますから。

これはもはや、やらない理由がないですよね。

まとめ:すべては「一点集中スキル」を手に入れるために

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今回ご紹介した3つのテクニックは、バラバラのものではありません。

これらはすべて、これからの時代を生き抜くための「集中力と一点集中スキル」を獲得するための土台なのです。

僕たちは、もはやWindows95のような古いOSで、現代の複雑な課題に取り組むことはできません。

  • マインドフルネス
  • ジャーナリング
  • 感謝日記

これらは、あなたの脳というOSを最新バージョンにアップデートし、学習や仕事のパフォーマンスを飛躍的に向上させるためのメンタルスキルです。

僕自身、これらの実践を通じて、仕事の生産性が上がっただけでなく、ストレスに強くなり、日々の幸福度が格段に上がったと感じています。

まずは今夜、たった一つでいいので「今日、感謝できたこと」を書き出してみてください。

その小さな一歩が、あなたの集中力、そして人生そのものを変える大きなきっかけになるはずです。

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